【試打比較】スライスしないドライバー おすすめ最新5モデル 2024

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ドライバーショットの悩みで多い飛ばないスライス。

左のOBすれすれに打ち出したのに右の隣のコースまで曲がってしまう😥

一生懸命振れば振るほど大きく右にまがってしまいます。

スイングを練習してもどうしてもスライスが直らないというゴルファーは、ドライバーを変えてみてはいかがですか?

ナオ
ナオ

クラブフィッターのナオです
25年以上ゴルファーのクラブ選びをサポートしています

最近のドライバーはアマチュアゴルファーのスイングを徹底的に研究し、スライスショットが少しでも遠くへ真っすぐ飛ぶように開発されています。

自分のスイングに合ったドライバーを見つけて、ナイスショットを連発。
ライバルたちを驚かせてみませんか?

ドライバーのヘッドスピードが39~43m/sくらいのカットスライサーで「最新のクラブで球がよくつかまるドライバーは何?」と聞かれれば5つのクラブをお勧めしています。

スライスするゴルファーにお勧めクラブは

プロギア
RSジャスト RS D

重量約296g(SR)
AmazonでRS Dを探す
お買い得になっています

テーラーメイド 
STEALTH GLOIRE
重量約275g(SR)
Amazonでステルスグローレを探す
お買い得になっています

ピン
G430SFT

重量約297g(SR)
AmazonでG430SFTを探す

ダンロップ
スリクソンZX5 MkⅡ
重量約300g(SR)
AmazonでZX5 MK2を探す
お買い得になっています

キャロウェイ
ビッグバーサ 2023
重量約299g(SR)
Amazonでビッグバーサを探す
お買い得になっています

元カットスライス打ちだった筆者が実際に試打をした結果よい成績が出た5モデルを解説します。(スライス打ちは得意です)

計測に使用したクラブはすべてロフト10.5度、シャフトは純正シャフトのSR(ビッグバーサはS)です。

ドライバーのヘッドスピードを約41~42m/s、インパクトでフェースオープンになるスイングで計測しています。

5機種ともつかまりが抜群で、ほとんどスライスしません。
(注)よっぽどフェースを開いて打ってしまえば何を使っても大スライスになってしまいます。

ドライバーのヘッドスピードが38m/s以下のゴルファーは↓記事をご覧ください。

飛んで曲がらないドライバーをお探しなら↓記事をご覧ください。

ブリヂストンから最新のつかまるドライバー「B2HT」出ました↓。

スライスに強く つかまるドライバー 5選

5機種のクラブの純正シャフトはドライバーのヘッドスピードが38m/s~43m/sくらいまでのゴルファーに合います。

総重量はステルスグローレが約275gと一番軽く、スリクソンZX5 MK2が300gでいちばん重くなります。

ヘッドスピードが44m/s以上のゴルファーはメーカー推奨の60ℊ台のカスタムシャフトをお勧めします。

ステルスグローレをのぞく4つのドライバーはロフト可変式(カチャカチャ)モデル。
自分好みのロフトに変えることができます。(±1.5度くらい)

プロギア RSジャスト RS Dドライバー(ギリギリの高初速)

「飛距離の約70%は、初速で決まる」
反発規制ルール「ギリギリ」の高初速は今までにない飛距離を実現している。
驚初速、ハイドローで攻める。
しっかりつかまえて、高弾道で飛ばす。

プロギア解説
スカイトラックでのデータ画像
スカイトラックでのデータ画像
ヘッドスピード打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー飛距離
1球目41.717.8288342219230
2球目41.718.73469252215223
3球目41.516.71997150220239
平均41.617.72783148218231
サイドスピン(+スライス-フック)

試打してみた感想、特徴

ヘッドスピード41.5m/s、飛距離239ヤード、よく飛んでいます。

カットにインパクトしてもスライス回転が少なく、真っすぐ飛び出します。

奇をてらわないヘッド形状、ストレートなフェースでとても構えやすい。

打点が広く、芯を外してどこで打ってもそれほど距離はおちません。

打感がやわらかく、弾くというより引っ付く感じ。

RS Dドライバーでボールにスライス回転を付けるのは難しいでしょう。
アウトサイドインのカットスイングゴルファーには抜群の相性です

RS Dドライバーの総重量は10.5度、Diamana FOR PRGR SILVER フレックスSRで296g
最近発売されているのクラブの中では軽すぎず、重量感のあるクラブです。

ヘッドのロフト設定は 9.5度と10.5度 460㎤。
ヘッド構造はチタンフェース、カーボンクラウン。

純正シャフトはDiamana FOR PRGR SILVER を採用。

手元部分がやわらかく、全体がしなり、走り感、つかまり感のあるシャフト。

ナオ
ナオ

打感は柔らかめでボールがしっかりフェースに乗っているようで心地のいい感触です
ボール初速がうわさどおり速く、飛びますね~

ヘッドスピード別の参考フレックス

38~40m/s Rフレックス
39~42m/s SRフレックス
41m/s~  Sフレックス

左に打ち出して右に曲がるスライスが大きい場合は少し柔らかめのフレックスがおススメ

シャフト硬さSSRR
シャフト重量52g49g46g
シャフトトルク6.16.56.5
クラブ重量299g297g295g
バランスD2D1.5D1

キックポイント 先中調子
クラブ長さ 45.5インチ

グリップ 
プロギアオリジナル  50g M60相当 バックライン無し 

プロギアRS Dドライバーについての詳しい情報は↓記事をご覧ください。

テーラーメイド STEALTH GLOIR (軽さとドローバイアスでつかまえる)

先進の複合素材によるボディ構造と、軽量カーボン+「ツイストフェース」がもたらす、驚異的なボール初速と高い安定性、そして更なる低重心設計。飛距離、打音、すべてを高次元で叶え、バックウェイトが発揮する高い寛容性によりミスヒットに強い、やさしく飛ばせる軽量クラブ設計のステルスグローレドライバー。

テーラーメイド解説
スカイトラックでのデータ画像
ヘッドスピード打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー飛距離
1球目42.718.72710-200226237
2球目42.418.62436-549224237
3球目41.416.72778-369221234
平均42.118.02641-373224236
サイドスピン(+スライス-フック)

試打してみた感想、特徴

メッチャつかまる」が1番の感想です。
ドローボールになっていますよ。

ヘッドスピード42.4m/s、飛距離は237ヤード、高弾道でよく飛びます。

人気モデルステルスドライバーにも採用されているカーボンフェース採用

ヘッド上部の白いラインがターゲットに対してスクエアに構えさせてくれます。

テーラーメイドのドライバーらしくバックスピンが多くなりすぎず、ボール初速もかなり速めに出ます

またカーボンフェースだということを忘れさせるようなしっかりした弾き感のある打感、打音です。

現行モデルのステルス2ドライバーも人気商品ですが、つかまり、球の上がりやすさ、振りやすさの点でステルスグローレが勝っています。

ナオ
ナオ

重量が軽いのでヘッドスピードがあまり速くなく、パワーに自信のないゴルファーにピッタリ

扱いやすいドライバーです

ヘッドがターンしやすいのでインサイドアウトのプッシュスライスで悩んでいるゴルファーにもオススメ。

軽い素材であるカーボンをフェースとクラウン(ヘッドの上部)に採用することによって余剰重量を作り出し、最適な重心深度、低重心化に成功。

「ドローバイアス設計によりフェースをスクエアに戻してインパクトしやすい」、フェースがターンしやすくなっています。

クラブの総重量は約275g(SR)、軽量でヘッドスピードが上がりやすく操作しやすい。

ヘッドスピードが43m/sを超えてくると少しアンダースペック(球が吹けあがったり、曲がりが大きくなったりします)。

ヘッドのロフト設定は 9.5度と10.5度と11.5度 460㎤。
ヘッド構造はカーボンツイストフェース、チタン+カーボンクラウン。

純正シャフトはFUJIKURAと共同開発したオリジナルシャフトSPEEDER NX FOR TMを採用。

シャフト先端のしなり戻りが速くつかまりの強いシャフトです。

ヘッドスピード別の参考フレックス

37~40m/s Rフレックス
38~41m/s SRフレックス
41m/s~  Sフレックス

右に打ち出して右に曲がるスライスが大きい場合は少し硬めのフレックスがおススメ

シャフト硬さSSRR
シャフト重量約48g約45g約43g
シャフトトルク6.77.07.2
クラブ重量約278g約275g約272g
バランスD3D3D3

キックポイント 先中調子
クラブ長さ 46インチ

グリップ Lamkin Crossline BK/GR CP22(口径60X/33.5g)

ステルスグローレドライバーについての詳しい情報は↓記事をご覧ください。

ピン G430SFT(つかまるヘッドで理想の弾道)

ヒールよりの重心設計で、安定したつかまりと最大初速を実現するヘッドへ進化。
弾道調整機能により理想の弾道へ。

PING解説
スカイトラックでのデータ画像
スカイトラックでのデータ画像
ヘッドスピード打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー飛距離
1球目41.518.33062-405220230
2球目41.219.82835-590214223
3球目42.114.32558-735218236
平均41.617.52818-577217230
サイドスピン(+スライス-フック)

試打してみた感想、特徴

人気商品ピンG430シリーズ、3機種のヘッドのなかで1番つかまるG430SFTモデル。

ヘッドスピード42.1m/s、飛距離は236ヤード、すべて軽いドローボール

試打のデータではボール初速、飛距離では少し控えめな数値ですが、球のつかまりでは際立って成績の良いモデルでした

インパクトでフェースが開きにくく、安定したつかまりと高初速で飛距離を稼ぎます。

ドロー設計、高MOI(慣性モーメント)の影響なのでしょう、球が右に行きません

多少芯を外して打っても大きく飛距離が落ちることなく曲がらず飛んでくれます。

ナオ
ナオ

どうしてもスライスを少なくしたい場合はヘッド後方についている高比重ウェイトをドローポジション側に設置すればさらに最強です

アウトサイドインのカットスライスゴルファーに合います。
球が上がりやすいのでダウンブロータイプにもピッタリ。

クラブの総重量は約297g(SR)。

ヘッドのロフト設定は 10.5度 460㎤
ヘッド構造はチタン(フェース)、チタン(ボディ・クラウン)。

純正シャフトはALTA J CB BLACKを採用。

先端部分がやや走るタイプのシャフトのように感じました。

ヘッドスピード別の参考フレックス

38~40m/s Rフレックス
39~42m/s SRフレックス
41m/s~  Sフレックス

左に打ち出して右に曲がるスライスが大きい場合は少しやわらかめのフレックスがおススメ

シャフト硬さSSRR
シャフト重量58g53g49g
シャフトトルク5.05.25.3
クラブ重量約302g約297g約293g

キックポイント 先(R)、中先(SR)、中(S)
クラブ長さ 45.75インチ

グリップ G360 LITE TOUR VELVET ROUNDバックライン無し (アクア 45g)

ピンG430SFTドライバーの詳細は↓記事をご覧ください。

ダンロップ スリクソンZX5 MkⅡ(大きな飛距離と寛容性)

しっかりつかまる高い弾道。やや大きめの投影面積で安心感のあるヘッド形状で真っすぐ遠くまで飛ばすイメージができる、やさしさと飛距離を両立させたドライバー。

ダンロップ解説
スカイトラックでのデータ画像
スカイトラックでのデータ画像
ヘッドスピード打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー飛距離
1球目41.718.22333-712220234
2球目41.219.42075-312216231
3球目42.316.82604-115222236
平均41.718.12337-380219234
サイドスピン(+スライス-フック)

試打してみた感想、特徴

ダンロップアスリートモデル、スリクソンの中で1番つかまる、やさしいドライバーZX5 MkⅡ

試打のデータでは抜群のつかまりバックスピンの少ない強い弾道が特徴

少し球が左右に散らばってしまいましたが、打ち手の問題🙇

平均ヘッドスピード41.7m/s、飛距離は234ヤード、ヘッドスピードの割には飛んでいます。

インパクトでフェースが開きにくく、安定したつかまりと高弾道。

フルチタン構造でフェースとボディの継ぎ目がなく、大きなたわみを生み出しています。
このためインパクトでボールがフェースに引っ付き、弾き飛ばすような感覚を味わえます。

ナオ
ナオ

アスリートモデルにしてはやさしい、つかまりの強いクラブです
インパクトのやわらかさ、弾き感がサイコー

どちらかというとアウトサイドインのカットスライスのゴルファーに合います。
球が上がりやすいのでダウンブローのタイプにもピッタリ。

クラブの総重量は約300g(SR)。

ヘッドのロフト設定は 9.5度と10.5度 460㎤
ヘッド構造はチタン(フェース)、チタン(ボディ・クラウン)。

純正シャフトはDIAMANA ZX-Ⅱ 50を採用。

全体的にしなる、くせのないシャフトのように感じました。

ヘッドスピード別の参考フレックス

38~40m/s Rフレックス
39~42m/s SRフレックス
41m/s~  Sフレックス

左に打ち出して右に曲がるスライスが大きい場合は少し柔らかめのフレックスがおススメ

シャフト硬さSSRR
シャフト重量49g47g45.5g
シャフトトルク5.85.96.0
クラブ重量約302g約300g約298g

キックポイント 中調子
クラブ長さ 45.75インチ

グリップ ツアーベルベットラバー360 バックライン無し (口径60 50g)

ダンロップ スリクソンZX5 MkⅡドライバーの詳細は↓記事をご覧ください。

キャロウェイ ビッグバーサ(つかまり抜群スライスゼロ)

自信を持って振っていける、ビッグサイズのヘッド
モデル専用のX字型JAILBREAKテクノロジーを搭載
AI FLASHフェースは、大きなフェースを考慮したものに
PARADYM Xドライバー以上のドローバイアス

キャロウェイゴルフ公式
スカイトラックでのデータ画像
ヘッドスピードボール初速打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー飛距離
1球目42.258.611.22750407202226
2球目41.457.514.32308705198219
3球目41.258.013.92200197200224
平均41.658.013.12419436200223
+スライス -フック

試打してみた感想、特徴

インパクトの打感はカーボンクラウン特有の柔らかめな感触。
ボールをつぶして運ぶ感覚があります。

平均ヘッドスピード41.6m/s、飛距離は223ヤード
適度なバックスピン量でスライスせず、まずまず飛んでいます。

ビッグバーサドライバーというとシニア向けの印象があるかもしれませんが、このモデルは違います。
重量感があり、シャフトもしっかりめ。

かなりカットに打ったのですがスライスしません。

ナオ
ナオ

可変式のスリーブをD設定にすれば最強ですね

カットスライスも強弾道フェードになります

どちらかというとパワーのあるゴルファーに合います。
バックスピン量が減りすぎないので球が低いゴルファーにもピッタリ。

クラブの総重量は約299g(SR)。

ヘッドのロフト設定は 10.5度 460㎤。
ヘッド構造はチタンボディ+トライアクシャル・カーボンクラウン。

純正シャフトはSPEEDER NX for Callawayを採用。

全体的にしっかりした、くせのないシャフトのように感じました。

ヘッドスピード別の参考フレックス

39~41m/s Rフレックス
40~42m/s SRフレックス
42m/s~  Sフレックス

球が高い、つかまりが強い場合 → 硬めのシャフト

シャフト硬さSSRR
ラインアップ10.5
バランスD3
クラブ重さ約301g約299g約297g
シャフト重さ約54g約52g約50g
シャフトトルク4.24.44.6
シャフト調子中調子

キックポイント 中調子
クラブ長さ 45.375インチ

グリップ 
GOLF PRIDE JV ブラック/シルバー バックライン有り
約41g 口径60

キャロウェイビッグバーサドライバーの詳細は↓記事をご覧ください。

スライスに強いドライバー 総合評価

5機種のドライバーの重量はテーラーメイドのステルスグローレドライバー(SRシャフト)が275gと1番軽いモデルとなりましたが、他の4機種は平均では298gと最近の軽量化クラブの流れとは一線を画すモデルとなっています。
(最近のアベレージゴルファー用ドライバーの重量は280ℊ台が多くなっています)

飛びつかまり球の高さ重量コスパ
RSジャスト RS D中~高約296g
STEALTH GLOIRE約275g
G430SFT約297g
ZX5 MkⅡ中~高約300g
ビッグバーサ 2023約299g

試打のデータ上では飛距離は、ほぼ同じくらい。
ビッグバーサはSシャフトで試打したため、弾道がやや低め。
つかまりも弱めでした。🙇

特徴的にはテーラーメイド ステルスグローレの重量が極端に軽く、キャロウェイビッグバーサの飛びが少し物足りないこと。

ナオ
ナオ

ただしビッグバーサは1番カットスイング強めで打っています。
スライスを防ぐという点では高評価ですね。

プロギアRS D、ピンG430SFT、スリクソンZX5 MkⅡドライバーは横一線です。

フッカーや球がふけあがるゴルファーは、自分の癖が強調されすぎて逆に飛ばなくなることもあります

左に行かせたくないゴルファーは↓記事を参考にしてください

モデルごとに見た目、性能に特徴がありますので、自分の好みでヘッドを選び、自分史上最高の飛びを目指しましょう。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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コメント

  1. tak K より:

    こんにちは。
    比較的多くのフィッター、ティーチングプロのクラブ紹介の記事、you tube等でヘッドスピード42/mを平均モデルにデータをアップされています。私は平均モデルで見せるなら39〜40/mで無いと誤解を生むか参考になり辛いと感じますが如何でしょうか?

    • ナオ ナオ より:

      tak K 様、当サイトの記事を読み、さらにコメントをくださりありがとうございます。

      どれくらいのヘッドスピードのゴルファーが、この記事で紹介するドライバーを使用するのかイメージして記事を作成していますが、ヘッドスピードの平均は難しく対象を絞り込むには困難を極めます。
      このゾーンのクラブを使用するゴルファーの平均ヘッドスピードは38~43m/sくらいと幅があります。
      42m/sであれば十分参考になるかと思ったのですが、上手く伝わっていなかったようですね。
      私の力不足です。
      わかりやすい表現としてヘッドスピードを優先的に書いてしまっていることには大いに考えさせられました。
      今後の記事作成のヒントにさせて頂きます。
      ご意見ありがとうございました。