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【試打評価】ELYTE MINIドライバー|大型ヘッドが苦手なゴルファーに最適な1本!

「最近のドライバー、大きすぎてどうもしっくりこない…」
そんなふうに感じている方、意外と多いんです。

実際、私のフィッティング現場でもこんな声をよく聞きます👇
✅ ヘッドが大きくて構えづらい
✅ ドライバーの曲がり幅が怖い
✅ スプーンは難しいから嫌い

そんなゴルファーに、今回ご紹介する『ELYTE MINIドライバー』は、ひとつの“解決策”になるかもしれません。

こんにちは、クラブフィッターのナオです。
ゴルフクラブ業界歴25年。現在もゴルフショップで日々フィッティングを行いながら、
クラブとゴルファーの“相性”を見続けています。

今回試打したのは、キャロウェイの
ELYTE MINIドライバー
いわゆる“ミニドライバー”と呼ばれる、小ぶりで振りやすいこのモデル。
最初の印象は「これ、ドライバーが苦手な人の救世主になるかも…」というものでした。

この記事では、プロでもアマでもない、
「現場のフィッター」としてのリアルな目線で、
このクラブが持つ本当の魅力をお伝えしていきます!

テーラーメイドからもミニドライバー発売されています👇

小ぶりなのに安心感。構えやすさは想像以上

第一印象は「小さいけど、カッコいい」。
ヘッド体積は340ccですが、見た目が締まっていて妙な“頼りなさ”はありません。
460ccのドライバーと比べるとかなりスッキリしています。

実際に構えてみると、意外なほど座りがよく、ややシャローフェース。
フェース向きがスクエアなので、「どこに飛びそうか」がイメージしやすいんです。

クラブって、構えた瞬間に「安心できるかどうか」が大事。
このELYTE MINI、見た目は小さくても、安心感はしっかりあるタイプですね。

打ってみた感触・試打データ

試打したクラブは
エリートミニドライバー 
ロフト 11.5度 
シャフト TENSEI GREEN 60 for Callaway フレックスS

スカイトラックでのデータ画像
ヘッドスピードボール初速打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー飛距離
1球目43.363.115.12883-339233247
2球目43.463.114.73262-238233245
3球目43.863.711.53157-231236248
平均43.563.314.93101-269234247
サイドスピン(+スライス-フック)
  • ヘッドスピード:43.5m/s前後
  • キャリー:約233〜234y
  • トータル:245〜248y
    といった結果。

これは普通のドライバーと変わりませんね!飛ぶし、まがらない。
バックスピンは少し多めですが、狙い通りの弾道が打てる印象です。
ヘッドが小ぶりなので、右にすっぽ抜ける感じがなくつかまりもいい。

打感は芯を捉えたときに「パシッ」と気持ちよく抜ける感触。
打音もキンキンせず、ほどよい高音で心地よさがありました。

シャフトを通して振ったときにまず感じたのが、「振り抜きの良さ」
短尺効果とヘッドの回転のしやすさが相まって、タイミングが取りやすいんです。
シャフト重量がフレックスSで64g。
ドライバーのヘッドスピードは42m/s以上は欲しいですね。
「OBを減らしたい」「セカンドをフェアウェイから打ちたい」ゴルファーには心強い1本です。

飛距離をねらって少し力んでみました

スカイトラックでのデータ画像
ヘッドスピードボール初速打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー飛距離
1球目45.265.813.92528-890240256
2球目45.366.111.62584-820234254
3球目45.064.312.12866-466234251
平均45.265.112.52659-659236254
サイドスピン(+スライス-フック)

ヘッドスピードを上げ、しっかりつかまえてみました。
単純にフックしてますね(打ち手がへたくそ🙇)
飛距離は254ヤード、よく飛んでいます。
この弾道だと、右を狙ってフックでセンター狙いですね。
ヘッドが小ぶりなのでターンしやすく、つかまりがいい。

通常のドライバーとどう違う?FWとのすみ分けも重要

このクラブを使うなら、「どのクラブと入れ替えるのか?」は大事な視点。

通常のドライバーと比べると、

  • 弾道の高さ:やや低め(でも強い球)
  • 曲がり幅:小さい
  • 操作性:かなり高い

一方で、フェアウェイウッドと比べると、
「ティーアップしての安定性」が絶妙なバランスです。

👉 私のおすすめは、エースドライバーとの2本持ちでスプーンを外すセッティング
大型ドライバーがどうしても苦手なゴルファーは「ティーショット専用クラブ」で通常のドライバーを外してもオッケー。
(注)セカンドショットで使用するには少し難しさはあります

アイコン

ELYTE MINIドライバー|このクラブが合う人・合わない人

👍 合う人

  • 通常のドライバーが「大きすぎて構えづらい」と感じる
  • ティーショットの方向性・安定感を優先したい
  • フェアウェイキープ率を上げたいシニア・アベレージゴルファー
  • 振りやすさ・タイミングの取りやすさを重視したい
  • 大型ドライバーが苦手で“OBを減らしたい”と感じている
  • 短尺で安心なティーショット用クラブを探している

⚠️ 向かないかもしれない人

  • 飛距離最優先でドライバーを選びたい
  • 高弾道のビッグボールを打ちたい
  • ロフト11.5〜13.5度だと打ち出しが低ぎてしまう
  • フェアウェイウッドで十分にティーショットが打てている

ドライバーに不安があるゴルファーの“間”を埋めてくれる1本

このクラブ、合う人にはドンピシャです。

✅ 大型ヘッドが怖い
✅ OBを減らしたい
✅ ティーショットに苦手意識がある
✅ スプーンはヘッドが小さくて不安

こんな悩みを感じたことがある方には、
「ミニドライバー」という選択肢はしっくり来る可能性が高いです。

もちろん、飛距離特化ではなく“安定性重視”なので、
「1発の飛びより、フェアウェイに飛ばす」を求めるゴルファーにフィットするクラブですね。

苦手を補ってくれるミニの力。これもゴルフを楽しむ選択

ELYTE MINIドライバーは、飛ばし屋向けというよりも、
「振りやすさ」「当てやすさ」「曲がりにくさ」を求める人にとってベストな1本。

「最近ドライバーが怖い…」と感じているゴルファーは、
一度試してみる価値ありです。

クラブは、無理して使うものではなく、「自分のゴルフを助けてくれる相棒」だと思っています。

ヘッドスペック、シャフト重量をチェック

ELYTE MINIドライバーは、通常のドライバーよりひと回り小さい340ccのコンパクトヘッド
重心位置や重心角も工夫されており、
「直進性を保ちながら、操作性も重視」した設計になっています。

公式スペックをもとに、主な特徴を整理すると:

番手W#1
フェース素材 / 構造鍛造 FS2S チタン / Ai 10x フェース
ボディ素材8-1-1 チタンボディ+サーモフォージドカーボンクラウン+スクリューウェイト約5g+バックウェイト約13g
クラブ長さ(インチ)43.5
ヘッド体積(cm3340
ロフト角(°)11.513.5
ライ角(°)57.0
アジャスタブルホーゼル
シャフト名(硬さ)TENSEI GREEN 60 forCallaway(S)TENSEI GREEN 60  forCallaway(SR)
ラインアップ11.5
13.5
バランスD2
クラブ重さ約328g約325g
シャフト重さ約64.0g約61.0g
シャフトトルク4.44.7
シャフト調子中調子
キャロウェイゴルフ公式ホームページ

グリップ

GOLF PRIDE CLUBMAKER ブラック/グリーン バックライン有り
約50g 口径60

🔍補足:
スペック数値はキャロウェイ公式のELYTE MINIドライバー情報に基づいていますが、記事掲載の際はお手持ちのカタログや試打クラブの個体差に応じて微調整していただいてもOKです。

ドライバーの選び方の詳細はこちらへどうぞ↓

まとめ ドライバーが苦手な人にこそエリートミニを試してほしい理由

キャロウェイゴルフ公式オンラインでエリートミニドライバーを探す

ELYTE MINIドライバーは、見た目は小ぶりでも中身はしっかり「現代設計」。
振りやすく、コントロールしやすく、それでいて飛距離性能や直進性にも優れた一本です。

実際に試打して感じたのは、
「大型ドライバーにはない振り抜きやすさ」
「芯を外しても大ケガしにくい安心感」
そして「狙ったところに打ち出せる操作性の高さ」。

アイコン

ELYTE MINIドライバー|このクラブが合う人・合わない人

👍 合う人

  • 通常のドライバーが「大きすぎて構えづらい」と感じる
  • ティーショットの方向性・安定感を優先したい
  • フェアウェイキープ率を上げたいシニア・アベレージゴルファー
  • 振りやすさ・タイミングの取りやすさを重視したい
  • 大型ドライバーが苦手で“OBを減らしたい”と感じている
  • 短尺で安心なティーショット用クラブを探している

⚠️ 向かないかもしれない人

  • 飛距離最優先でドライバーを選びたい
  • 高弾道のビッグボールを打ちたい
  • ロフト11.5〜13.5度だと打ち出しが低ぎてしまう
  • フェアウェイウッドで十分にティーショットが打てている

ドライバーが苦手だったり、ティーショットでの曲がりに悩んでいるゴルファーにとって、
このクラブはまさに“頼れる味方”になってくれる存在です。

また、短尺によってミート率が上がりやすく、
スプーンより安定、ドライバーより振りやすい――そんな“絶妙な立ち位置”も魅力のひとつ。

ゴルフは「飛ばす」より「安定してラウンドを組み立てる」ことが大事な場面も多いです。
このミニドライバーは、そうした視点でゴルフを楽しみたいゴルファーにこそ、試してほしい一本だと感じました。

どんなクラブも「合う・合わない」がありますが、ELYTE MINIにはその“間を埋める役割”があります。

同時期に発売された「R7クアッドミニドライバー」との比較は👇

  • Callaway Elyte Mini Driver
    許容性が高く構えやすい、初〜中級者向け。
    安定感重視でかつ調整は簡単。
  • R7 Quad Mini Driver
    調整性と打感で上回り、正確性を追求できる本格派クラブ。
    ただしミスへのペナルティは厳しめ。

📌 選び方アドバイス

  • 少しでもミスの影響を減らしたいゴルファー、楽にフェアウェイにボールを置きたいには Elyte Mini
  • 自信を持って打てるゴルファー、スピンや球筋を細かく設定したいゴルファーには R7 Quad Mini

テーラーメイド「R7ミニドライバー」の試打レビュー記事はこちらをどうぞ👇

最後までお読みいただきありがとうございました。