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キャロウェイX FORGEDウェッジ評価!軟鉄鍛造S15Cの実力は

キャロウェイから、3年ぶりとなる軟鉄鍛造の新作ウェッジ
キャロウェイ X フォージドウェッジ 】が発売されました。
2023年の「JAWS FORGEDウェッジ」以来となる、待望の軟鉄鍛造モデルです。

ウェッジは、スコアメイクを左右するもっとも繊細なクラブ。
そのウェッジにキャロウェイが3年ぶりに本気の軟鉄鍛造を投入してきたとなれば、気にならないわけがありませんよね。

ナオ
ナオ

「いいクラブ」と「あなたに合うクラブ」は別物です
25年クラブを合わせてきたフィッターが、メーカーには言えない本音で選びます

「 Xフォージドウェッジ 」は、キャロウェイの軟鉄鍛造ウェッジの最新作です。
従来よりやわらかいS15C軟鉄による 極上の打感 と、人気の「OPUSウェッジ」譲りの 操作性 を両立したモデルになっています。

「3年ぶりの軟鉄鍛造ニューモデル。S15Cで打感は従来以上に心地良く」

鍛えた素材に、さらにやわらかさを。

  • 従来のS20Cより柔らかいS15C軟鉄を採用し、心地よい打感を実現
  • 17Vグルーブ+ディープフェーサーレーザーであらゆるライから高スピン
  • OPUSウェッジのシェイプ6を継承しつつ、やや大きめで構えやすい
  • 48〜60度を2度刻みでそろえた全7種類のロフトラインアップ

前作「OPUSウェッジ」は非常にコンパクトな顔つきでしたが、X FORGEDウェッジは少し大きめのサイズに。
フェースを開いてもヒール側のフェース高がしっかり確保されているので、安心して構えられるようになりました。

エックスフォージドアイアンの流れにも合うウェッジです👇

X FORGEDウェッジが向く人・向かない人

◎ 向いている人

  • 軟鉄鍛造のやわらかい打感に、とことんこだわりたい人
  • フェースを開いたり立てたり、自分でアプローチを操作して寄せたい人
  • ラフ・バンカー・雨など、悪条件からでもスピンで止めたい
  • 操作系ウェッジに憧れつつ、小ぶりすぎる顔は苦手だった人(やや大きめで構えやすい)

△ 向かない人・急がなくていい人

  • 打感より、とにかくミスに強く・オートマチックにやさしいウェッジがほしい人(操作系より、ワイドソール系の方が合います)
  • 自分で球を操作するより、まっすぐ打てば寄ってくれる安心感を最優先したい人
  • 今のウェッジの打感・スピンに不満がない人(3年ぶりの軟鉄鍛造とはいえ、無理に買い替える必要はありません)
  • 予算を抑えたい人(公式オンライン限定・¥34,100〜。安く探したいクラブではありません)
ナオ
ナオ

売りは打感の柔らかさとまっすぐなリーディングエッジ、そして安心感のある大きめなフェースです

ロフトバリエーションは
48、50、52、54、56、58、60度(2度刻み7種類)

ソールバウンスは
全ロフト共通(10度)

価格は ¥34,100(税込)〜
キャロウェイ公式オンラインストア&CALLAWAY SELECTED STORE限定発売

「やわらかい打感」と「高いスピン性能」、そして「フェースを開いて操作できる懐の深さ」。
この3つを高い次元で両立した 軟鉄鍛造ウェッジ です。
ツアープロにも評価の高いキャロウェイのウェッジが、どんな性能を持っているのか。
打感、スピン、抜けなどを、実際に試打して検証してみます。

キャロウェイ X FORGEDウェッジ 試打レビュー

S15C軟鉄×OPUSシェイプが生み出す極上の打感と、悪条件に強い高スピン性能

まず手に取って印象的なのは、その美しい顔つきです。
リーディングエッジには程よい丸みがあり、これは「JAWS RAWウェッジ」と「JAWS FORGEDウェッジ」のちょうど中間くらいの絶妙なライン。
トップブレードはヒール側が低すぎず高すぎないティアドロップ型で、ホーゼルからフェース面にかけて滑らかな曲線でつながっています。
ターゲットに対して素直に、スクエアに構えやすいですね。

ナオ
ナオ

フェースが大きく、ボールを包み込むような安心感
リーディングエッジがまっすぐで、ターゲットに対してスクエアに構えやすいですね

試打したクラブは
X FORGEDウェッジ(ロフト58度/Cグラインド/シャフト Dynamic Gold S200)
バウンスは10度。
ボールはキャロウェイのクロムソフトツアーを使用しました。

インパクトの瞬間に伝わってくるのは、S15C軟鉄ならではの ボールが吸い付くようなやわらかさ です。
これまでのキャロウェイ軟鉄ウェッジ(S20C)と比べても、明らかにもうワンランク柔らかい。
素材の数字が小さいほど柔らかさを示すのですが、S20C→S15Cへの変更は、手のひらにダイレクトに伝わる心地よさとしてしっかり体感できます。
「打感重視でウェッジを選びたい」というゴルファーには、間違いなく刺さる打感だと思います。

54〜60度はCグラインドが採用されています。
ソールのトウ・ヒール側を大きく削ってあるので、フェースを開きやすく、地面からボールをスッと拾いやすい。
バンカーショットでも砂に潜り込みすぎず、スパッと振り抜けてくれます。
広すぎず狭すぎないソール幅と10度のバウンスが、いいバランスで効いている印象ですね。

フルショットは60〜90ヤードを打ってみました。
シャープな形状で構えやすく、スピンの効いた球でしっかり距離を打ち分けられます。
48〜52度はSグラインドで、フルショット時の抜けが良く、ダフリ気味に入っても突っかかりません。
打点が上下に多少ずれても弾道が暴れず、安定して飛んでくれるのは、標準的な大きさに仕上げたヘッドの恩恵だと感じます。
小ぶりすぎるウェッジが苦手というゴルファーでも、これなら扱いやすいはずです。

短い距離でのスピンアプローチ

グリーン周りからの繊細なアプローチが、このウェッジの本領です。

ソールバンスを意識して滑らせるようにインパクトします。
入射角は緩めに、インパクトでヘッドを止めず、フォローまで減速させないのがポイント。
フェースを返さず、インサイドアウトに振っていくと地面に刺さらず、強烈なスピンがかかります。

ロフトをつけたい場合は「リーディングエッジをまっすぐにシャフトを右に傾ける」と効果的。
まっすぐなリーディングエッジと大きめなフェースがロブショットを簡単にします。
バンスをうまく使えば、チャックリとはおさらば。
この「やさしさ」が、軟鉄鍛造の操作系ウェッジとしては嬉しいところです。

一方、フェースを立てて構えれば、スピンが効きながら飛びすぎない、計算できるランニングアプローチも打てます。
ラフに沈んだ難しいライや、雨で濡れた状況でも、17Vグルーブとディープフェーサーレーザーがしっかり仕事をしてくれて、打ち出し角とスピンが安定するのが頼もしい。
状況に応じて球筋を自在に操り、ピンに寄せていける——そんな懐の深さを感じるウェッジです。

X FORGEDウェッジ スペック ロフト、シャフトの選び方

主なスペックを表にまとめました。

項目内容
ヘッド素材軟鉄(S15C)
ヘッド製法軟鉄鍛造+ディープフェーサーレーザー加工
仕上げクロム
ロフト角(°)48 / 50 / 52 / 54 / 56 / 58 / 60
グラインド48・50・52=Sグラインド/54・56・58・60=Cグラインド
バウンス角(°)10(全ロフト共通)
ライ角(°)64.0
クラブ長さ(インチ)約35.875〜35.125(ロフトにより異なる)
グリップCallaway Tour Velvet 360ラバー(約50g/口径60)

ここからは、性能を支える主な技術を、ひとつずつ見ていきます。

S15C軟鉄
今回最大の進化点です。
従来の軟鉄S20Cから、より柔らかいS15Cへと素材を変更しました。
数字が小さいほど柔らかいことを示しており、2026年発売のX FORGEDアイアンと同じ素材を採用。
従来モデルを上回る、心地よい打感をプレーヤーに届けてくれます。

17Vグルーブ
狭いピッチで刻まれた溝が、強烈なスピンを生み出します。
OPUSウェッジまでの37Vグルーブから17Vグルーブへと変更され、溝の体積と狭いピッチは継承しつつ進化。
ラフやウェット、バンカーなどタフなライからのアプローチでも、安定した打ち出し角と高いスピン性能を発揮します。

ディープフェーサーレーザー
「OPUS SPウェッジ」で初採用された、フェース表面のレーザー加工です。
網目状の粗さが従来のマイクロフィーチャーを上回る摩擦力を生み、スピン量を最大化。
スクエアに打つときだけでなく、フェースを開いて打つ場面でもしっかり効果を発揮します。

SグラインドとCグラインド
48〜52度はフルショット向きのSグラインド、54〜60度は操作性の高いCグラインド。
ロフトの役割に合わせてソール形状を変えることで、操作性と程よいやさしさを両立しています。

刀をイメージした日本らしいデザイン
Xのロゴには、日本モデルの象徴として「J(JAPAN)」を思わせるラインを取り入れ、筆の“跳ね”を意識したデザインに。
フォント全体は刀をイメージしたシャープで緊張感のある表現で、繊細さと力強さを兼ね備えています。
バックフェースはシェブロンマークのみのシンプルな仕上げで、CALLAWAYのロゴはホーゼル部分にブロック体で刻印。
所有する満足感の高い一本です。

ロフトの組み合わせ(参考)

現在お使いのアイアンセットのピッチングウェッジのロフトに合わせて選ぶと、距離の階段がきれいにそろいます。

  • ピッチングウェッジが43度以下(ロフトが立っている) → 48度・52度・56度 など
  • ピッチングウェッジが44〜46度 → 50度・54度・58度 など
  • ピッチングウェッジが46〜48度 → 52度・56度・60度 など

3本入れるなら「ギャップ・アプローチ・サンド」、2本なら「アプローチ・サンド」の組み合わせが基本です。
迷ったら、いま使っているサンドウェッジの番手を起点に考えると失敗しません。

標準装着シャフト グリップ

X FORGEDウェッジには、3種類のスチールシャフトが用意されています。

Dynamic Gold(S200)

  • 対象ゴルファー:アイアンが重めのスチールシャフトのゴルファー
  • クラブ総重量:約464〜476g(ロフトにより異なる)/バランス D2〜D3
  • しっかりした手応えで、フルショットの安定感を求めるゴルファーに。

N.S.PRO 950GH neo(S)

  • 対象ゴルファー:アイアンが軽量スチールシャフトのゴルファー
  • クラブ総重量:約440〜452g(ロフトにより異なる)/バランス D1〜D2
  • 軽量で振りやすく、幅広いゴルファーに合わせやすい定番。

N.S.PRO MODUS³ TOUR 105(S)

  • クラブ総重量:約444〜456g/バランス D2〜D3
  • 中間の重量帯で、しっかり振りたいけれど重すぎは避けたいゴルファーに。

シャフト選びの基本は、今お使いのアイアンの流れに合わせること。
アイアンより極端に重い・軽いウェッジを入れると、距離感が合わなくなりやすいので注意してくださいね。

グリップ
Callaway Tour Velvet 360ラバー バックライン無し 約50g 口径60。
クセのない握り心地で、こちらも安心して使える定番グリップです。

キャロウェイ X FORGEDウェッジ 総合評価

最後に、X FORGEDウェッジを総括します。

「やわらかい打感」「悪条件に強い高スピン性能」「フェースを開いて操作できる懐の深さ」。
この3つを高い次元でまとめ上げた、ツアー仕様の軟鉄鍛造ウェッジです。

3年ぶりの軟鉄鍛造で、素材をS15Cへと一段柔らかく変更。
打感は従来モデル以上に心地よく、ボールが吸い付くような感触は一度味わうとクセになります。
17Vグルーブとディープフェーサーレーザーの組み合わせで、ラフやウェット、バンカーといったタフなライでもスピンが入り、グリーンでしっかり止まってくれる。

ナオ
ナオ

OPUS譲りのシェイプをやや大きめにしたことで、上級者だけでなく「小ぶりすぎるウェッジは苦手」というゴルファーにも扱いやすく仕上がっています

打感を重視しつつ、アプローチを繊細に操作したいゴルファーに、自信を持っておすすめできる一本です。
ただし、このX FORGEDウェッジはキャロウェイ公式オンラインストア&CALLAWAY SELECTED STORE限定発売
気になるゴルファーは、欲しいロフトが在庫切れにならないうちに、早めにチェックしておくのが良さそうですね。