【2023年】スライサーにおすすめ よくつかまるドライバー 厳選5モデル

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ドライバーショットの悩みで多い飛ばないスライス。

左のOBすれすれに打ち出したのに右の隣のコースまで曲がってしまう😥

一生懸命振れば振るほど大きく右にまがってしまいます。

スイングを練習してもどうしてもスライスが直らないというゴルファーは、ドライバーを変えてみてはいかがですか?

ナオ
ナオ

こんにちはクラブフィッターのナオです

20年以上ゴルファーのクラブ選びをサポートしています

最近のドライバーはアマチュアゴルファーのスイングを徹底的に研究し、少しでも遠くへ真っすぐ飛ぶように開発されています。

自分のスイングに合ったドライバーを見つけて、ナイスショットを連発。
ライバルたちを驚かせてみませんか?

ドライバーのヘッドスピードが38~43m/sくらいの超スライサーで「最新のクラブで球がよくつかまるドライバーは何?」と聞かれれば5つのクラブをお勧めしています。

スライスするゴルファーにお勧めクラブは

プロギア
RSジャスト RS D

重量約296g(SR)

テーラーメイド 
STEALTH GLOIRE
重量約275g(SR)

ピン
G430SFT

重量約297g(SR)

ダンロップ
スリクソンZX5 MkⅡ
重量約300g(SR)

タイトリスト
TSR2
重量約303g(SR)

元カットスライス打ちだった筆者が実際に試打をした結果よい成績が出た5モデルを解説します。(スライス打ちは得意です)

計測に使用したクラブはすべてロフト10.5度(TSR2は10度)、シャフトは純正シャフトのSRです。

ドライバーのヘッドスピードを約42m/s、ややフェースオープンなスイングで計測しています。

5機種ともほとんどスライスしません。

(注)よっぽどフェースを開いて打ってしまえば何を使っても大スライスになってしまいます。

レディースゴルファー用のよく飛ぶドライバーランキングは↓記事をご覧ください。

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つかまりがよく飛ぶ ドライバー 5選

「スライスが出て困るんですけど」と言われるゴルファーにお勧めするドライバーです。

その他のモデルもたくさん試打してみたのですが特にこの5機種は成績がいいのです。

5機種のクラブの純正シャフトはドライバーのヘッドスピードが38m/s~43m/sくらいまでのゴルファーに合います。

総重量はステルスグローレが約275gと一番軽く、TSR2が303gでいちばん重くなります。

実際に試打してみた結果、5機種のクラブで飛距離、つかまりのデータはほとんど変わりませんでした。
正直、この5機種モデルであればどれを使っても大スライスは出にくいと思います。
ヘッド形状、重量、打感、メーカーブランドイメージで選ぶしかありません。
それくらい好成績でした。

ヘッドスピードが44m/s以上のゴルファーはメーカー推奨の60ℊ台のカスタムシャフトをお勧めします。

ステルスグローレをのぞく4つのドライバーはロフト可変式(カチャカチャ)モデル。
自分好みのロフトに変えることができます(±1.5度くらい)。

ヘッドスピード40m/s以下で軽いドライバーをお探しなら↓記事をご覧ください。

プロギア RSジャスト RS Dドライバー(ギリギリの高初速)

「飛距離の約70%は、初速で決まる」
反発規制ルール「ギリギリ」の高初速は今までにない飛距離を実現している。
驚初速、ハイドローで攻める。
しっかりつかまえて、高弾道で飛ばす。

プロギア解説
スカイトラックでのデータ画像
スカイトラックでのデータ画像
ヘッドスピード打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー飛距離
1球目41.717.8288342219230
2球目41.718.73469252215223
3球目41.516.71997150220239
平均41.617.72783148218231
サイドスピン(+スライス-フック)

試打してみた感想、特徴

最高飛距離239ヤード、よく飛んでいます。

少しカットにインパクトしてもスライス回転が少なく、真っすぐ飛び出します。

奇をてらわないヘッド形状、ストレートなフェースでとても構えやすい。

打点が広く、芯を外してどこで打ってもそれほど距離はおちません。

打感がやわらかく、弾くというより引っ付く感じ。

RS Dドライバーでボールにスライス回転を付けるのは難しいでしょう。
アウトサイドインのカットスイングゴルファーには抜群の相性です

RS Dドライバーの総重量は10.5度、Diamana FOR PRGR SILVER フレックスSRで296g
最近発売されているのクラブの中では軽すぎず、重量感のあるクラブです。

ヘッドのロフト設定は 9.5度と10.5度 460㎤。
ヘッド構造はチタンフェース、カーボンクラウン。

純正シャフトはDiamana FOR PRGR SILVER を採用。

手元部分がやわらかく、全体がしなり、走り感、つかまり感のあるシャフト。

ナオ
ナオ

打感は柔らかめでボールがしっかりフェースに乗っているようで心地のいい感触です
ボール初速がうわさどおり速く、飛びますね~

ヘッドスピード別の参考フレックス

38~40m/s Rフレックス
39~42m/s SRフレックス
41m/s~  Sフレックス

左に打ち出して右に曲がるスライスが大きい場合は少し柔らかめのフレックスがおススメ

シャフト硬さSSRR
シャフト重量52g49g46g
シャフトトルク6.16.56.5
クラブ重量299g297g295g
バランスD2D1.5D1

キックポイント 先中調子
クラブ長さ 45.5インチ

グリップ 
プロギアオリジナル  50g M60相当 バックライン無し 

プロギアRS Dドライバーについての詳しい情報は↓記事をご覧ください。

テーラーメイド STEALTH GLOIR (軽さとドローバイアスでつかまえる)

先進の複合素材によるボディ構造と、軽量カーボン+「ツイストフェース」がもたらす、驚異的なボール初速と高い安定性、そして更なる低重心設計。飛距離、打音、すべてを高次元で叶え、バックウェイトが発揮する高い寛容性によりミスヒットに強い、やさしく飛ばせる軽量クラブ設計のステルスグローレドライバー。

テーラーメイド解説
スカイトラックでのデータ画像
ヘッドスピード打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー飛距離
1球目42.718.72710-200226237
2球目42.418.62436-549224237
3球目41.416.72778-369221234
平均42.118.02641-373224236
サイドスピン(+スライス-フック)

試打してみた感想、特徴

軽くて振りやすい、ヘッドスピードが上がりそう」が1番の感想です。

ヘッド上部の白いラインがターゲットに対してスクエアに構えさせてくれます。

最高飛距離は237ヤード、高弾道でよく飛びます。

人気モデルステルスドライバーにも採用されているカーボンフェース採用

テーラーメイドのドライバーらしくバックスピンが多くなりすぎず、ボール初速もかなり速めに出ます

またカーボンフェースだということを忘れさせるようなしっかりした弾き感のある打感、打音です。

現行モデルのステルス2ドライバーも人気商品ですが、つかまり、球の上がりやすさ、振りやすさの点でステルスグローレが勝っています。

ナオ
ナオ

重量が軽いのでヘッドスピードがあまり速くなく、パワーに自信のないゴルファーにピッタリ

扱いやすいドライバーです

ヘッドがターンしやすいのでインサイドアウトのプッシュスライスで悩んでいるゴルファーにもオススメ。

軽い素材であるカーボンをフェースとクラウン(ヘッドの上部)に採用することによって余剰重量を作り出し、最適な重心深度、低重心化に成功。

「ドローバイアス設計によりフェースをスクエアに戻してインパクトしやすい」、フェースがターンしやすくなっています。

クラブの総重量は約275g(SR)、軽量でヘッドスピードが上がりやすく操作しやすい。

ヘッドスピードが43m/sを超えてくると少しアンダースペック(球が吹けあがったり、曲がりが大きくなったりします)。

ヘッドのロフト設定は 9.5度と10.5度と11.5度 460㎤。
ヘッド構造はカーボンツイストフェース、チタン+カーボンクラウン。

純正シャフトはFUJIKURAと共同開発したオリジナルシャフトSPEEDER NX FOR TMを採用。

シャフト先端のしなり戻りが速くつかまりの強いシャフトです。

ヘッドスピード別の参考フレックス

37~40m/s Rフレックス
38~41m/s SRフレックス
41m/s~  Sフレックス

右に打ち出して右に曲がるスライスが大きい場合は少し硬めのフレックスがおススメ

シャフト硬さSSRR
シャフト重量約48g約45g約43g
シャフトトルク6.77.07.2
クラブ重量約278g約275g約272g
バランスD3D3D3

キックポイント 先中調子
クラブ長さ 46インチ

グリップ Lamkin Crossline BK/GR CP22(口径60X/33.5g)

ステルスグローレドライバーについての詳しい情報は↓記事をご覧ください。

ピン G430SFT(つかまるヘッドで理想の弾道)

ヒールよりの重心設計で、安定したつかまりと最大初速を実現するヘッドへ進化。
弾道調整機能により理想の弾道へ。

PING解説
スカイトラックでのデータ画像
スカイトラックでのデータ画像
ヘッドスピード打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー飛距離
1球目41.518.33062-405220230
2球目41.219.82835-590214223
3球目42.114.32558-735218236
平均41.617.52818-577217230
サイドスピン(+スライス-フック)

試打してみた感想、特徴

人気商品ピンG430シリーズ、3機種のヘッドのなかで1番つかまるG430SFTモデル。

最高飛距離は236ヤード、すべて軽いドローボール

試打のデータではボール初速、飛距離では少し控えめな数値ですが、球のつかまりでは際立って成績の良いモデルでした

インパクトでフェースが開きにくく、安定したつかまりと高初速で飛距離を稼ぎます。

ドロー設計、高MOI(慣性モーメント)の影響なのでしょう、球が右に行きません

多少芯を外して打っても大きく飛距離が落ちることなく曲がらず飛んでくれます。

ナオ
ナオ

どうしてもスライスを少なくしたい場合はヘッド後方についている高比重ウェイトをドローポジション側に設置すればさらに最強です

どちらかというとアウトサイドインのカットスライスのゴルファーに合います。
球が上がりやすいのでダウンブローのタイプにもピッタリ。

クラブの総重量は約297g(SR)。

ヘッドのロフト設定は 10.5度 460㎤
ヘッド構造はチタン(フェース)、チタン(ボディ・クラウン)。

純正シャフトはALTA J CB BLACKを採用。

先端部分がやや走るタイプのシャフトのように感じました。

ヘッドスピード別の参考フレックス

38~40m/s Rフレックス
39~42m/s SRフレックス
41m/s~  Sフレックス

左に打ち出して右に曲がるスライスが大きい場合は少しやわらかめのフレックスがおススメ

シャフト硬さSSRR
シャフト重量58g53g49g
シャフトトルク5.05.25.3
クラブ重量約302g約297g約293g

キックポイント 先(R)、中先(SR)、中(S)
クラブ長さ 45.75インチ

グリップ G360 LITE TOUR VELVET ROUNDバックライン無し (アクア 45g)

ピンG430SFTドライバーの詳細は↓記事をご覧ください。

ダンロップ スリクソンZX5 MkⅡ(大きな飛距離と寛容性)

しっかりつかまる高い弾道。やや大きめの投影面積で安心感のあるヘッド形状で真っすぐ遠くまで飛ばすイメージができる、やさしさと飛距離を両立させたドライバー。

ダンロップ解説
スカイトラックでのデータ画像
スカイトラックでのデータ画像
ヘッドスピード打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー飛距離
1球目41.718.22333-712220234
2球目41.219.42075-312216231
3球目42.316.82604-115222236
平均41.718.12337-380219234
サイドスピン(+スライス-フック)

試打してみた感想、特徴

ダンロップアスリートモデル、スリクソンの中で1番つかまる、やさしいドライバーZX5 MkⅡ

試打のデータでは抜群のつかまりバックスピンの少ない強い弾道が特徴

少し球が左右に散らばってしまいましたが、打ち手の問題🙇

最高飛距離は236ヤード、ヘッドスピードの割には飛んでいます。

インパクトでフェースが開きにくく、安定したつかまりと高弾道。

フルチタン構造でフェースとボディの継ぎ目がなく、大きなたわみを生み出しています。
このためインパクトでボールがフェースに引っ付き、弾き飛ばすような感覚を味わえます。

ナオ
ナオ

アスリートモデルにしてはやさしい、つかまりの強いクラブです
インパクトのやわらかさ、弾き感がサイコー

どちらかというとアウトサイドインのカットスライスのゴルファーに合います。
球が上がりやすいのでダウンブローのタイプにもピッタリ。

クラブの総重量は約300g(SR)。

ヘッドのロフト設定は 9.5度と10.5度 460㎤
ヘッド構造はチタン(フェース)、チタン(ボディ・クラウン)。

純正シャフトはDIAMANA ZX-Ⅱ 50を採用。

全体的にしなる、くせのないシャフトのように感じました。

ヘッドスピード別の参考フレックス

38~40m/s Rフレックス
39~42m/s SRフレックス
41m/s~  Sフレックス

左に打ち出して右に曲がるスライスが大きい場合は少し柔らかめのフレックスがおススメ

シャフト硬さSSRR
シャフト重量49g47g45.5g
シャフトトルク5.85.96.0
クラブ重量約302g約300g約298g

キックポイント 中調子
クラブ長さ 45.75インチ

グリップ ツアーベルベットラバー360 バックライン無し (口径60 50g)

ダンロップ スリクソンZX5 MkⅡドライバーの詳細は↓記事をご覧ください。

タイトリスト TSR2(驚異のスピードと安定性)

タイトリスト史上最高のスピード性能と弾道安定性を追求しながら、多くのツアープレーヤーが認める、更に美しく安心感あふれるシェイプへと進化。飛距離と許容性の完璧なバランス、高打ち出し、低スピン、そしてスピード性能を究め、ティショットのパフォーマンスをかつてないほど引き上げます。

タイトリスト解説
スカイトラックでのデータ画像
スカイトラックでのデータ画像
ヘッドスピード打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー飛距離
1球目41.118.91908-202220236
2球目42.116.21959-147220240
3球目41.816.01851-636213234
平均41.717.01906-328218237
サイドスピン(+スライス-フック)

試打してみた感想、特徴

「何とやわらかい心地よい打感なんでしょう」
インパクトの瞬間、ボールを引っ付けてコントロールする感覚がたまらない

最高飛距離は240ヤード
ロースピンの軽いドローボールでよく飛んでいます。

タイトリストのドライバーというとツアープロ向けで少し難しい印象がありますが、このモデルは違います。

簡単、つかまる、飛ぶ。

しかしフックさせやすいかと言えばそうではなく、大きなスライスがでにくいということ。
他の4モデルと比べると少しつかまりが弱いかも。

ナオ
ナオ

構えた時の「フェース」「ヘッドデザイン」「打感」、非の付け所がありません
個人的な感想なんですが、、、

どちらかというと左に大きくフックさせたくないゴルファーに合います。
バックスピン量が少ないので球が高いゴルファーにもピッタリ。

クラブの総重量は約300g(SR)。

ヘッドのロフト設定は 9度と10度 460㎤
ヘッド構造はチタン(フェース)、チタン(ボディ・クラウン)。

純正シャフトはTSP111 50を採用。

先端部分がはしる、つかまりの良いシャフトのように感じました。

ヘッドスピード別の参考フレックス

39~42m/s SRフレックス
41m/s~  Sフレックス

右に打ち出して右に曲がるスライスが大きい場合は少し硬めのフレックスがおススメ

シャフト硬さSSR
シャフト重量54g52g
シャフトトルク5.55.9
クラブ重量約305g約303g

キックポイント 先中調子
クラブ長さ 45.5インチ

グリップ ツアーベルベットラバー360 バックライン無し (口径60)

タイトリスト TSR2ドライバーの詳細は↓記事をご覧ください。

つかまりがよくやさしいドライバー 総合評価

5機種のドライバーの重量はテーラーメイドのステルスグローレドライバー(SRシャフト)が275gと1番軽いモデルとなりましたが、他の4機種は平均では299gと最近の軽量化クラブの流れとは一線を画すモデルとなっています。
(最近のドライバーの重量は280ℊ台が多くなっています)

試打のデータ上では飛距離は、ほぼ同じくらい。
つかまりも似た状態になりました。
5機種のモデルで違いは出にくいと思います。

特徴的にはテーラーメイド ステルスグローレの重量が軽く、タイトリストTSR2のつかまりがこの5機種の中ではやや弱いこと。

プロギアRS D、ピンG430SFT、スリクソンZX5 MkⅡドライバーは横一線です。

ナオ
ナオ

5機種ともつかまりが強いモデルで甲乙つけがたいドライバーです
タイトリストTSR2はRシャフトが設定にないので注意してください

フッカーや球がふけあがるゴルファーは、自分の癖が強調されすぎて逆に飛ばなくなることもあります。

左に行かせたくないゴルファーは↓記事を参考にしてください
フック つかまりすぎ ひっかけを防ぐドライバー  【最強5モデル】2022年

それぞれのモデルで見た目、性能に特徴がありますので、自分の好みに合わせてヘッドを選び、スイングスピードやパワーに合わせてシャフトを選べば自分史上最高の飛びを目指せるのではないでしょうか?

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

コメント

  1. tak K より:

    こんにちは。
    比較的多くのフィッター、ティーチングプロのクラブ紹介の記事、you tube等でヘッドスピード42/mを平均モデルにデータをアップされています。私は平均モデルで見せるなら39〜40/mで無いと誤解を生むか参考になり辛いと感じますが如何でしょうか?

    • ナオナオ より:

      tak K 様、当サイトの記事を読み、さらにコメントをくださりありがとうございます。

      どれくらいのヘッドスピードのゴルファーが、この記事で紹介するドライバーを使用するのかイメージして記事を作成していますが、ヘッドスピードの平均は難しく対象を絞り込むには困難を極めます。
      このゾーンのクラブを使用するゴルファーの平均ヘッドスピードは38~43m/sくらいと幅があります。
      42m/sであれば十分参考になるかと思ったのですが、上手く伝わっていなかったようですね。
      私の力不足です。
      わかりやすい表現としてヘッドスピードを優先的に書いてしまっていることには大いに考えさせられました。
      今後の記事作成のヒントにさせて頂きます。
      ご意見ありがとうございました。