【飛び系アイアン】おすすめスッキリタイプ5選 2023年 最新モデル

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「アイアンの飛距離が落ちてきたのでやさしく飛ぶアイアンが欲しい」けれども、「大きすぎずスッキリしたカッコいいヘッドの飛びアイアンを使いたい」。

アイアンでも飛距離を出そうというコンセプトのもとに飛び系アイアンというジャンルが確立されて10年くらいたちます。

単純にロフトを立てただけでは球が上がらず、つかまらないので各メーカーが研究を重ね、ソール、トップブレードが厚く、ヘッドサイズを大きくしてユーティリティクラブの様な形状の商品を多く開発してきました。

しかし、ゴルファーの要求は尽きることがなく「もっとすっきりしたカッコいいヘッドで飛ぶアイアンが欲しい」「だけど芯の広い簡単なアイアンがいい」という声が上がってくるようになりました。

現在はゴルファーの難しい要求にこたえ、各メーカーが苦心して開発したクラブが発売されています。

ナオ
ナオ

こんにちはクラブフィッターのナオです

20年以上ゴルファーのクラブ選びをサポートしています

「スッキリシャープなヘッドなのに簡単、飛ぶ」5モデルを紹介します。

紹介するクラブは

ヤマハ 
インプレス ドライブスター
(7番アイアンロフト25度)
4本セット(#7~PW)
別売り #5、#6、AW、AS、SW 

プロギア
03ゼロサン
(7番アイアンロフト26度)
5本セット(#7~PW、AW) 
別売り #5、#6 

ミズノ
JPX923ホットメタルプロ
(7番アイアンロフト28.5度)
5本セット(#6~PW)
別売り #5 

ダンロップ
スリクソンZX4 MK2
(28.5度)
6本セット(#5~PW)
別売り #4 

ヨネックス
イーゾーンGT
(7番アイアンロフト25度)
4本セット(#7~PW)
別売り #5、#6、AW、AS、SW

すべて見た目がすっきりで飛ぶアイアンです。
ぽっちゃりしたクラブは除外しています。

セミアスリートアイアンのことなら↓記事をご覧ください。
【セミアスリート系アイアン】プロモデルっぽいけどやさしくてかっこいい 5機種 | golfer-nao

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INPRES DRIVE STAR アイアン(ヤマハ)

飛び系アイアンの代表的モデル、前作の「UDプラス2アイアン」の形状を大幅に刷新。
スマートな形状なのに驚くほどの飛距離性能。
7番アイアンのロフトが25度、昔の5番アイアンのロフトですね。
芯の大きさも十分広く、球のつかまりもよい。
飛び系アイアンとしてはかなりレベルの高い商品です。

あえて欠点を上げるとしたらダウンブローに打ちこむゴルファーの場合、少し球のあがりが低いかなという点です。
ヘッドのソールが飛び系アイアンとしては薄いのでついつい打ちこみたくなるでしょうが、払って打ったほうが結果がいいですね。
シャフトのしなりを使いたいので、球の高さに不安があるゴルファーは少し柔らかめのシャフトを使う事をおススメします。

ナオ
ナオ

ヤマハが前作までのヘッド形状から大幅にモデルチェンジしました

かなりカッコよくなっています

ドライブスターアイアンについての詳しい情報は↓記事をご覧ください。

03 アイアン(プロギア)

「シャープなフォルムに潜む、野獣の飛び」
ミッドサイズでありながらこのフォルムなら違和感なくアドレスでき、方向性を定めやすい。
高い反発性能と低重心ヘッドの効果で高弾道の飛びが体験できます。
軟鉄鍛造ボディの柔らかい打感も魅力。
7番アイアンのロフトは26度。かなりたってますね。

スライサー、ドローヒッターどちらでも対応できるモデルです。
シャフトを上手に合わせて使用してください。
総重量はシニアモデルほど軽くないのでドライバーのヘッドスピード37m/s以上、平均飛距離190ヤード以上のゴルファーにマッチします。

ナオ
ナオ

シンプルなデザインと形状
やわらかい打感
芸術的なアイアンです

03アイアンについての詳しい情報は↓記事をご覧ください。

JPX923 HOTMETAL PROアイアン(ミズノ)

やさしく飛ばしたい、小ぶりでストレートな顔が好みのゴルファーへ。
ロングアイアンは深低重心でボールが上がりやすく、ミドル~ショートアイアンになるにつれて徐々に重心を高くフローさせることでスピンの効いたコントロールショットを可能にします。

反発性能が高く、飛び系アイアンの部類に入りますが、7番アイアンのロフトは28.5度と「ガチたちロフト」ではありません。
ドライブスター、03、EZONEと比べると1番手おちます。

  • 安心感のある大きめのヘッドが好み
  • 飛距離が欲しい
  • 打点が広く、球が上がってほしい
  • しっかりつかまえてスライスさせたくない
ナオ
ナオ

トップブレードはそれほど薄くはないですが小ぶりなヘッド

フェースコントロールしやすそうな形状です

JPX923ホットメタルプロアイアンについての詳細は↓記事をご覧ください。

SRIXON ZX4 MkⅡアイアン(ダンロップ)

スリクソンらしいシャープな外観でシリーズ最大の飛距離性能と寛容性。
スリクソンと言えば難しいモデルというイメージがありますが、許容範囲の広いヘッドに弾き感のあるインパクトで簡単に飛距離をだせます。

反発性能が高く、飛び系アイアンの部類に入りますが、7番アイアンのロフトは28.5度と「ガチたちロフト」ではありません。
ドライブスター、03、EZONEと比べると1番手おちます。

飛距離とやさしさを重視しているゴルファー向け。
ソール部分が船底のようにカットされているので抜群の抜けのよさです。
球をしっかりつかまえられない、ヘッドスピードがそれほど速くないゴルファーでも安心して使えるモデル。
ヘッドスピードが速いゴルファーはショートアイアンの飛びすぎに注意。

ナオ
ナオ

スッキリボディなのにこの飛び
前作スリクソンZX4からは大幅に進化です

スリクソンZX4 MkⅡアイアンについての詳細は↓記事をご覧ください。

EZONE GT(ヨネックス)

形状は独特ですがスマートです。
ユーティリティアイアンの様なフェースが長いヘッドです。
フェースの高さがあまりなく、見ただけで「低重心だな」とわかる形状。
極薄反発フェースで驚きの飛距離を獲得。
ロフトを立てても球が簡単に上がる、よく考えられたアイアンです。
7番アイアンのロフト25度。そりゃ~飛びますよね。

ナオ
ナオ

独特な形状ですがヘッドは大きく見えません
そしてビックリするほどの飛距離性能

ヘッド素材・製法
(#5~#9 PW AW)本体・S45C軟鉄鍛造+グラファイトハイブリッド+カーボンプレート
フェース(#5~#9)マイティマレージング鋼鍛造 (PW・AW)マイティマレージング鋼圧延材
(AS・SW)本体・S45C軟鉄鍛造+カーボンプレート、フェース・クロムモリブデン鋼圧延材

番手56789PWAWASSW
ロフト角(度)202225283237424855
ライ角(度)60.56161.56262.56363.563.564
バンス角(度)0001235812
クラブ長さ(インチ)39.2538.53837.53736.53635.7535.5

シャフト

カーボン RK-03GT

シャフト硬さRSR
クラブ重量(g)
#7の場合
349358
シャフト質量(g)4554
トルク(度)3.82.8

スチール NSプロ850GHネオ

シャフト硬さRS
クラブ重量(g)
#7の場合
394398
シャフト質量(g)84.588
トルク(度)2.22.1

飛び系スッキリアイアン評価 打ち方 

ロフト順で並べると

1 ヤマハ インプレス ドライブスター(7番アイアンロフト25度)
【DRIVESTAR IRON】ドライブスターアイアン 試打検証 ヤマハ インプレス 最新モデル  | golfer-nao

1 ヨネックス イーゾーンGT(7番アイアンロフト25度)

3 プロギア 03ゼロサン(7番アイアンロフト26度)
【PRGR 03 IRON】シャープな形状で驚きの飛び 試打検証 レビュー | golfer-nao

4 ミズノ JPX923ホットメタルプロ(7番アイアンロフト28.5度)
ミズノニューモデル 【JPX923シリーズ】5モデル 打ち比べ 検証  | golfer-nao

4 ダンロップ スリクソンZX4 MK2(28.5度)
スリクソン最新モデルアイアン 【ZX5 MkⅡ ZX4 MkⅡ】試打評価 特徴と性能 | golfer-nao

ロフトが立っているので飛距離はドライブスター、イーゾーンGTが飛びます。
しかし、シャフトの長さが違うことやヘッドスピードによってショートアイアンの飛距離差が大きくなってしまうことを考えると一概にどれがいいとは言えません。

5つのクラブすべてに言えることですが、立ったロフトで飛ばすために、設計上ヘッドの重心の位置を低くし球を上がりやすくしています。
そのため入射角のきついダウンブローで打つと、ヘッド芯の上側に当たってしまい、ボールに十分なバックスピンがかからず球がドロップしたりショートアイアンが飛びすぎてしまったりします。

なるべく緩やかな入射角で打ちこみすぎないようにすることが「飛び系アイアン」を打ちこなすコツです。

ナオ
ナオ

JPX923ホットメタルプロとZX4 MK2は標準純正シャフトが硬めでしっかりしています
使いこなすにはドライバーのヘッドスピード39m/s以上、平均飛距離200ヤード以上は欲しいです

自分のヘッドスピード、スイングタイプに合わせて飛び系アイアンを選んでください。
形のカッコいいぶっ飛びアイアンで楽しくゴルフをプレーしてみませんか?

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

適正な距離を打ち分けるにはスピン系ボールが必要

アイアンショットをグリーンでピタッと止めるにはスピン系と言われるボールを使うことが必須条件。
バックスピンがしっかり入るとショートアイアンでの飛びすぎのミスを減らすこともできます。

おすすめのスピン系ボールを紹介します。