【軟鉄鍛造の進化】Xフォージド/Xフォージドスター 試打評価!【2024最新モデル】

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キャロウェイゴルフより2024年4月、
【Xフォージド】
【Xフォージドスター】
アイアンが発売されました。
前回のモデルから3年ぶりに姿を現したXフォージドアイアン。
キャロウェイ「軟鉄鍛造アイアン」ファンの1人である私も首を長くしてニューモデルの発売を待っていました。

ナオ
ナオ

クラブフィッターのナオです

25年以上ゴルファーのクラブ選びをサポートしています

メーカー担当者の話によると
「Xフォージド、Xフォージドスター」はアジア専用モデルでアメリカやヨーロッパでは発売されない予定だそうです。
しかし、製品の性能が評価され、すでに海外のトッププロたちも使用。
今後は世界共通モデルとなっていくかも。

発売は2024年4月5日。
カスタム品は4月12日。

X FORGEDアイアン
(プロ、上級者用) 7番(33度)
・NSモーダス3ツアー105(S)
・DG MID 115(S200)NEWシャフト
6本セット
(#5~PW) ¥178,200(税込)
#3、#4 ¥29,700(税込)
ヴィクトリアゴルフ公式オンラインストアで探す

X FORGED STARアイアン
(飛びの軟鉄アイアン) 7番(29度)
・NSモーダス3ツアー105(S)
・NSプロ950ネオ(S)
6本セット
(#5~PW) ¥178,200(税込)
#4 ¥29,700(税込)
ヴィクトリアゴルフ公式オンラインストアで探す

Xフォージド、Xフォージドスターアイアンともにバックフェースがシンプルでカッコよく「アスリートモデル」っぽい仕上がりになっています。

2機種の見ためはよく似ていますが、性能は大きく違います。

Xフォージドは狙った距離を正確に飛ばし、打球の高さ、ボールの回転を自在にコントロールできる「アスリート系アイアン

XフォージドスターはXフォージドよりも7番アイアンで4度ストロングロフトになっています。
ある程度のやさしさで飛距離も欲しい「セミアスリートアイアン

ナオ
ナオ

2機種ともスタイル、性能、打感が抜群なアイアン

キャロウェイの人気モデルアイアンです

Xフォージドはアスリート向けのアイアンで少し難しめですが、Xフォージドスターならヘッドスピードに自信がなくても使えるかも。
スターは前作よりトップブレードが厚くなっています。

Xフォージドスターはドライバーのヘッドスピード約41m/sと45m/sの2パターンで試打をしています。
飛距離など参考にしてみてください。

(注)2機種ともアスリート系アイアンです(簡単なモデルではない)
ドライバーの平均飛距離210ヤード以上のゴルファーにおススメ(アイアンに飛距離を求めるゴルファーには合いません)

比較したいアイアンは↓記事をご覧ください。

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少し難しめ 名器 Xフォージドアイアン 試打レビュー

試打したクラブはXフォージドアイアン 7番 NSモーダスツアー105(S)

ドライバーのヘッドスピード45m/s、平均飛距離が240ヤードのゴルファーを想定してショットしました。

スカイトラックでのデータ画像
ヘッドスピード打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー飛距離
1球目36.521.75335-305159163
2球目36.222.14930-354161166
3球目36.622.55787580156160
平均36.422.15351-26159163
サイドスピン(+スライス-フック)

7番アイアンのキャリーが平均159ヤード。(飛距離163ヤード)
球筋はストレート~軽いドロー。
打ち出しが高く、バックスピンが多いボール。
3球とも球の高さがそろい、ほとんど曲がらない。

インパクトは「ガシュッ」とやわらかいインパクト音。(ボールの感触をしっかり感じます)

ナオ
ナオ

バックフェース、シンプルで美しい
ヘッドは小ぶりでトップブレードも薄め

ストレートなフェースで球をしっかりつかまえても左に大きくフックすることはありません。

ヘッドがコンパクトなので、フェースターンをしっかり使うゴルファーに合います。
ツアーモデルにしては意外に打球が上がりやすく簡単。

インパクトの瞬間フェースが開き、うすいあたりになると飛距離がガクンと落ち、打球も低くなります。

抜けがよく操作性が高い。
ドロー、フェード、打球の高低を打ち分けやすいクラブです。
(繊細な飛距離のコントロールもしやすい)

部類はアスリート向けアイアン。
ドライバーのヘッドスピードは43m/s以上欲しい。
球をつかまえる技術がないと使いこなすことは難しいでしょう。

ナオ
ナオ

1発で気に入りました
打感、抜けが最高

3代目飛びのSTAR Xフォージドスターアイアン 試打レビュー

ドライバーのヘッドスピード45m/s、平均飛距離が240ヤードのゴルファーを想定してショット

試打したクラブはXフォージドスターアイアン 7番 NSモーダス3ツアー105 フレックスS

Xフォージドと同じNSモーダス105(S)シャフトで試打しています。

スカイトラックでのデータ画像
ヘッドスピード打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー飛距離
1球目36.520.44235-244168174
2球目36.421.541930168174
3球目36.421.44505455162168
平均36.421.1431170166172
サイドスピン(+スライス-フック)
ナオ
ナオ

同じヘッドスピードでも、Xフォージドより10ヤードくらい飛びます
ロフトが4度違いますから当然ですね

7番アイアンのキャリーが166ヤード。(飛距離172ヤード)

打ち出し角度は高め、バックスピン量が少し減少します。

打感はXフォージドよりは鈍感ですがやわらかい。
構えた感じ、トップブレードが少し厚め。

重心位置はXフォージドより低く、寛容性は高い。
軟鉄鍛造にしてはよく飛ぶアイアンです。

すっきりしたヘッドなのにつかまりがいい。
飛距離性能、操作性が高く、寛容性もある。
しかもシュっとしてイケメン。
人気でますよ。

試打したクラブはXフォージドスターアイアン 7番 NSプロ950ネオ(S)

ドライバーのヘッドスピード41m/s、平均飛距離が210ヤードのゴルファーを想定してショットしました。

スカイトラックでのデータ画像
ヘッドスピード打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー飛距離
1球目34.221.63939-114151157
2球目34.917.55361-307151155
3球目35.018.94552-659154160
平均34.719.34617-360152158
サイドスピン(+スライス-フック)

7番アイアンのキャリーが152ヤード。(飛距離158ヤード)

打ち出し角度は高め、バックスピンも適度にかかります。
思ったより弾道が高めで、飛距離がでる。

弾道が低すぎず、球がつかまえられるプレーヤーならヘッドスピードに自信がなくても十分に使えるアイアンです。
実際、女子プロゴルファーによく使用されています。

打点が広くつかまりはいいのですが、あくまで「軟鉄鍛造アイアンの中では簡単、飛ぶ」と言う位置づけ。
メチャメチャ簡単なモデルと言うわけではありません。

ナオ
ナオ

しかし、「Xフォージド使いたいけど飛距離も欲しいな」って思ってるゴルファーにはピッタリ

X FORGEDアイアン FORGED STARアイアンの違い おすすめなゴルファー 

Xフォージドアイアンのほうがトップブレードが薄い

Xフォージドアイアンのほうがソールがせまい

Xフォージドスターのほうが大きめで、安心感のある顔です。

Xフォージドスターのほうがロフトが立っている
(7番で4度違う)

Xフォージドアイアン スペック

打感や打球音の素晴らしさは言うまでもなく、ヘッド形状もシンプルなキャビティバック、コンパクトなサイズ、少ないオフセット、刀のように薄いトップブレードと、プロ、上級者を満足させる要素が満載です。
特徴的といえるのはソール形状で、リーディングエッジ側とトレーリングエッジ側に面取りを入れたトライレベル・ソールデザインにより、抜けの良さは抜群。
日本ツアーからの要望で、ヘッド重量がやや軽めにされているところも注目です。

キャロウェイゴルフ公式

ヘッドスペック

ヘッド素材/製法 軟鉄鍛造構造+焼きなまし処理

番手3(特注)4(特注)56789P
ロフト角(度)2023262933374146
ライ角(度)60.060.561.061.56262.56363.25
クラブ長さ(インチ)39.038.538.037.537.036.536.035.75

シャフト NSプロモーダスツアー105(フレックスS)

モーダスツアー105シャフト(約106.5g)は元調子のしっかりしたシャフトです。

先端部分のはしりを抑え、球のつかまりすぎ、上がりすぎをふせぎます。

ドライバーのヘッドスピード43m/s以上、平均飛距離230ヤード以上のゴルファーに推奨。

ダイナミックゴールド(約129g)、モーダス115(118.5g)では少し重いなという場合、同じようなシャフト特性で軽くする時にピッタリです。


ドライバーのヘッドスピード約43m/s
の場合 目安飛距離

番手3456789P
飛距離(ヤード)200187175163150138125112
番手別飛距離目安

シャフト重量106.5g(フレックスS) トルク1.7 元調子

約406g(5番アイアン) 約419g(7番アイアン)
バランス C9

シャフト Dynamic Gold MID115(S200) ダイナミックゴールドミッド115 NEW

ダイナミックゴールドミッド115シャフトは116g、中調子です。

通常のDynamic Goldと比較して、独自のフィーリングを保ちながら、打ち出し角とスピン量が増加。
中間部分を硬め、先端を軟らかめに設計 。
DGのフィーリングを維持しつつ、打ち出し角とスピン量を増加したシャフトです。

ドライバーのヘッドスピード45m/s以上、平均飛距離240ヤード以上のゴルファーに推奨。

ダイナミックゴールドS200(129g)よりも重量が軽くなっています。

ナオ
ナオ

Dynamic Gold MID115シャフト、私にはピッタリ
DGより反応が速く振りやすい
タメの強いゴルファー向きです


ドライバーのヘッドスピード約45m/sの場合 目安飛距離

番手3456789P
飛距離(ヤード)205194182170158146133120
番手別飛距離目安

シャフト重量116g  中調子

約419g(5番アイアン) 約431g(7番アイアン)
バランス D0

グリップ

Callaway Tour Velvetラバー ブラック/ホワイト バックライン無し
約50g 口径60

Xフォージドスター スペック

従来と変わらない完全な1ピース軟鉄(S20C)鍛造で、構造もX FORGEDアイアンと同様のデザインが施されたシンプルなキャビティバックを採用。
ただし、肉厚な部分の面積をより小さくまとめるなど、一定のやさしさも充分に考えられています。
なかでも注目は、フェース外周の造形です。
寛容性を求めて、ややラージサイズのヘッドとしている一方、エッジに面取りを施したことで、プレーヤーには適度な大きさに見えるようになっています。
細部にまで配慮が行き届いており、完成度の高まりを感じさせます。
ソールには、抜けの良さを追求したトライレベル・ソールデザインを採用。I#7がロフト29度と、ややストロングな設定となっており、「単一素材のフォージドなのに、飛ぶ」という最大の特徴も不変。

キャロウェイゴルフ公式

ヘッドスペック

ヘッド素材/製法 軟鉄鍛造本体+ばね鋼フェース溶接+樹脂バッジ

番手4(特注)56789P
ロフト角(度)20232629333843
ライ角(度)60.561.061.562.062.563.063.25
クラブ長さ(インチ)38.53837.53736.53635.75

シャフト NSプロモーダスツアー105(フレックスS)

モーダスツアー105シャフト(約106.5g)は元調子のしっかりしたシャフトです。

先端部分のはしりを抑え、球のつかまりすぎ、上がりすぎをふせぎます。

ドライバーのヘッドスピード43m/s以上、平均飛距離230ヤード以上のゴルファーに推奨。

ダイナミックゴールド(約129g)、モーダス115(118.5g)では少し重いなという場合、同じようなシャフト特性で軽くする時にピッタリです。

ドライバーのヘッドスピード約43m/sの場合 目安飛距離

番手456789P
飛距離(ヤード)190180170160146133120
番手別飛距離目安

シャフト重量105g(フレックスS) トルク1.7 元調子

約410g(5番アイアン) 約424g(7番アイアン)
バランス D1

NSプロ950GHネオ (フレックスS)

NSプロ950GHネオ(約98g)は中調子でつかまりのいいシャフトです。

ドライバーのヘッドスピード41m/s以上、平均飛距離210ヤード以上のゴルファーに推奨。

重すぎず軽すぎないシャフトで速く振りたい。
弾道の高さ、つかまりが欲しいゴルファーに合います。

適合するゴルファー
ドライバーのヘッドスピード約41m/s

番手456789P
飛距離(ヤード)180172162152140128115
番手別飛距離目安

シャフト重量 98g トルク1.7 中調子
バランスD1

グリップ

Callaway Tour Velvetラバー ブラック/ホワイト バックライン無し
約50g 口径60

X FORGED X FORGED STAR アイアン まとめ 総合評価

ソール部分、トップブレードはXフォージドスターのほうが少し厚め

2機種とも打感は良いのですが、Xフォージドスターのほうは少し鈍い感じがあります。

Xフォージドスターのほうが打点が広く、飛距離が出る

評価は軟鉄鍛造アイアンとして

X FORGEDアイアンは球の高さ、左右の曲げ幅、飛距離など細かく調整したいゴルファー向け。
打感、インパクト音、抜けの良さも抜群。
ヘッド重量が軽くフェード、ドローが簡単に打ち分けられますが、使いこなすのには少し技術がいります。
プロ、スイング技術が高いプレーヤーが使用する硬派なモデルです。

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評価は軟鉄鍛造アイアンとして

X FORGED STARアイアンはつかまりがよく、飛距離も出る。
見た目はアスリート系アイアンですが使ってみると意外と簡単。
アスリートモデルを使いたいけど少し簡単にしたいゴルファー向け。
軟鉄鍛造でこの「やさしさと飛距離」は他にはありません。

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試打をした一般ゴルファーの口コミ

Xフォージドアイアンを使用したゴルファー(ヘッドスピード約45m/s~)の感想 
シャフト Dynamic Gold MID115(S200)

「キャロウェイの軟鉄鍛造アイアンを待っていました。芯で打った時の打感が最高。バックスピン量、高さ、バッチリ。つかまりがよく右にペラッといかない。ガツンと入っても飛びすぎないのがいいですね。」

Xフォージドスターアイアンを使用したゴルファー(ヘッドスピード約42m/s~)の感想 
シャフト N.S.PRO 950GH neo(S)

「シュっとしてきれいなフェースにしてはつかまるし飛ぶ。打感もよく少々芯を外してもまずまずの結果。私のようなヘッドスピードでも使える軟鉄鍛造アイアンです。」

ナオ
ナオ

私は決めました
Xフォージドアイアン使います

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

適正な距離を打ち分けるにはスピン系ボールが必要

アイアンショットをグリーンでピタッと止めるにはスピン系と言われるボールを使うことが必須条件。
バックスピンがしっかり入るとショートアイアンでの飛びすぎのミスを減らすこともできます。

おすすめのスピン系ボールを紹介します。

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