記事内にプロモーションが含まれていることがあります

【2025年最新】ドライブスターアイアン|D・Sの飛距離・やさしさ・つかまりを比較解説

【徹底比較】インプレス ドライブスター アイアン タイプD/Sを試打!正直レビュー 2024ヤマハ
スポンサーリンク

こんにちは、クラブフィッターのナオです⛳️

最近、こんなご相談をよく受けます。

「ドライブスターのアイアンって2種類あるんですよね? 自分に合うのはどっちなんでしょう?」

実はこのドライブスターシリーズ、同じ名前でも**「2タイプのアイアン」が存在します。
ぱっと見では違いが分かりにくいのですが、打ってみると
球の高さ、操作性、やさしさ**にしっかり差があるんです。

この記事では、
2タイプの違いを分かりやすく比較しながら、
「どんなゴルファーに向いているか」「選ぶ際のポイント」までしっかり解説していきます。

ナオ
ナオ

クラブフィッターのナオです
25年以上ゴルファーのクラブ選びをサポートしています

📌この記事でわかること

  • ドライブスターアイアン2タイプのスペック・設計の違い
  • 試打した上での打感・球筋の違い
  • どっちがやさしい?どんな人に合う?

「買ったあとに後悔したくない…」という方にこそ、ぜひ読んでほしい内容です!

ドライブスターアイアンは2種類 タイプSとタイプDの違い

📌 迷ったらDタイプがおすすめ!
TYPE Dはつかまりが良く、初心者~中級者にぴったり。操作性を重視するゴルファーはTYPE Sもあり。

バックフェースのデザインが黒いほうがタイプD、色の薄いほうがタイプS。
トップブレード、ソール幅の厚いほうがタイプDです。

前作ドライブスターは1機種のみだったのですが、今回は2機種。

タイプDは前作よりもトップブレード、ソール幅が大幅に太くなっています。
大ヒットモデルUDプラス2と形状は似ていますが、さらに弾道が上がりやすくなりました。

タイプSはソール幅、トップブレードの幅が前作と同じくらい。
ソール後方にタングステンウェイト77g。
低重心+超深重心で前作ドライブスターより上がりやすく、しっかりつかまえてもフックしにくいアイアンです。

ドライブスター タイプD アイアン
7番(25度)
SPEEDER NX for Yamaha M-425i(SR/R)

ドライブスター タイプS アイアン
7番(25度)
SPEEDER NX for Yamaha M-425i(SR/R)
N.S.PRO 850GH neo(S)

価格
4本セット #7 ~ PW(37度)
¥123,200(税込)

オプション
#5(21度)、#6(23度)
¥30,800(税込/本)

AW(42度)、AS(48度)、SW(55度) 
タイプD、タイプS共用
¥30,800(税込/本)

タイプD、タイプSの各番手ロフトは同じ

ナオ
ナオ

2機種ともぶっ飛び系アイアンです
ヘッドスピードの速いゴルファーは対象ではありません

対象ゴルファー

  • ドライバーの飛距離が170~220ヤード
  • アイアンでも飛距離を追求
  • 打点の広いアイアンを好む

タイプD、タイプS、2機種のアイアンをヘッドスピード、打ち方を変え試打検証します。

※弾道測定にはスカイトラックを使用しています

2025ドライブスタードライバーについては↓記事をご覧ください

2025ドライブスターフェアウェイウッドについては↓記事をご覧ください

2025ドライブスターユーティリティについては↓記事をご覧ください

高弾道でつかまる DRIVE STAR TYPE-D 試打レビュー

ドライバーのヘッドスピード39m/s、平均飛距離が190ヤード、スライサーを想定してショット

試打したクラブは
タイプD 7番 SPEEDER NX for Yamaha M-425iシャフト(R)

スカイトラックでのデータ画像
ヘッドスピード打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー
1球目35.717.05635810143
2球目35.222.34151664145
3球目36.820.56378913144
平均35.919.95388796144
サイドスピン(+スライス-フック)

7番アイアンのキャリーが平均144ヤード
球筋はフェードボールですがほとんど曲がらず。
打ち出しが高く、バックスピンが多いボール。
かなりこすって打ったのですが、あまりスライスしません。
太めのソールのおかげで薄いあたりでも簡単にボールが上がります。
前作ドライブスターは飛距離は出るのですが、上がりにくかったですからね。

前々作の大ヒットモデルUDプラス2を少しスッキリさせて、さらに弾道の上りをよくしたアイアンです。
インパクトは弾き感のある心地よい感触。ユーティリティを打っているかのよう。

ナオ
ナオ

ぶ厚めトップブレードと広いソールは安心感があります
フェースに当てておけば何とかなる

弱点はシャフトが長いこと
他メーカーのアベレージモデルアイアンより約1番手分長いんです。
飛距離と弾道の高さを得るためには仕方のないことなのでしょう。

ドライバーのヘッドスピード40m/s、平均飛距離が210ヤード、ドローヒッターを想定してショット

試打したクラブは
タイプD 7番 SPEEDER NX for Yamaha M-425iシャフト(SR)

スカイトラックでのデータ画像

ドローヒッターは計測器の測定でヘッドスピードがスライサーより遅く出ます

ヘッドスピード打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー
1球目34.217.04085-473149
2球目34.619.04191-121150
3球目34.919.04542-724152
平均34.618.34273-439150
サイドスピン(+スライス-フック)

7番アイアンのキャリーが平均150ヤード
ヘッドスピードは速くありませんがよく飛んでいます。
すべてドローボール。つかまりいいですね~。
曲がりは少し大きめです。
ドローボールにしては、まずまずのバックスピン量。高さは十分です。

ナオ
ナオ

タイプDの特徴はつかまりのよさと上がりやすさ
飛距離はさすが、文句なしです

つかまりが強くソール幅が太いので、フッカーとアッパースイングのゴルファーは使用禁止
インサイドアウトがきつくなると右プッシュか強めのフック、アッパースイングが強くなるとフェースがめくれてのトップがでやすくなります。
タイプDが合うゴルファーはアウトサイドインのダウンブロースイング
タイプDの良いところが存分に発揮されます。

よく飛びつかまりすぎないDRIVE STAR TYPE-S 試打レビュー

ドライバーのヘッドスピード40m/s、平均飛距離が210ヤード、ドローヒッターを想定してショット

試打したクラブは
タイプS 7番 SPEEDER NX for Yamaha M-425iシャフト(SR)

スカイトラックでのデータ画像
ヘッドスピード打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー
1球目35.418.45216-75156
2球目34.819.246060154
3球目34.818.25179297149
平均35.019.6500074153
サイドスピン(+スライス-フック)

7番アイアンのキャリーが平均153ヤード。やはりよく飛びます。
球筋はストレートでほとんど曲がらず。
打ち出しが高く、バックスピンが多いボール。

狭めのソールで抜けがよく、構えた感じもすっきりして構えやすい。
前作ドライブスターと同じくらいのすっきりしたヘッド形状。
ただし、弾道の上がりやすさが、かなり改善されました。
タイプDより薄めのソールなのですが、タングステンウェイト77g(タイプDは41g)が効いています。

ナオ
ナオ

つかまり過ぎを抑えてくれます
ドローヒッター、左を嫌うゴルファーにピッタリ

ただし、スライサーは使用注意。つかまりは弱めです。
また、球の上がりやすさは断然タイプD 。
弾道が上がりにくいゴルファーは5番、6番アイアンをタイプDにしてもいいかも。

ドライバーのヘッドスピード43m/s、平均飛距離が230ヤード、ドローヒッターを想定してショット

試打したクラブは
タイプS 7番 N.S.PRO 850GH neo(S)

スカイトラックでのデータ画像
ヘッドスピード打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー
1球目37.517.55157-148170
2球目37.018.14469-581170
3球目36.716.746680169
平均37.117.44765-243170
サイドスピン(+スライス-フック)

ヘッドスピードをかなり上げて打ちました。
7番アイアンのキャリーが平均170ヤード。やばいくらい飛んでます。
インパクトの弾きが強く、フェースは薄いのですがユーティリティを打っているよう。
しっかりつかまえて打ったのですがあまりフックしません。
左を嫌うゴルファー、ドローヒッターには安心。

ナオ
ナオ

顔がいいのに飛距離はぶっ飛び
すごいアイアンですね

シャフトの長さをもっと短くしてくれれば振りやすいのですが、、、
高さがでないのでしょうね。

タイプDアイアン タイプSアイアンのスペック 飛距離目安 

タイプSアイアンのほうがトップブレードが薄い
タイプSアイアンのほうがソールがせまい
タイプDのほうが大きめで、安心感のある顔です。
ロフト、ライ角はタイプD、タイプSともに同じ

ドライブスター タイプD アイアン スペック 飛距離目安

ドライブスタータイプDアイアンヘッドのバックフェース部分
ドライブスタータイプDアイアンヘッドのトップブレードとボール

ヘッド シャフト スペック

番手#5#6#7#8#9PWAWASSW
ロフト角(°)212325283237424855
ライ角(°)61.2561.561.756262.2562.562.7563
構造X37精密一体鋳造、タングステンウェイト8620一体鋳造
ヤマハゴルフ公式オンライン
シャフトSPEEDER NX for Yamaha M-425i(SR/R)
クラブ長さ(インチ)3938.53837.53736.53635.75
シャフト調子
シャフト重量(g) SR47.548.55050.5525354
シャフト重量(g) R45.546.54848.5505152
クラブバランスC9D0D1
クラブ重量(g) SR333339346353363370381382387
クラブ重量(g) R332338345352361368380381386
グリップゴルフプライド<Y25GH4059>(40g・M60相当・BL有・ロゴ表)ゴルフプライド<Y25GH4059>(40g・M60相当・BL有・ロゴ表)
ヤマハゴルフ公式オンライン

ヘッドスピード別 飛距離目安

ドライバーのヘッドスピード約39m/sの場合 

番手56789PAASSW
飛距離(ヤード)160150140130120105907560
番手別飛距離目安

ドライバーのヘッドスピード約41m/sの場合 

番手56789PAASSW
飛距離(ヤード)1751651551451351201059075
番手別飛距離目安

TOPに戻る

ドライブスター タイプS アイアン スペック 飛距離目安

ドライブスタータイプSアイアンヘッドのバックフェース部分
ドライブスタータイプSアイアンヘッドのトップブレードとボール

ヘッド シャフト スペック

番手#5#6#7#8#9PWAWASSW
ロフト角(°)212325283237424855
ライ角(°)61.2561.561.756262.2562.562.7563
構造X37精密一体鋳造、タングステンウェイト8620一体鋳造
シャフトSPEEDER NX for Yamaha M-425i(SR/R)
クラブ長さ(インチ)3938.53837.53736.53635.75
シャフト調子
シャフト重量(g) SR47.548.55050.5525354
シャフト重量(g) R45.546.54848.5505152
クラブバランスC9D0D1
クラブ重量(g) SR335341348353364369381382387
クラブ重量(g) R331339346352361369380381386
グリップゴルフプライド<Y25GH4059>(40g・M60相当・BL有・ロゴ表)ゴルフプライド<Y25GH4059>(40g・M60相当・BL有・ロゴ表)
シャフトN.S.PRO 850GH neo(S)
番手#5#6#7#8#9PWAWASSW
クラブ長さ(インチ)38.7538.2537.7537.2536.7536.2535.7535.5
シャフト調子
シャフト重量(g) 8888
クラブバランスD1D2D3
クラブ重量(g)373379386393400407418424
グリップゴルフプライド<Y25GH4059>(40g・M60相当・BL有・ロゴ表)ゴルフプライド<Y25GH4059>(40g・M60相当・BL有・ロゴ表)
純正グリップ

ヘッドスピード別 飛距離目安

ドライバーのヘッドスピード約40m/sの場合 

番手56789PAASSW
飛距離(ヤード)170160150140125110958070
番手別飛距離目安

ドライバーのヘッドスピード約42m/sの場合 

番手56789PAASSW
飛距離(ヤード)1801701601501401251109585
番手別飛距離目安

DRIVESTAR TYPE D TYPE S アイアン 総合評価

ソール部分、トップブレードはタイプDが厚め
タイプDのほうが上がりやすく、つかまりが強い。
飛距離は高さがでる分、タイプDのほうが少し飛ぶ可能性があります。

ウェッジはタイプD、タイプS共通です

ドライブスタータイプDアイアンの評価
ゴルファーナオ独自採点

ドライブスタータイプDアイアンは球の高さ、つかまりの良さを重視するゴルファー向け。
見た目はヘッドのトップブレード、ソール幅が分厚くアイアンらしくない形状で好みがわかれます。
重心の位置が低いので高弾道ボールがたやすく打てます。
インパクトのフェース向きに真っすぐ飛び出す特性で球を曲げる操作はできません。
また、シャフトが長いので振りにくく感じるゴルファーもいるでしょう。

ドライブスタータイプSアイアンの評価
ゴルファーナオ独自採点

ドライブスタータイプSアイアンはつかまり過ぎを抑えて飛ばしたいゴルファー向け。
見た目はヘッドのトップブレード、ソール幅がすっきりしていて構えやすい。
弾道の高さは前作ドライブスターよりは上がりやすいがタイプDよりは上がらない。
インパクトでヘッド回旋はしやすく、しっかりヘッドをターンさせてスイングするゴルファーと相性良し。
タイプDと同じで、シャフトが長いので振りにくく感じるゴルファーもいるでしょう。

試打をした一般ゴルファーの口コミ

タイプDアイアンを使用したゴルファー(ヘッドスピード約39m/s~)の感想 
シャフト SPEEDER NX for Yamaha M-425i フレックスR

「とにかく飛ぶ、上がる、つかまる。飛距離が落ちて悩んでいたので助かります。形状は少しポッチャリしていますがだんだん気にならなくなります。」

タイプSアイアンを使用したゴルファー(ヘッドスピード約42m/s~)の感想 
シャフト N.S.PRO 850GH neo フレックスS

「ヘッド形状がスマート。この形状でこの飛距離は凄い。打点も広いし、飛び系アイアンにありがちなひっかけフックが出にくいのもいいですね。」

ナオ
ナオ

ヘッドの形は気にしない。飛距離を出したい、簡単に高弾道ボールが打ちたいならドライブスタータイプD
シュっとしたヘッドでスマートに飛ばしたいならドライブスタータイプSアイアンです

Q
ドライブスターアイアンのDタイプとSタイプ、何が違うのですか?
A

Dタイプはボールのつかまりやすさ重視で、スライスが出やすいゴルファーやシニア層におすすめ。
一方Sタイプは、つかまりを抑えて直進性を重視しており、弾道の高さに困っていない、フックを警戒するゴルファーにおすすめ。

Q
飛距離が出やすいのはどちらのタイプですか?
A

どちらも高初速設計で飛びますが、ヘッドの重心位置が深いDタイプの方が球が上がりやすく、キャリーで稼げるケースが多いです。
ただしSタイプはランが出やすく、トータル飛距離で並ぶこともあります。

Q
初心者でも使いやすいのはどちらですか?
A

圧倒的にDタイプがおすすめです。
球が上がりやすく、ミスヒットにも強いので、ゴルフ歴が浅いゴルファーでも扱いやすいでしょう。

Q
中級者で「やさしいけど操作感も欲しい」というゴルファーにはどっちが合いますか?
A

そのようなゴルファーにはSタイプがハマる可能性があります。
つかまりすぎずラインが出しやすく、やさしさとシャープさのバランスが取れています。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

適正な距離を打ち分けるにはスピン系ボールが必要

アイアンショットをグリーンでピタッと止めるにはスピン系と言われるボールを使うことが必須条件。
バックスピンがしっかり入るとショートアイアンでの飛びすぎのミスを減らすこともできます。

おすすめのスピン系ボールを紹介します。