
こんにちは、クラブフィッターのナオです
25年以上、ゴルファーのクラブ選びをサポートしています
いきなり正直に言います。
ドルフィンウェッジって、見た目がちょっと変わってますよね?
ソールがぼこぼこしてて、「これ本当に大丈夫?」って思った方、私もはじめはそう感じました😅
でも使い続けて、試打もたくさんして、わかったことがあります。
「見た目のクセは強い。でも性能は本物だ」
今回はそんなドルフィンウェッジの最新モデル「DW-125G(セミグースネック)」を、メンズもレディースもまとめてレビューします。
良いところも、正直イマイチと感じたところも、包み隠さず書きます。
まずDW-125Gを3行でまとめると


- 2025年2月22日発売のセミグースネックタイプドルフィンウェッジ
- バンカー脱出率91%の独自ソール設計「クアッドソールX」を搭載
- スチール ¥23,100〜、カーボン ¥27,500(税込)
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(カッパー、レディースも選べます)
どんなゴルファーに向いてるか【チェックリスト】
まずは自分に合うかどうか確認してみてください。
✅ こんなゴルファーにオススメ
| チェック | 当てはまる? |
|---|---|
| バンカーが苦手でスコアを崩す | ✅ 向いてる |
| グースネック系のアイアンを使っている | ✅ 向いてる |
| ザックリ・トップのミスが多い | ✅ 向いてる |
| フェースを開く操作が苦手 | ✅ 向いてる |
| アプローチ、バンカーショットが苦手なレディース | ✅ 向いてる |
⚠️ こんなゴルファーは要注意
| チェック | 注意点 |
|---|---|
| フェースを開いてロブショットを多用する | 操作性は高くない |
| 上級者で球筋をコントロールしたい | やさしさ特化の設計 |
| 見た目のスタンダードにこだわる | ソール形状が独特 |
DW-125G 見た目のクセ、打ってみて正直どうなの?


率直に言います。
ソールの形状は普通じゃないです。
ぼこぼこした山型ソール(ピラミッドシェイプ)、トゥ側がカットされたデザイン、ヒールのフィン形状…。
バッグから取り出したとき、同伴者に「それ何?」って聞かれること間違いなし。
では打感や性能はどうか。
短いアプローチショットではボールがしっかりフェースにのり、スピンが効いた弾道でキュキュッと止まります。
普通のツアーモデルウェッジとなんら変わりません。
「形状のクセと、性能は別の話」ここは割り切って考えてほしい。
ちなみにアドレスしてフェースを見ると、そこまで違和感ないです。
視界に入るのはトップブレードだけなので。

グース形状になっているのでフェースを開いて構えにくいです
そのまま、クラブに任せて振ればOK
スッと抜けて、失敗しません
クアッドソールXの仕組みを図解で解説


DW-125Gの核心技術「クアッドソールX」。
4つの設計要素が組み合わさっています。
【クアッドソールX 4つの機能】
① ヒールフィン → 砂に潜らない
② ピラミッドシェイプ → 芝・砂に刺さらない
③ 接地長さ最適化 → ヘッドが跳ねない
④ カットオフトゥ → スッと砂から抜ける
これが全部同時に働くから、普通にスイングするだけでバンカーを脱出できる、というわけです。
ひとつずつ簡単に説明します。
① ヒールフィン「潜らない」


バンカーでホームランが出る主な原因:ヘッドが砂に潜りすぎて、急激に減速→跳ね返り→ボールの上を通過。
ヒールフィン形状がエクスプロージョン時に潜るのを物理的に止めてくれます。
前モデルよりソール幅を広げて、さらに潜りにくく改良。
重心を低くしているのでボールも上がりやすい。
② ピラミッドシェイプ「刺さらない」


山型ソールがリーディングエッジの刺さりを防止。
トゥ・ヒール方向も山型なので、傾斜のあるライからも構えやすいのが地味に便利です。
③ 跳ねないソール「トップ防止」
トゥ・ヒール方向の接地面積を小さくして跳ね返りを軽減。
硬い地面(ベアグランドなど)でのトップが減ります。
④ カットオフトゥ「砂抜け向上」
トゥのバンスをカットし、中央を凹ませた設計で砂が逃げやすい。エクスプロージョン後に「スッ」と抜けます。

バンカーでフェースを開く必要がないのが最大のポイント
フェースを開いてアウトサイドインに振って…という複雑な操作が不要
ここが初中級者に刺さる理由です。
良いところと気になるところ【正直評価】


褒めてばかりじゃ参考にならないので、フラットに評価します。
😊 良かった点
バンカー脱出の安定感が段違い
キャスコの「脱出率91%」という数字は盛ってると思っていましたが、実際に多くの方に打ってもらってその差は明らかでした。
特にヘッドが潜りにくい感触は顕著。
フェースを開かなくていい安心感
バンカーで「難しいことを考えずに打てる」というのは、メンタル面でも大きい。
構えたときの違和感(ソール形状)が意外と少ない
アドレスで視界に入るのはトップブレードのみ。
ソールの形状はインパクト時に感触でわかる程度で、構えやすさには影響しない。
軟鉄+日本製の打感
素材が軟鉄で製造が日本製。
価格帯の割に打感はしっかり軟らかい。
😅 気になった点
ソールの見た目がとにかく特殊
慣れれば気にならなくなりますが、最初は戸惑います。
クラブを選ぶとき「見た目も大事」という方には正直ハードルがあります。
操作性は高くない
フェースを開いてのロブショット、閉じてのランニングアプローチなど、弾道を細かく操作したい上級者には物足りないかもしれません。
クラブ側が「やさしい方向」に誘導してくれる設計なので、意図的にトリッキーなショットを打つのには向いていない。
バンス角が選べない
ロフトによってバンス角が決まっています(センター3°or 8°)。
バンス角を自分で選びたいカスタム派には少し物足りないかも。
DW-125G vs DW-123 どちらを選ぶ?


| DW-125G | DW-123 | |
|---|---|---|
| ネック | セミグースネック | ストレートネック |
| 弾道 | 低め・つかまり重視 | 高め・操作しやすい |
| FP値 | 小さい(3.5mm後退) | 大きい |
| 向いてるアイアン | グースネック系 | ストレートネック系 |
| ソール性能 | 同じ(クアッドソールX) | 同じ |
選び方はシンプル。
「どちらが構えた時にしっくりくるか」
グースネックのウェッジは球のつかまりがよく、安定した高さを出しやすい。
そのため、飛距離のばらつきが少なくなります。
DWー123ウェッジについては↓記事を参考にしてください
メンズ・レディース スペック比較


ヘッドの見た目はメンズ、レディースと違いはありません。
メンズ(DW-125G)


| 項目 | スペック |
|---|---|
| 価格 | ¥23,100(N.S.PRO 950GH neo) / ¥27,500(Dolphin DP-231) |
| 対象 | メンズ |
| ヘッド素材 | 軟鉄(日本製) |
| ロフト展開 | 46 / 48 / 50 / 52 / 54 / 56 / 58 / 60 / 64度 |




| シャフト | フレックス | 重量 | トルク | キックポイント |
|---|---|---|---|---|
| N.S.PRO 950GH neo | WEDGE | 98g | 1.7° | 中 |
| Dolphin DP-231(カーボン) | WEDGE | 52g | 3.5° | 中 |
| ロフト | 46〜52度 | 54〜64度 |
|---|---|---|
| クラブ長さ | 35.25インチ | 35インチ |
| ライ角 | 63° | 63.5° |
| バンス(センター) | 3° | 8° |
| バンス(ヒール) | 1° | 3° |
| バランス(スチール) | D2 | D3 |
| バランス(カーボン) | C9 | D0 |
| 重量(スチール) | 448g | 454g |
| 重量(カーボン) | 401g | 407g |
レディース(DW-125G for LADIES)


| 項目 | スペック |
|---|---|
| 価格 | ¥27,500(税込) |
| 対象 | レディース |
| ヘッド素材 | 軟鉄(日本製) |
| ロフト展開 | 46 / 48 / 50 / 52 / 54 / 56 / 58 / 60 / 64度 |


| シャフト | フレックス | 重量 | トルク | キックポイント |
|---|---|---|---|---|
| Dolphin DP-231 L | L | 39g | 4.4° | 先中 |
| ロフト | 46〜52度 | 54〜64度 |
|---|---|---|
| クラブ長さ | 34.25インチ | 34インチ |
| ライ角 | 63° | 63.5° |
| バンス(センター) | 3° | 8° |
| バンス(ヒール) | 1° | 3° |
| バランス | C5 | C6 |
| 重量 | 378g | 384g |
| グリップ | オリジナルラバーL58 38g | ← 同左 |
ナオのひと言
レディースはカーボンシャフト一択、クラブ重量がメンズより約70g軽い設計。シャフトの先中調子(先が軟らかい)で、ゆったりしたスイングでもボールが上がりやすくなっています。バンカーが苦手な女性ゴルファーには特に合いやすいモデルです。
まとめ DW-125G クセは強い、でも性能は本物


最後に正直な総評です。
ドルフィンウェッジDW-125Gは、見た目のクセをどう受け入れるかで評価が分かれるウェッジです。
ソールのデザインが特殊なのは事実。
その特殊な形状こそが、バンカー脱出率91%という数字を実現している理由でもある。
フィッターとして多くの方に試打してもらった経験から言うと、バンカーが苦手な初中級者ほど、このウェッジで劇的に変わります。
上級者で操作性を重視する方には向きません。でも「バンカーさえ出れば」「ザックリさえなければ」と思っている方には、今のウェッジより間違いなく結果が出やすいと思います。

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