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ミスを減らす!やさしいユーティリティ7選|2025年最新試打レビュー

打てるUTが欲しいならコレ!やさしいユーティリティ7選【2025年】
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「最近アイアンがしんどい…」 「フェアウェイウッドは当たる気がしない…」

そんな悩みを抱えるゴルファーにこそ試してほしいのがユーティリティ(UT)です。

でも、ひと口にUTと言っても、シャープな中上級者向けモデルから、超シャロー&つかまり系のモデルまで千差万別。 「やさしい」と言われていても、自分に合うかどうかは別問題ですよね。

そこで今回は、僕が実際に試打して「これは打ちやすい!」と感じた7モデルを厳選してご紹介します。

・Qi35 / Qi35 MAXレスキュー
・G440ハイブリッド
・スリクソンZXiハイブリッド
・プロギアRSXユーティリティ
・ドライブスターユーティリティ
・UFO AIRユーティリティ

いずれも、ヘッドスピード40m/s前後の方が気持ちよく振れる“やさしさ重視”のモデルばかりです。
あなたのゴルフライフの参考になれば嬉しいです。

打ちやすいユーティリティ 比較

※「やさしさ」は初速の出しやすさ、球の拾いやすさ、スイートエリアの広さを総合評価しています。

モデル名対象H/S目安つかまり弾道やさしさ特徴
Qi3541m/s〜中弾道ストレート弾道×高初速
Qi35 MAX38m/s~やや強め高弾道捕まり重視&高打ち出し
G44039m/s〜中高弾道寛容性が高く、操作性も〇
ZXi40m/s~中弾道操作性高めの中上級向け
RS X38m/s~中高弾道直進性が強く、直打ちしやすい
ドライブスター~43m/s強め高弾道つかまりが強く、飛距離性能が高い
UFO AIR~42m/s強め高弾道33〜AAまでの幅広い距離をカバー

こんにちは!クラブフィッターのナオです⛳️

ゴルフ業界歴25年、これまで2000本以上のクラブを試打し、初心者〜競技ゴルファーまでのフィッティングを行ってきました。

今回ご紹介するのは、「やさしく打てるユーティリティ(UT)」を探しているゴルファーに向けた7モデル
実際にすべて試打し、ミスへの強さ・球の上がりやすさ・つかまり具合などを比較しています。

「UTが苦手」「アイアンに自信がない」というゴルファーこそ、ぜひ参考にしてください。


ユーティリティの選び方|失敗しないための3つの視点

ユーティリティの選び方|失敗しないための3つの視点  画像

ユーティリティを選ぶ際に、特に注目してほしいポイントは以下の3点です。

1. ヘッドスピードに合った重量とシャフト特性

自分のヘッドスピードに対して重すぎる・硬すぎるUTを使うと、飛ばない・つかまらない・上がらない、という三重苦に。
逆に軽すぎても振りすぎてトップが出たり、タイミングが合わなくなったりします。

ゴルファーの体格や筋力、スイングテンポに合わせて、シャフトの重量とフレックスを選ぶことが非常に重要です。
例えば、ドライバーのヘッドスピードが35〜38m/sのゴルファーに重量70g以上のSシャフトはややオーバースペックで、振り遅れによるスライスが出やすくなります。

目安としては、

  • H/S 36〜39m/s → Rシャフト中心(60g台)
  • H/S 39〜42m/s → SR〜Sシャフト(70g前後)
  • H/S 42m/s以上 → S〜Xシャフト(75g〜)

などの目安を持ち、実際に試打してみて振りやすさと弾道を確認しましょう。

2. 球の高さ(打ち出し角)

UTの魅力は、アイアンよりも高弾道で、グリーンを狙えること。 でもモデルによって弾道の高さはかなり違います。
球が上がらないゴルファーは「超シャロー形状×重心設計」に注目して選びましょう。

重心が低く、深く設計されたモデルは、自然と高弾道が出やすくなります。
とくに打点が安定しないゴルファーにとっては、低重心設計がミスに強く、飛距離の安定にもつながります。

反対に、操作性を重視するゴルファーは、やや重心浅め+中弾道設計のモデルを選ぶと、ラインが出しやすく、風に強い球が打てます。

3. 構えやすさと安心感

意外と見落とされがちなのが「見た目」や「構えやすさ」。
トップブレードが厚めで後ろ姿に丸みがある方が安心するゴルファーもいれば、シュッとした形状を好むゴルファーも。
構えたときのフィーリングは、案外スコアに直結しますよ。

「構えた瞬間に“これなら打てそう”と思える」かどうかは、実はかなり大切です。試打の際は打ちやすさだけでなく、アドレス時の安心感にも注目して選びましょう。

また、フェース面が見えやすいか、つかまりそうか、ボール位置とヘッドの重心が自然に一致するかといった感覚も大切です。


7モデル一挙紹介|タイプ別・特性別に徹底比較 おすすめUT 2025

7モデル一挙紹介|タイプ別・特性別に徹底比較 おすすめUT 2025 画像

ここからは、僕が実際に試打・レビューした7モデルを、タイプ別に紹介します。


◉Qi35レスキュー|操作性と直進性のバランスが秀逸

こんなゴルファーにおすすめ

ドライバーのヘッドスピード41m/s〜、ドローヒッター、フェードヒッター

  • フックを嫌う
  • 重量感のあるシャフトが好み
  • 中弾道で上がりすぎない
  • 小ぶりなヘッドが好み
  • ロフト可変式で距離の微調整ができる

→ 詳細記事:Qi35レスキュー試打レビュー

軽量設計ながら、つかまりすぎず、ストレート系の中弾道が打ちやすいモデル。
UT特有の“左への不安”が少なく、中〜上級者が構えた時の安心感もあります。
スピンも入りやすく、グリーンで止めたい場面にも◎。
ヘッドスピード40m/s前後で、**「操作性も大事にしたい」**という方におすすめです。

◉Qi35 MAXレスキュー|とにかくやさしく高弾道

こんなゴルファーにおすすめ

ドライバーのヘッドスピード38m/s〜、スライサー、フェードヒッター

  • スライスを嫌う
  • 高弾道のボールが打ちたい
  • 距離性能を重視する
  • 安心感のあるヘッド形状が好み
  • 芯が広く、直進性が強い

→ 詳細記事:Qi35MAXレスキュー試打レビュー

Qi35シリーズの中でも、特に“やさしさ”に振り切った設計。
超シャロー形状×軽量設計で、スッと構えて、軽く振っても高弾道が出るのが最大の特徴。
ヘッドの返りも自然で、スライス傾向の方でもしっかり捕まった球が打てます。
「最近球が上がらなくなってきた…」という方の救世主的UTです。

◉G440 ハイブリッド|拾いやすさと安定性のバランス

こんなゴルファーにおすすめ

ドライバーのヘッドスピード39m/s〜、ドローヒッター、フェードヒッター

  • フックを嫌う
  • 強弾道で曲がらない
  • 自分のスイングに合った純正シャフトが選べる
  • シンプルなヘッドが好み
  • ロフト可変式で距離の微調整ができる

→ 詳細記事:G440ハイブリッド試打レビュー

打感・直進性・安心感の三拍子そろったモデル。純正シャフトのバリュエーションが豊富で様々なゴルファーに対応できる。
2025年、1番人気のモデルです。

◉スリクソンZXi|強めに振れるゴルファーに

こんなゴルファーにおすすめ

ドライバーのヘッドスピード40m/s〜、ドローヒッター、フェードヒッター

  • フックを嫌う
  • しっかり叩いても吹け上がらない
  • 縦距離が合いやすい
  • 小ぶりなヘッドが好み
  • ロフト可変式で距離の微調整ができる

→ 詳細記事:ZXiハイブリッド試打レビュー

見た目も操作性も「中上級者モデル」ながら、芯に当たると気持ちいい打球が出る。スピンも入るのでグリーンで止めやすい。

◉プロギアRSX UT|ぶっ飛び系UT

こんなゴルファーにおすすめ

ドライバーのヘッドスピード38m/s〜、スライサー、フェードヒッター

  • 打感、顔、寛容性はトップクラス
  • 高弾道が打ちやすい
  • 薄めのヒットに強い
  • 小ぶりに見えるヘッドが好み
  • コスパがいい

→ 詳細記事:RSXユーティリティ試打レビュー

ボール初速が出やすく、フェースの反発力が高い印象。しっかり振っていけるゴルファーにハマる1本。

◉ドライブスター UT|やさしさと飛距離の両立

こんなゴルファーにおすすめ

ドライバーのヘッドスピード35m/s〜、スライサー、フェードヒッター

  • スライスを嫌う
  • 簡単に球を上げたい
  • 飛距離を重視する
  • フェアウェイウッドが苦手、飛ぶユーティリティが欲しい
  • 安心感のあるヘッド形状が好み

→ 詳細記事:ドライブスターユーティリティ試打レビュー

とにかく「振りやすい・上がりやすい・飛びやすい」の三拍子。特に40m/s未満のゴルファーにマッチしやすい。

◉UFO AIR UT|超やさしさ特化モデル

こんなゴルファーにおすすめ

ドライバーのヘッドスピード35m/s〜、スライサー、フェードヒッター

  • アイアンのシャンクで悩んでいる
  • 球が上がらないで困っている
  • つかまりがいいヘッドが好み
  • フェアウェイウッドからウェッジまで全ての距離をカバーできる
  • コスパがいい

→ 詳細記事:UFO AIRユーティリティ試打レビュー

高慣性モーメントでブレにくく、球が上がりすぎるくらい上がる。シニア・女性にもおすすめ。
33(15度)〜AA(46度)までの9種類のロフト設定があり、どの距離にも対応可能。

購入時の注意点|中古市場の活用と落とし穴

購入時の注意点|中古市場の活用と落とし穴 画像

ユーティリティは、中古市場でも豊富に出回っていますが、選び方を間違えると逆効果になることも。

たとえば…

  • 軽すぎるスペックを買ってしまい振り急ぎになる
  • 旧モデルでフェースの反発が弱いものを掴んでしまう
  • ロフトが合わず、飛距離がアイアンと被る

中古を選ぶ際は、できるだけクラブの状態を確認してから、あるいはスペックとレビューを照らし合わせて慎重に選ぶことをおすすめします。

特に2023年以降に発売されたモデルは、反発設計や低重心技術が飛躍的に向上しているので、多少高くても“型落ち直前”のモデルを狙うのがコツです。

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よくある質問|Q&A形式で解説

Q1:アイアン型とウッド型、どっちがいいの? →迷ったらまずウッド型をおすすめします。やさしさ・打ちやすさ・ミスへの強さが段違い。アイアン型は「構えやすい」「ラインが出しやすい」という中・上級者向けです。

Q2:何番ユーティリティを入れるべき? →基本は5番アイアンの代わりとなる22〜24度前後から。そこから番手間の飛距離を見ながら、20度・18度と追加していくのが自然な流れです。

Q3:純正シャフトでも十分使えますか? →多くの場合、現代の純正シャフトは非常に優秀です。ただし、ヘッドスピードが速い方は“物足りない”と感じることもあるので、カスタムシャフトを検討するのもありです。

まとめ:ユーティリティは“攻め”と“守り”を支える武器

モデル名対象H/S目安つかまり弾道やさしさ特徴
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38m/s~やや強め高弾道捕まり重視&高打ち出し
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~43m/s強め高弾道つかまりが強く、飛距離性能が高い
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~42m/s強め高弾道33〜AAまでの幅広い距離をカバー

ユーティリティは、ロングホールの2打目や、長いパー3、ラフからの脱出など、ゴルフの中で非常に重要な場面で活躍してくれるクラブです。

アイアンよりも球が上がりやすく、フェアウェイウッドよりも振りやすい。そんな“ちょうどいい”存在。

今回紹介した7モデルは、やさしさ・安定性・飛距離性能のバランスに優れた信頼できるモデルばかり。

もし、「いま使っているUTが難しい」と感じているなら、買い替えのチャンスかもしれません。

ユーティリティが1本変わるだけで、ラウンドの安心感がまるで違ってきますよ。

各モデルの詳細レビューは、以下リンクからご覧いただけます👇

以上、クラブフィッターのナオでした!
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