ヘッドスピード35~39m/sで一番飛ぶドライバーはどれ? 試打検証 厳選5モデル 2023

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ドライバーの飛距離を出すために1番必要な要素はヘッドスピードです。
ヘッドスピードが速い(45m/s以上)ゴルファーはボールを上手くヒットすることができれば、簡単に遠くに飛ばすことができます。
それはわかっているのですが、ヘッドスピードって一生懸命に振っても速くなりませんよね。
(ドライバーのヘッドスピードは38~42m/sがゴルファーの平均です)

ナオ
ナオ

心配ありません

今の時代、いい道具はたくさんありますよ

「ヘッドスピードは遅いのにやたらとよく飛ぶなー」って言うゴルファー、近くにいないですか?

スイング技術はもちろんですが、もしかしたら使っているドライバーのおかげかも

市場に数あるドライバーの中から「ヘッドスピードが38m/s以下でも飛ぶドライバー」を厳選して5モデル、実際に打ち比べてランキングします。
ドライバーの機能が丸裸になる企画です(笑)

ナオ
ナオ

こんにちは

クラブフィッターのナオです

20年以上ゴルファーのクラブ選びをサポートしています

ヘッドスピードが遅くても飛ぶドライバーランキング

1位
PARADYM MAX FAST(キャロウェイ)
純正シャフト 定価 ¥96,800(税込)

2位
G430HL MAX(ピン)
純正シャフト 定価 ¥93,500(税込)

3位
STEALTH GLOIRE(テーラーメイド)
純正シャフト 定価 ¥97,900(税込)

4位
DRIVE STAR(ヤマハ)
純正シャフト 定価 ¥92,400(税込)

5位
XXIO12(ダンロップ)
純正シャフト 定価 ¥88,000(税込)

ドライバーショットのヘッドスピードは36~39m/s。
7番アイアンの飛距離は約135ヤード位のゴルファーを想定して試打比較しました。

正直なところ、この5つのモデルの実力差は誤差レベル。
飛距離だけでなく打ちやすさ、曲がりも加味して個人的な見解でランク付けしています。
遊び感覚でご覧ください。

ドライバーのヘッドスピードが
35m/sくらいなら160ヤード、37m/sで180ヤードくらいの飛距離が平均的です。
ヘッドスピード39m/s以下で200ヤード以上飛べば、かなり効率がいい飛ばし方をしています。

ナオ
ナオ

カットスイングのスライサー想定で試打しています(ミート率は高め)

試打したドライバーは、つかまりがいいクラブばかりでフックしちゃうんですけどね

試打したドライバーのロフトは10.5度、シャフトはすべてメーカー純正のフレックスRです。
(ピンG430HLはNX45シャフト フレックスなし)

(注)ヘッドスピードが速いゴルファーは対象外です。
ドライバーのヘッドスピードが42m/s~のゴルファーは↓記事をご覧ください。

ハンサムなドライバーについての詳細は↓記事をご覧ください。

最新の人気フェアウェイウッドについては↓記事をご覧ください。

最新の人気ユーティリティについては↓記事をご覧ください。

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1位 PARADYM MAX FAST ドライバー 試打結果

試打したドライバーのスペック

ヘッド体積  460CC
ロフト    10.5度
総重量    約276g
シャフト   SPEEDER NX 40 for Callaway
フレックス R
シャフト重量 約46g トルク5.6 中調子

スカイトラックでのデータ画像
ヘッドスピードボール初速打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー飛距離
1球目39.556.314.71980-119191216
2球目37.754.815.12189-33186209
3球目38.754.9.14.71909-231182208
平均38.655.314.82026-128186211
サイドスピン +スライス-フック

ヘッドスピード38.6m/sで飛距離211ヤード。
飛ぶぞ! 素晴らしい!

打ち出し角は高すぎず、低すぎず。
バックスピンが少なめ、落ちてからのランがよく出ます。

少しコスって打っているのですが、抜群のつかまりのよさ。
軽くドローしています。
つかまりのよさで強弾道、ビックボールを生み出していますね。

打感は硬すぎず心地よい感触。

総重量は276g、軽いですね。
シャフト先端のしなりが強く、ヘッドが勝手にはしります。

芯の大きさも広く、多少のミスヒットなら変わらず飛距離をキープ。

ライ角アップライト、ドローバイアス設計のヘッド、つかまりのいいシャフトの効果でスライスは打てません。

ナオ
ナオ

ヘッドスピードに自信がないスライサーにピッタリ

ドローヒッターはシャフト、ロフトで調整してください

(注)フッカーにこのドライバーは合いません

PARADYM MAX FAST ドライバーの詳細については↓記事をご覧ください。

2位 G430HL MAX ドライバー 試打結果

試打したドライバーのスペック

ヘッド体積  460CC
ロフト    10.5度
総重量    約274g
シャフト   FUJIKURA SPEEDER NX 45
フレックス  ー
シャフト重量 約45g トルク5.1 先中調子

スカイトラックでのデータ画像
ヘッドスピードボール初速打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー飛距離
1球目37.955.215.51970-238186210
2球目39.356.814.41977-452192217
3球目38.755.814.23655-231193204
平均38.655.914.72534-975190210
サイドスピン +スライス-フック

ヘッドスピード38.6m/sで210ヤード、これもすごい。

打ち出し角が高めでキャリーがよく出ます。
つかまりもよく、すべてドローボール。

総重量は274g。
ロフト、ライ可変式モデルでこの重量の軽さ!

ヘッド後方についているウェイトをトゥ側に動かせばフェード、ヒール側に動かせばドロー。
G430HLドライバーにはもう1機種SFTモデルがありますが、SFTのほうがドローバイアスが強め。
(試打したG430HL MAXもつかまりはいいほうです)

長所は5機種の中では唯一、ロフト、ライ可変式スリーブと後方ウェイトで細かい弾道調整ができること。
シャフトの重量もNX45(45g)とNX35(38g)が選べるので、パワーに自信がなくても対応できます。

シャフトのしなりが大きく球の上がり、つかまりは抜群。
ヘッドスピードが速くなってくるとしなりすぎて球が散ってしまうでしょう。

ヘッドスピードが速いレディースゴルファーにも相性がいいドライバーです。

ナオ
ナオ

弱点はシャフトフレックス(R、SR、S)がないこと

NX45がSR、NX35がRフレックスのイメージですね

G430HL MAX ドライバーの詳細については↓記事をご覧ください。

3位 STEALTH GLOIRE ドライバー 試打結果

試打したドライバーのスペック

ヘッド体積  460CC
ロフト    10.5度
総重量    約272g
シャフト   FUJIKURA SPEEDER NX FOR TM
フレックス  R
シャフト重量 約43g トルク7.2 先中調子

スカイトラックでのデータ画像
ヘッドスピードボール初速打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー飛距離
1球目39.155.218.62074281192210
2球目39.154.717.52411107189206
3球目38.155.515.9224133192212
平均38.855.117.32242140191209
サイドスピン +スライス-フック

ヘッドスピードが38.8m/sで飛距離209ヤード。
なかなかの好成績です。

ヘッドのフェース、クラウン、ソールまでカーボンを使い重量の大幅な軽量化に成功。
シャフト、グリップも軽く総重量は272g。

ドローバイアス強め、シャフトトルクゆるめな設計ですが、つかまりすぎてフックするということもなく、高弾道できれいな飛び姿。

インパクトの打感はやわらかめですが、「形状」「内部構造」を組み合わせて音響性能を磨き心地よい打音。

球の上がり、曲がりにくさ、芯の大きさ、すべてにおいてやさしさを感じるドライバーです。

1発の飛びというより平均の飛距離が安定するドライバー。

ナオ
ナオ

球が上がりやすい、やさしいドライバーを求めているゴルファーにピッタリ

カーボンフェースとは思えない弾きのよさも感じます

ヘッドの色が好みかどうか?ですね

STEALTH GLOIRE ドライバーの詳細については↓記事をご覧ください。

4位 DRIVE STAR ドライバー 試打結果

試打したドライバーのスペック

ヘッド体積  460CC
ロフト    10.5度
総重量    約279g
シャフト   SPEEDER NX FOR YAMAHA M423D
フレックス  R
シャフト重量 約45.5g 中調子

スカイトラックでのデータ画像
ヘッドスピードボール初速打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー飛距離
1球目40.156.015.42562342195213
2球目38.354.316.4235470186205
3球目38.854.016.12429325184203
平均39.154.816.02448246188207
サイドスピン +スライス-フック

ヘッドスピード39.1m/sで207ヤード。
すべての数値が高水準でバランスが良い。

カットスイングが強めになったのですが、ほとんどスライスせず真っすぐ。
曲がりませんね。

弾道も高めで欠点が見つかりません。

純正グリップの細さ、ヘッドの効き具合によってヘッドがターンしやすく、右に行きそうな感じはしません。

スライサー、球の低いゴルファーと相性はピッタリ。

打感は適度な弾き感で心地よいインパクト。

ナオ
ナオ

ドライブスターといえばアイアンが人気ですが、ドライバーも「使いやすい、やさしい、飛ぶ」高評価です

前回のモデルとは違いヘッドスタイルは構えやすく、正統派な「イイ顔」

ドライブスタードライバーの詳細については↓記事をご覧ください。

5位 XXIO12 ドライバー 試打結果

試打したドライバーのスペック

ヘッド体積 460CC
ロフト   10.5度
総重量   約282g
シャフト  ゼクシオ MP1200 カーボン
フレックス R
シャフト重量 約36g トルク6.6 
       中調子

スカイトラックでのデータ画像
ヘッドスピードボール初速打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー飛距離
1球目37.053.517.42019-91182202
2球目39.155.818.02732363195208
3球目38.155.317.13023-177194206
平均38.154.917.5259132190205
サイドスピン +スライス-フック

安定と信頼、実績のあるXXIOブランド。
やはり、やさしい。

ヘッドスピード38.1m/sで205ヤード。
爽快なインパクト音と共に、しっかりつかまった高弾道ボールが飛んでいきます。

総重量は282gなのですが、シャフト(36g)、グリップ(31g)を軽くしてヘッドを重く設計しています。
軽いシャフトでヘッドスピードを上げ、重いヘッドでボールにインパクト。
XXIOテクノロジーでやさしく飛ばせるドライバーに仕上がっています。

特徴はインパクト音。
高く爽快な打音が響きます。

打ち出し角が高く、バックスピン量も適量なので球が上がりやすく、キャリーがよく出ます。

ナオ
ナオ

海外モデルに押されているドライバー市場ですが、25年近く売り上げランキングのトップを保っているゼクシオ。さすがの底力ですね

1発の飛距離よりは安定感。

機能・特長

ActivWing アクティブウイング
高初速を生み出す
「空力コントロール」

ダウンスイング前半の空力をコントロールすることでヘッド挙動を安定させるテクノロジー。
打点のバラつきを抑えるだけでなく、適正なフェース角へ導くことで
パワーを逃すことなくインパクトを迎える新発想のヘッド構造。

REBOUND FRAME
リバウンドフレーム
高反発を生み出す「たわみの進化」

オフセンターショットに強いカップフェースを採用したゼクシオ独自の「REBOUND FRAME」
「軟・剛・軟・剛」の4層構造がさらに大きなたわみを生み出し、反発エリアの拡大を実現。

ダンロップカタログより

ヘッドスピードが遅くても飛ぶドライバー 総合評価

飛距離の点ではキャロウェイのPARADYM MAX FAST、上がりやすいクラブはヤマハのDRIVE STAR、ダンロップのXXIO12でしたが、正直言うともう一回比較すると結果は変わったかもしれません。
現時点発売されている商品の中では最高峰の5モデル、差が付きにくいはずです。

ヘッドスピードに頼らず飛距離を出そうとすれば、「初速、打ち出し角、バックスピン量、芯の大きさ、つかまりやすさ」を高めるしかありません。
この5つのモデルは「初速、打ち出し角、バックスピン量、芯の大きさ、つかまりやすさ」のバランスが優れているということですね。

飛び曲がりバックスピン球の高さ打感
PARADYM MAX FASTよく飛ぶつかまり強い少ない普通
G430HL MAXよく飛ぶつかまり強い少ない弾く
STEALTH GLOIRE飛ぶつかまる普通高い柔らかい
DRIVE STAR飛ぶつかまる多い高い普通
XXIO12飛ぶつかまる多い高い弾く

飛距離はPARADYM MAX FASTG430HL MAXが優勢。

上がりやすさはDRIVE STARXXIO12が抜群。

打感、バランスの良さはSTEALTH GLOIREですね。

G430HL MAXはシャフトの硬さが選べない(NX35、NX45、重さのみ)が欠点。
ヘッドスピードが速くなると曲がりが大きく、球が上がりすぎることがあります。
そのかわり唯一のロフトライ可変式モデル。
詳細な弾道調整が可能です。

ナオ
ナオ

PARADYM MAX FASTドライバーはバランスがとれたいいクラブです

ドライバー部門、キャロウェイは強いですね

最後までお付き合い頂きありがとうございます。

Q
ヘッドスピードは計測器によって変わるのですか?
A

はい、変わります。計測器によっても遅い、速いがありますし、スイングによっても変わります。(トップした時、カットスイングは速くなりやすい)
正確に計測結果を判断するなら、ボール初速を見るのがいいでしょう。

Q
軽量ドライバーのグリップを交換したら異常に振りにくくなりました。
何か原因はありますか?
A

軽量ドライバーには決まって超軽量の純正グリップが装着されています(30gくらい)。
市販のグリップ(48gくらい)を取り付けると総重量が重く、ヘッドバランスが軽い振りにくいクラブになってしまいます。
グリップ交換の際は同じくらいの重量のグリップを交換してください。

1W DRIVER
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