プロギアゴルフより2026年最新モデル、「RS フェアウェイウッド」が発売されました。
ウッド市場で海外メーカーに押され気味の国内メーカー。
独自の発想でヒット商品を送り出してきたプロギアが、今回は「ギリギリの高初速性能。センター重心設計で強く攻める。」をテーマに投入したモデルです。
前作(RS X)から進化したポイントは、なんといっても8方向に弾道を微調整できる可変カートリッジ。
1本で複数のセッティングを試せるようになりました。

現役クラブフィッターのナオです
25年以上、ゴルファーのクラブ選びをサポートしてきました
今回はいちばん使い勝手の良い5番(18度)を、純正シャフト2種類で打ち比べています
この記事を読むとわかること
- 5番(18度)の飛距離・つかまり・上がりやすさ・打感(実測データ付き)
- 純正シャフト2種「Diamana」「VENTUS」はどう違う?どっちを選ぶ?
- 8方向可変カートリッジの使いどころ
- あなたに合うロフト(番手)とシャフト・フレックスの選び方
「RS フェアウェイウッド」基本情報


| 番手構成 | 3W(15度)/5W(18度)/7W(21度) |
|---|---|
| 純正シャフト | Diamana FOR PRGR(S・SR・R)/VENTUS FOR PRGR(S・SR) |
| 本体価格(定価) | ¥59,400(税込) |
| その他 | Made in Japan/SLEルール適合/オリジナルヘッドカバー付 |
比べてみたいフェアウェイウッドは↓
RS 5番(18度)を純正シャフト2種で試打


フェアウェイウッドで1本だけ選ぶならまずコレ、という万能番手が5番(18度)。
今回はその5番を、しっかり系のVENTUSと、やさしめのDiamanaで打ち比べました。
VENTUS FOR PRGR(フレックスS)で試打


ドライバーのヘッドスピード43m/s、平均飛距離230ヤードのゴルファーを想定して試打。

| ヘッドスピード | 打ち出し角 | バックスピン | サイドスピン | キャリー | 飛距離 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1球目 | 42.1 | 13.9 | 4385 | -253 | 200 | 207 |
| 2球目 | 41.9 | 14.9 | 3617 | -263 | 211 | 219 |
| 3球目 | 40.5 | 14.0 | 4397 | 63 | 197 | 205 |
| 平均 | 41.5 | 14.3 | 4133 | -151 | 203 | 210 |
ヘッドは最近のモデルにしては珍しく、大きすぎずシンプルなヘッドで構えやすく、弾道をイメージしやすいですね。
インパクトは弾き感強めで初速の速さを感じます。
打音はおとなしめですが、弾き感は強くひっつく感じではありません。
平均飛距離は210ヤード、打ち出しが高く前へ前へと伸びていきます。
2球目はフェースのやや上部でヒットしたので、バックスピンが少なくスプーン並みの飛距離が出ました。
ロフト可変式なので、3番ウッドが苦手なゴルファーは5番だけでも十分ですよ。
標準のVENTUS FOR PRGRシャフトは癖のない剛性でしっかり振り抜けます。
シャフトの捩れが少なく、左右のブレが少ない印象です。
少し硬く感じるので、ドライバーのヘッドスピードはフレックスSR で40m/s以上、Sなら43m/s以上は欲しいところ。

弾道が強いです
サイドスピンがかかりにくく、前へ前へ飛んでいきます
Diamana FOR PRGR(フレックスSR)で試打


ドライバーのヘッドスピード42m/s、平均飛距離220ヤードのゴルファーを想定して試打。

| ヘッドスピード | 打ち出し角 | バックスピン | サイドスピン | キャリー | 飛距離 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1球目 | 40.2 | 13.3 | 4484 | 129 | 185 | 193 |
| 2球目 | 40.7 | 10.9 | 4482 | 715 | 184 | 194 |
| 3球目 | 41.0 | 14.5 | 4369 | 441 | 188 | 196 |
| 平均 | 40.6 | 12.9 | 4445 | 428 | 186 | 194 |
飛距離は平均194ヤード。
フェード回転のボールですが、コントロールされた弾道でよく飛んでいます。
打感は硬くはなく、それほど甲高い打音はしません。
アウトサイドインのカットスイングでチャレンジしました。
わざとカットに入れているのでフェード回転は出ていますが、それでも大きく右に流れず、しっかりコントロールできています。
ドライバー同様、弾きがいいので十分な打ち出し角と共にギュンと伸びのある弾道です。
標準シャフトDiamana FOR PRGRは振り遅れず、高弾道とつかまりを実現。

フレックスR、SR、Sと設定されているので幅広いゴルファーに対応可能なシャフトです
今作の目玉「8方向可変カートリッジ」

弾道調整の可能性を極限まで拡げる、 8方向可変カートリッジを採用。
コース、コンディションや戦略に合わせ、 最適なポジションを自在に選択可能とした。
↕ 高さ調整(ロフト±1°)
もう少し上げたい/抑えたいを1本で。
↔ つかまり調整(ライ角0〜+2°まで)
つかまり・スライスを微調整。
8方向のポジション
フィッティングの幅がグッと広がる。
そのほか、限界まで薄肉化したマレージングフェース、フェース下部ヒットでも初速を守る特許技術「Slash Groove」、高弾道・適正スピンを生むセンター重心&低・深重心設計を採用しています。
ロフト(番手)の選び方


「3番・5番・7番、どれを選べばいい?」というゴルファーへ。
ざっくりの目安がこちらです。
3W 15°
ヘッドスピード速め。ティショットでも使いたい/飛距離最優先のゴルファー。
5W 18°
いちばん万能。1本だけ選ぶならまずコレ、というゴルファー。
7W 21°
球が上がりにくい/ロングアイアンが苦手。高弾道でやさしく飛ばしたいゴルファー。
RS フェアウェイウッド 詳細スペック


| 番手 | 3W | 5W | 7W |
|---|---|---|---|
| ロフト角(°) | 15 | 18 | 21 |
| 体積(㎝³) | 185 | 175 | 165 |
| ライ角(°) | 57.5 | 57.5 | 58 |
| 長さ(インチ) | 42.5 | 42 | 41.5 |
純正シャフト2種の違い Diamana/VENTUS


「軽くやさしいDiamana」か「重くしっかりのVENTUS」か。
Diamana FOR PRGR(純正カーボン)


| フレックス | S | SR | R |
|---|---|---|---|
| 重さ(W#3) | 約51g | 約49g | 約46g |
| トルク | 5.3 | 5.3 | 5.4 |
| キックポイント | 中(M) | 中(M) | 中(M) |
※5W:S約50g/SR約48g/R約45g、7W:S約49g/SR約47g/R約44g
軽く、全体的にやさしいシャフト。
パワーがなくても球を簡単につかまえて上げてくれます。
高さを出したい・スライスを嫌う・ヘッドスピードがゆっくりめのゴルファー向け。
VENTUS FOR PRGR(純正カーボン)


| フレックス | S | SR |
|---|---|---|
| 重さ(W#3) | 約60g | 約53g |
| トルク | 4.6 | 4.6 |
| キックポイント | 中元(MH) | 中元(MH) |
※5W:S約59g/SR約53g、7W:S約58g/SR約51g
重量感があり、トルクがしぼられたしっかり系。
つかまりすぎ・ふけ上がりを抑えてくれます。
ヘッドスピード速めで、しっかり振っていきたいゴルファー向け。
| グリップ | 重量:50、径:59、コード:無、バックライン:無 | |||
|---|---|---|---|---|
ヘッドスピード別 シャフト&フレックス早見表


| ドライバーHS | 〜39 m/s | 40〜42 m/s | 43〜44 m/s | 45 m/s〜 |
|---|---|---|---|---|
| Diamana | R | SR | S | — |
| VENTUS | — | SR | SR〜S | S |
あくまで目安です。試打で最終確認するのがおすすめ。
ドライバーのヘッドスピードから、合うシャフト・フレックスを診断してみてください。

↓はRSフェアウェイウッドのシャフト選び診断です
購入前に1度試してみてください
あなたに合うシャフトは? 30秒でチェック
RS フェアウェイウッドの純正シャフトは「軽くやさしいDiamana」と「重くしっかりVENTUS」の2種類。ドライバーのヘッドスピードと球の好みから、あなたに合うシャフトとフレックスの目安を診断します。
ドライバーのヘッドスピードは?
※だいたいでOK。かっこ内はドライバーの平均飛距離の目安です
評価まとめ RS フェアウェイウッド


ここが良い
- センター重心でスイートエリアが広い
- 8方向可変で弾道を微調整できる
- 純正シャフト2種で幅広く対応
- 海外勢より約1万円安いコスパ
ここは注意
- 番手構成が3、5、7番だけ
RS フェアウェイウッドを使用したゴルファーの感想
| 感想① | シンプルなヘッド形状で構えやすい |
|---|---|
| 感想② | 飛距離性能が高い、よく上がる |
| 感想③ | つかまりがよく、スライスしない |


シンプルなヘッドで構えやすく、ドライバー同様、反発性能の高いフェアウェイウッド。
バックスピンを減らして飛距離を稼ぐモデルではなく、反発で飛距離を伸ばしています。
つかまりはいいのですが、極端なドローバイアスではなく操作性は高い。
せっかくいいフェアウェイウッドを作ったのに、正直なところ、もっともっと特徴を強く押し出して欲しかった。
「ぶっ飛び系フェアウェイウッド」とか「コントロール性抜群」とか、、、
ドライバーの特徴が強すぎて、フェアウェイウッドは薄まってしまったのかも。
いい意味で特徴は少ないのですが、あまり欠点のないモデルです。

今回のRSフェアウェイは可変式スリーブを採用しています
細かいロフト調整やライ調整ができることも魅力
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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