【簡単クラブフィッティング】自分に合ったドライバーの選び方 シャフト、ヘッド選択

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  • 新しいドライバーが欲しいのだけれど何を買ったらいいのかわからない
  • 自分にはどの硬さのシャフトが合うのかわからない
  • クラブの重量はどれくらいの重さがいいのだろう
  • ヘッドによってどういう違いがあるんだろう

ゴルフショップの測定器で計測しフィッターと相談し決めもらうのがいいと思いますが、店に行くのはめんどくさい、スイングを見られるのは恥ずかしいというゴルファーもいるでしょう。

そこで手軽にクラブフィッティングする方法を解説します。

ナオ
ナオ

こんにちはクラブフィッターのナオです

20年以上ゴルファーのクラブ選びをサポートしています

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シャフトを決める(重量、フレックス、トルク、キックポイント)

ドライバーのヘッドスピードを知りシャフト重量を決める

簡易的な計測器が販売されています。
ヘッドスピード、ボール初速(速いほうがいい)、参考飛距離(曲がりは考慮されない)が測れますので楽しみながら練習ができます。

実際に使用するときはボール後方2メートルくらいに離れて計測します。

男性アマチュアのドライバーヘッドスピードは平均で37~42m/s、女性は平均で28~32m/sくらいです。

計測器によって誤差もあります。

測定器がない場合でも自分のドライバーショットの飛距離から大まかなヘッドスピードを割り出すことができます。

ヘッドスピード毎 効率よく飛んだ時の飛距離

ヘッドスピード飛距離(効率よく飛んだ場合)
約30m/s約150ヤード
約37m/s約200ヤード
約40m/s約220ヤード
約43m/s以上約230ヤード以上
ドライバーのヘッドスピードに対しての飛距離目安

スライスやフックが大きい、球が低すぎる、高すぎる、芯に当たっていない場合はヘッドスピードに対して飛距離が出ていない事が多いです。

ドライバーがどうしてもうまく打てない場合は7番アイアンの飛距離を目安にしてドライバーのヘッドスピードを予測します。

7番アイアンの飛距離から計算した大まかなドライバーのヘッドスピード

7番アイアンの飛距離ドライバーのヘッドスピード
約90~100ヤード約30m/s
約120~130ヤード約37m/s
約130~140ヤード約40m/s
約140ヤード以上約43m/s以上
7番アイアンの飛距離から割り出したドライバーのヘッドスピード
ナオ
ナオ

アイアンのロフトはモデルによって違うので飛距離は変わります。
ヘッドスピードは大体の目安です。

ドライバーのヘッドスピードがわかったらシャフトの重量おおよその硬さを決めます

ドライバーのHSシャフト重量総重量シャフトフレックス(硬さ)
28~32m/s30~50g240~270gL,A、Rソフト(レディス、シニア)
33~37m/s40~55g250~280gRソフト、R(シニア、男性標準)
38~42m/s50~65g270~310gR、SR、S(男性標準)
43m/s以上55g以上300g以上S、SX、X(男性標準~硬め)
HSはヘッドスピード シャフトの硬さはやわらかい順にL、A、R2(Rソフト )R、SR、S、SX、X

スイングの軌道、打点を知りシャフトフレックス(硬さ)を決める

シャフトの硬さを決めるにはヘッドスピードだけでなくスイングタイプも考慮します。

スマホやカメラなど自分のスイングを真後ろから撮影して軌道を確認します。

ドライバースイングのインパクト近辺の軌道が外(アウトサイド)から入ってくるカット打ちなのか、内(インサイド)から入ってくるタイプなのかを判断します。

スマホやカメラ画像で分かりにくい場合は上の左側の写真のようにボールの後方20センチくらいの外側にゴムティなどの当たってもクラブに傷が付いたり、飛んで行っても危なくないものを置いてスイングします。

カット打ちの場合ゴムティは倒れてしまうのでアウトサイドイン打ち決定です。

また、インパクトの打点位置でヘッド開閉の状態が分かります

ヘッドに貼るシールタイプの物、フェースにスプレーして打点を見る商品もあります。

ヒール下側に打球痕が付く場合はフェースオープントゥ側につく場合はフェースクローズのインパクト傾向があります。(絶対ではありません)

傾向としてアウトサイドインでフェースオープンの場合はシャフトはやわらかめ。

インサイドアウトでフェースクローズの場合はシャフトは硬めがいいでしょう。

ヘッドスピードに合わせてスイングタイプも考慮してフレックスを選択します。

ナオ
ナオ

シャフトの硬さはやわらかい順にL、A、R2(Rソフト )R、SR、S、SX、Xがあります

フェースオープンフェースクローズ
アウトサイドインやわらかめ普通
インサイドアウト普通硬め
スイングの軌道、インパクト打点によるシャフトの硬さ
ドライバーのHSシャフト重量総重量シャフトフレックス(硬さ)
28~32m/s30~50g240~270gL,A、Rソフト(レディス、シニア)
33~37m/s40~55g250~280gRソフト、R(シニア、男性標準)
38~42m/s50~65g270~310gR、SR、S(男性標準)
43m/s以上55g以上300g以上S、SX、X(男性標準~硬め)
HSはヘッドスピード シャフトの硬さはやわらかい順にL、A、R2(Rソフト )R、SR、S、SX、X

シャフトのトルク、キックポイントを選ぶ

ドライバーヘッドとティに乗ったボール

メーカー純正シャフトはフレックスごとにトルク、キックポイントは決まっています。

純正シャフトではトルク、キックポイントは選べないので参考程度に見てください。

こだわりがある場合はカスタムシャフト(特注)を選んで装着することになります。

ナオ
ナオ

カスタムシャフトは純正シャフトより値段が高くなります

シャフトトルク

シャフトのトルクはヘッドの回転のしやすさに関係していて、数字が小さいほうがシャフトが硬く、フェースも回転しにくくなり、トルクの数値が大きくなると回転しやすくなります。(トルク3.5以下になると硬くなってきます)

最近のドライバーの純正シャフトはトルク数値が多めです。
6.0以上の物も多くなってきました。(ヘッドの大型化に伴いつかまりの良いシャフトが好まれる)

  • フックが嫌ならトルク数値低め
  • スライスが嫌ならトルク数値多め
ナオ
ナオ

シャフトトルクの数値が小さいとフックしにくくなり、トルク数値が大きいと球がつかまりやすくなります。

シャフトキックポイント

シャフトのキックポイントは、一般的に先調子で球が上がりやすくなり手元調子で低くなります。

キックポイントを選ぶときは、スイングのパターンによってタイミングの合いやすいシャフト、とりにくいシャフトと分けます。

インパクト付近でのグリップの動きが少ない、タメの強いスイングタイプの場合は先調子
インパクト付近でのグリップの動きが多いボディターンタイプのスイングは元調子が合うと言われています。

スイングのパターンに踏み込んでいくと少しフィッティングが細かくなっていきますので、初心者ゴルファーの場合はシャフト重量と硬さを重視してドライバーを選んでください。

ヘッドを選ぶ

最近販売されているドライバーのヘッドは主に男性モデルでカチャカチャ(ロフト角可変式)が主流となっています。

ロフトに関しては男性モデルで9~9.5度、10~10.5度の2タイプ。(11度以上のロフトがあるモデルもあります)
女性モデルでは11~12.5度、13度~くらいの2タイプのロフトが標準仕様となっていることが多いです。

男性モデルに関して言えば重心位置の設計や構造的な影響でドライバーショットのバックスピン量が大きく減るモデルが多く球が吹け上がりにくいので、打球の高さに自信がない場合はロフトは10度以上がおススメです。

ヘッドタイプはメーカーごとに2種類から3種類のタイプが違うヘッドが出ているので、スライスが嫌な場合はつかまるヘッドでロフト多め。
フックが嫌な場合はつかまりすぎを抑えるヘッドでロフト少なめを選んでください。

1種類のヘッドしか出ていないモデルは大体つかまりの良いモデルです。

純正シャフトの重さや硬さのバリエーションはモデルによって選ぶことができる範囲は決まっています。

ナオ
ナオ

自分のスイングに合ったシャフトが装着できるモデルを選んでください

ドライバー選び 基本

上記に挙げたドライバーの選び方は、ゴルフフィッターの基本的なクラブの選び方です。

これにゴルファーの好きなブランド好きなモデル好きな形考え方楽しみ方(競技ゴルフなのか月一ゴルファーなのか)プライド、そして予算
これらの事情を考慮して選んでいきます。

最終的にはクラブを使用する本人が気に入って心地よくプレー出来るゴルフクラブだと思うことができれば、サイコーのクラブフィッテイングだと思います。

色々なことを想像しながらゴルフクラブを選んでいくのは、プレー同様本当に楽しいものですよ。

ナオ
ナオ

早く新しいクラブでナイスショットを連発してみたいですねー

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

クラブの選び方
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