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Qi10・Qi35・Qi4Dレスキュー比較2026|型落ちで十分か実測

Qi10・Qi35・Qi4Dレスキュー比較2026|型落ちで十分か実測
ナオ
ナオ

こんにちは、クラブフィッターのナオです
25年以上、ゴルファーのクラブ選びをサポートしています

テーラーメイドのレスキューは、Qi10(2024年)・Qi35(2025年)・Qi4D(2026年)の3世代が、今もすべて新品で買えます。
一番安いお店で比べても、Qi10とQi4Dでは約1.4万円の差があります。

「最新のQi4Dを買うべきか、安い型落ちで十分か」。
3世代とも自分で試打したクラブフィッターとして、実測データと一緒に正直にお答えします。

この記事の結論

  • 3世代の性能の違いは、それほどありません
  • 選ぶならQi4D。番手とシャフトがそろい、幅広いゴルファーに対応できます
  • 前作(Qi10・Qi35)を選ぶ理由は値段だけ。スペックによっては在庫がありません

結論:性能の差はそれほどない。選ぶならQi4D、前作は値段で選ぶ

本当に正直に言うと、3世代のヘッド性能の違いはそれほどありません。
どれを選んでも「打てない」「飛ばない」というハズレはないです。

そのうえで私が選ぶのはQi4Dです。
理由は、私に合うシャフトがQi4Dにあるから。
そして、現行モデルなので番手・シャフトがそろっていて、幅広いゴルファーに対応できるのがQi4Dだからです。

前作(Qi10・Qi35)を選ぶ理由は、値段だけです。
ただし前作はスペックによって在庫がありません。
欲しい番手とシャフトが残っているかを先に確認してください。

3世代の値段の差

0万円 2万円 4万円 6万円 Qi10(2024年)新品の最安値 21,437円 Qi10 2024年 21,437円〜 Qi35(2025年)新品の最安値 26,800円 Qi35 2025年 26,800円〜 Qi4D(2026年)新品の最安値 35,156円 Qi4D 2026年 35,156円〜 (定価57,200円)

2026年10月28日時点のAmazon・楽天の新品の最安値です。US仕様・レディース・中古は除いています。番手・シャフトによって値段は変わります。

あなたに合うのはどれ?

迷ったら → Qi4D(2026年)

自分に合うシャフトを選びたいゴルファー、ロフトとライ角まで調整したいゴルファー

平均的なゴルファーはREAX 65。約3.5万円〜

安く、でもロフト調整はほしい → Qi35(2025年)

予算を抑えつつ、買ってから距離の階段を調整したいゴルファー

在庫があるスペックなら値段で選んでOK。約2.7万円〜

とにかく安く → Qi10(2024年)

値段を最優先するゴルファー

ロフト調整はできません。約2.1万円〜

3世代で変わったところ(スペック)

性能の差は小さくても、スペックの中身は世代ごとに変わっています。大きいのはロフト調整です。

項目Qi10Qi35Qi4D
発売2024年2025年2026年
ロフト調整×
できない
○
±1.5度
○
±1.5度
ライ角も調整可
ロフト(標準モデル)19・22・25・28・31度
(31度はカスタム)
17・19・22・25度17・19・22・25・28度
標準シャフトDiamana BLUE TM60
N.S.PRO 820GH
Diamana SILVER TM70
Diamana BLUE TM60
N.S.PRO 820GH
REAX 65
REAX 75
REAX 85
新品の最安値約2.1万円〜約2.7万円〜約3.5万円〜
(定価5.72万円)

MAXモデルは、Qi10 MAXが20・23・27・31度、Qi35 MAXが20・23・27・31・35度です。Qi35 MAXはヘッドとシャフトが固定式で、ロフト調整はできません。Qi10 MAXにスチールシャフトを入れる場合はカスタム(特注)になります。

3世代の実測データ(全8通り)

すべて#4を3球打った平均です。
測った日とヘッドスピードが違うため、参考値として見てください。
数字の大小でどれが上かは決めていません。

キャリー(参考値)

Qi10 Qi35 Qi4D 0 100 200 Qi10(TM60 S)HS39.9m/s キャリー191y 総距離198y Qi10 TM60 S 191y HS39.9 Qi10 MAX(820GH S)HS42.8m/s キャリー201y 総距離207y Qi10 MAX 820GH S 201y HS42.8 Qi10 MAX(TM60 R)HS37.9m/s キャリー172y 総距離177y Qi10 MAX TM60 R 172y HS37.9 Qi35(TM70 S)HS41.1m/s キャリー195y 総距離201y Qi35 TM70 S 195y HS41.1 Qi35(820GH S)HS40.0m/s キャリー198y 総距離206y Qi35 820GH S 198y HS40.0 Qi35 MAX(TM60 S)HS38.9m/s キャリー186y 総距離194y Qi35 MAX TM60 S 186y HS38.9 Qi4D(REAX65 S)HS38.8m/s キャリー186y 総距離193y Qi4D REAX65 S 186y HS38.8 Qi4D(REAX75 S)HS40.4m/s キャリー195y 総距離201y Qi4D REAX75 S 195y HS40.4 キャリー(ヤード)

棒の右の「HS」は、その時のヘッドスピード(m/s)です。ヘッドスピードが違うので、棒の長さで優劣は比べられません。

実測データの一覧

モデル
シャフト
HS打ち出し角スピンキャリー
(総距離)
Qi10
TM60 S
39.917.34049191
(198)
Qi10 MAX
820GH S(カスタム)
42.816.05036201
(207)
Qi10 MAX
TM60 R
37.919.84700172
(177)
Qi35
SILVER TM70 S
41.117.14722195
(201)
Qi35
820GH S
40.017.53409198
(206)
Qi35 MAX
TM60 S
38.919.63113186
(194)
Qi4D
REAX 65 S
38.818.63725186
(193)
Qi4D
REAX 75 S
40.419.14181195
(201)

HS=ヘッドスピード(m/s)、スピン=バックスピン(回転/分)、距離はヤード。ロフトはQi10・Qi35・Qi4Dが22度、MAXが23度。

モデル別:合うゴルファー

Qi4D:幅広いゴルファーに対応できる、迷ったらこれ

構えた時のトップラインがアイアンのような形になり、狙っていける顔です。
打感は少し硬めで、低スピンの強い球が出ます。
REAX 75ではドローで打っても左に来ませんでした。

現行モデルなので番手とシャフトがそろっていて、ロフトとライ角も調整できます。
シャフトは、平均的なゴルファーならREAX 65を選んでください。
私は他のクラブとの流れから、REAX 85を選びます。
REAX 85は軽量スチール並みの硬さを感じるハードなシャフトなので、ヘッドスピードに自信がないゴルファーには向きません。

シャフト重さドライバーのHS目安こんなゴルファーに
REAX 6557〜67.5g39〜42m/s平均的なゴルファー。ゆったりしたスイングで払い打つタイプ
REAX 7578g42〜45m/s標準的なテンポでターフを取るタイプ。REAX 65では重さ・硬さが物足りないゴルファー
REAX 8586g44〜48m/sハードヒッター、打ち込むタイプ、フックを嫌うタイプ。軽量スチール並みの硬さ

アイアンのシャフト重量の目安は、REAX 75なら90g以上、REAX 85なら100g以上です。

Qi35/Qi35 MAX:在庫があれば、値段で選んでいい

Qi35はサイドスピンが入りにくく、打ち出した方向に真っすぐ飛びます。
スチールでは強い球になり、ドローで打っても大きなフックは来ませんでした。
Qi35 MAXはドローが強くかかり、キャリーで狙っていけるタイプです。

Qi10/Qi10 MAX:とにかく安く買いたいゴルファーに

Qi10は小ぶりでシャープなヘッドで構えやすく、弾き感のある打音です。
Qi10 MAXはヘッドが少し大きく、構えた時の安心感があります。
球の上がりやすさとつかまりも十分です。

型落ちを買うときの注意

注意点内容
在庫前作はスペックによって在庫がありません。番手・シャフト・フレックスが残っているか先に確認
左用Qi10の左用は#4・#5だけ
スチールQi10 MAXにスチールシャフトを入れる場合はカスタム(特注)
ロフト調整Qi10はできません。買ってから距離の階段を調整したいゴルファーはQi35かQi4D

よくある質問

Q
Qi10とQi35はどっちがいい?
A

性能の差はそれほどありません。ロフト調整をしたいならQi35、安さを優先するならQi10です。どちらも欲しいスペックの在庫があるかで決めてください。

Q
Qi4Dは値段の差に見合う?
A

性能だけを見れば大きな差はありません。Qi4Dを選ぶ理由は、番手とシャフトがそろっていて自分に合う組み合わせを選べることと、ロフト・ライ角を調整できることです。

Q
Qi4Dのシャフトはどれを選べばいい?
A

平均的なゴルファーはREAX 65です。REAX 85はハードなシャフトなので、ヘッドスピードに自信があるゴルファー向けです。

Q
カーボンとスチールはどう選ぶ?
A

今使っているアイアンのシャフト重量に合わせます。N.S.PRO 820GHは約97gなので、アイアンが100g以上のスチールのゴルファーに合います。

まとめ

Qi10・Qi35・Qi4Dの3世代を全部打ってみて、正直に言うと性能の差はそれほどありませんでした。どれを選んでも、レスキューとしてハズレはありません。

それでも私がQi4Dを選ぶのは、現行モデルで番手とシャフトがそろっていて、自分に合う組み合わせを選べるからです。
REAXシャフトは65・75・85の3種類。
平均的なゴルファーはREAX 65、私は他のクラブとの流れからREAX 85を選びます。
ロフトに加えてライ角まで調整できるので、幅広いゴルファーに対応できるのはQi4Dです。

前作のQi35とQi10を選ぶ理由は、値段だけです。
新品の最安値で比べると、Qi4Dより約0.8万〜1.4万円安く買えます。
ただし前作はスペックによって在庫がありません。
欲しい番手・シャフト・フレックスが残っているかを、先に必ず確認してください。

こんなゴルファー選ぶモデル
迷っている、自分に合うシャフトを選びたいQi4D
約3.5万円〜
安く買いたい、でもロフト調整はほしいQi35
約2.7万円〜
とにかく値段を最優先したいQi10
約2.1万円〜

価格は2026年10月28日時点の新品の最安値です。

レスキューは、アイアンとフェアウェイウッドの間の距離を埋める大事なクラブです。
値段だけで決めず、今使っているアイアンのシャフト重量とつながるかも見て選んでください。
迷ったら、番手とシャフトから自分に合う1本を選べるQi4Dを選んでおけば安心です。