2026年2月6日、キャロウェイゴルフよりQUANTUMシリーズドライバーが発売されます。
モデルは5種類(内2種類はセレクトストア限定)
QUANTUM MAX(スタンダード)、QUANTUM MAX D(ハイドロー)、QUANTUM MAX FAST(軽量)、QUANTUM♦♦♦(操作性とロースピン)、QUANTUM♦♦♦ MAX(ロースピンと適度な寛容性)
(♦︎♦︎♦︎がセレクトショップ限定です)
QUANTUMシリーズの中でもボールのつかまりがよく、高弾道を放っていけるモデル
「クアンタム マックス D ドライバー」を紹介します。
| 弾道 | スピン量 | 寛容性 | つかまり | |
| QUANTUM MAX | 中高弾道 | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
| QUANTUM MAX D | 高弾道 | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
| QUANTUM MAX FAST | 高弾道 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
| QUANTUM ♦♦♦ | 中弾道 | ★ | ★★ | ★ |
| QUANTUM♦♦♦ MAX | 中弾道 | ★★ | ★★★ | ★★ |



クラブフィッターのナオです
25年以上専門店でゴルファーのクラブ選びをサポートしています
さらなるボールスピードを求めて、クアンタムシリーズのドライバーで注力されたのが、チタンフェースの反発力を究極まで高めた「三層構造フェース」。
このフェース構造はクアンタムシリーズで共通です。


前作エリートシリーズのチタンフェースより14%も薄肉化。
さらにカーボンファイバーとポリメッシュを重ねた3層構造でたわみ方(量、スピード)をコントロールできるようになりました。

ヒールショットではスピンが増えすぎることなく、トゥショットではスピンが減りすぎることがない安定した飛距離性能が得られる設計です


ヘッド形状はクアンタムマックスドライバーよりも前後長の長いフォルム。
ヒール側の肉付きが厚く、ボールを包み込むような形状です。
クラウン部分の大半はカーボン素材で前方はチタンでラインを引いているようなデザイン。
キャロウェイらしいヘッドデザインです。
ヘッドソール後方部分のウェイトは埋め込み固定式。
前方には約2gのスクリューウェイトを搭載しています。
抜群の安定感、つかまりのいい「クアンタムマックスDドライバー」を様々なヘッドスピードで試打をし、性能を細かくチェックします。

クアンタムマックスドライバーと比較するとややスピン量が多く、高弾道な印象です
つかまりが良いのでスライサー、フェース開閉が少ないゴルファーと相性抜群
クアンタムマックスDドライバーと相性がいいゴルファー
- 飛距離性能の高いドライバーを求めている
- 打点の広いつかまりのいいドライバーが好み
- 打感、打音の柔らかいモデルが好み
- 球が上がりにくい
- スライサー、フェードヒッター

純正シャフト
ATHLEMAX 50(S, SR, R)
カスタムシャフト
SPEEDER NX GOLD 50(S)
TOUR AD FI 5(S)
試打したクアンタムマックスDドライバーのスペックは
ロフト10.5° シャフト ATHLEMAX 50 フレックスSR
ロフト10.5° シャフト ATHLEMAX 50 フレックスS
ロフト10.5° シャフト TENSEI GRAY 60 for Callaway フレックスS
※スカイトラックで10球ずつ打って結果の良かった3球を掲載

ヘッドスピード39m/s、42m/s、45m/sの3パターンで試打検証します
ど真ん中モデル「クアンタムマックスドライバー」については👇記事をご覧ください
前作エリートXドライバーについては👇記事をご覧ください。
ライバル、テーラーメイドQi4Dドライバーについては👇記事をご覧ください
クアンタムマックスDドライバーの飛距離検証 ヘッドスピード39m/s、42m/s、ATHLEMAX 50シャフトで試打


ヘッドスピード39m/s、フェードヒッターの設定で試打
試打したクアンタムマックスDドライバーのスペック
ロフト10.5° シャフト ATHLEMAX 50 フレックスR

| ヘッドスピード | ミート率 | 打ち出し角 | バックスピン | サイドスピン | キャリー | 総飛距離 | |
| 1球目 | 40.3 | 1.42 | 11.9 | 3053 | -134 | 201 | 221 |
| 2球目 | 39.8 | 1.39 | 13.7 | 2623 | 330 | 191 | 210 |
| 3球目 | 39.1 | 1.45 | 12.5 | 2623 | 155 | 196 | 219 |
| 平均 | 39.7 | 1.43 | 12.7 | 2824 | 117 | 196 | 217 |
ヘッドスピード平均39.7m/sで飛距離217ヤード、よく飛んでいます。
外から内へ大きくカットしてスイングしたのですが、打ち出した方向に真っ直ぐ。スライスはほとんどかかりません。
こすって打っている分だけ初速が少し控えめでした。
打点はややヒール下寄りだったのですが、バックスピン量も増えすぎず、適度な高さで強弾道。
インパクトでよっぽどフェースが開かないと右にはいきませんね。
ヘッドスピード42m/s、ストレートヒッターの設定で試打
試打したクアンタムマックスDドライバーのスペック
ロフト10.5° シャフト ATHLEMAX 50 フレックスSR

| ヘッドスピード | ミート率 | 打ち出し角 | バックスピン | サイドスピン | キャリー | 総飛距離 | |
| 1球目 | 42.3 | 1.47 | 13.9 | 2226 | -539 | 221 | 242 |
| 2球目 | 43.1 | 1.45 | 14.0 | 2387 | -356 | 226 | 246 |
| 3球目 | 41.9 | 1.47 | 15.7 | 2688 | -238 | 223 | 238 |
| 平均 | 42.4 | 1.46 | 14.5 | 2434 | -378 | 223 | 242 |
ヘッドスピード平均42.4m/sで飛距離242ヤード。
ヘッドの性能でしょう、打ち出しが高く、弾道は全てドローボール。
やはり、つかまりは抜群にいいですね。
インパクトの打感はやわらかくフェースに引っ付く感じ。
ドローヒッターの場合はつかまりが強すぎるので、左を警戒するゴルファーは「クアンタムマックスドライバー」がいいでしょう。
純正のATHLEMAX 50シャフトはマミヤとの共同開発モデル。
重量はフレックスSで55.0g、やわらかすぎずクセがない、振り抜きのいいシャフトです。

つかまり性能と球の上がりやすさは抜群にいい
クアンタムマックスドライバーと比べてバックスピン量は少し多めです
クアンタムマックスDドライバーの飛距離検証 ヘッドスピード45m/s、SPEEDER NX GOLD50 シャフトで試打


ヘッドスピード45m/s、フェードヒッターの設定で試打
試打したクアンタムマックスDドライバーのスペック
ロフト10.5° シャフト SPEEDER NX GOLD 50 フレックスS

| ヘッドスピード | ミート率 | 打ち出し角 | バックスピン | サイドスピン | キャリー | 総飛距離 | |
| 1球目 | 44.2 | 1.45 | 14.3 | 2269 | -305 | 235 | 254 |
| 2球目 | 45.1 | 1.44 | 11.8 | 2775 | -163 | 239 | 258 |
| 3球目 | 45.5 | 1.42 | 12.9 | 2413 | 36 | 234 | 255 |
| 平均 | 44.9 | 1.44 | 13.0 | 2486 | -144 | 236 | 256 |
ヘッドスピード平均44.9m/s、飛距離256ヤード、まずまずの飛距離性能です。
今回もカット軌道でスライスをイメージしてスイングしました。
つかまりが強い。やはり、全くスライスしません。
方向は少しばらつきましたが、サイドスピンは少なく、打ち出した方向に真っ直ぐ飛んでいきます。
弾道は打ち出しが高く、バックスピンが適量なので高弾道でキャリーがよくでますね。


前回のエリートXドライバー(つかまりがいいタイプ)は石川遼プロが使用して話題になりました。今回も同じつかまりがいいタイプ「クアンタムマックスDドライバー」を使用する可能性もあります。
このドライバーはヘッドを積極的にターンさせていくモデルではありません。
ヘッド開閉を抑えてスイングし、安定的にボールをつかまえていくドライバーです。
フェードボール、曲がりの少ないドローを打ちたいけど、右にすっぽ抜けるのが嫌だというゴルファーに適しています。
試打したSPEEDER NX GOLD50はヘッドスピードが速いゴルファー対応のおすすめカスタムシャフトです。
重量はフレックスSで53.5g、フックしにくく吹け上がりを抑えてくれるシャフトです。
クアンタムマックスDドライバー スペック 特徴 シャフトの選び方
クアンタムマックスDドライバーの主な特徴
チタンを薄くするためのマルチレイヤ―という答え
5万9000以上の試作と227万回を超えるシミュレーション
チタンが薄くなったことで、AI設計による弾道補正効果もさらに向上
チタン製ソールで、高弾道も打ちやすく
豊富なオリジナルシャフトで、よりフィットした1本を
キャロウェイゴルフ公式ホームページ


ヘッドソール前方に約2gのスクリューウェイトを搭載しています。
別売りで交換可能です。
ヘッド


| 番手 | W#1 | ||
|---|---|---|---|
| フェース素材 / 構造 | 鍛造 FS2S チタン + ポリメッシュ + カーボン / TRI-FORCEフェース | ||
| ボディ素材 | 8-1-1 チタンボディ + トライアクシャル・カーボンクラウン + スクリューウェイト約2g | ||
| クラブ長さ(インチ) | 45.5 | ||
| ヘッド体積(cm3) | 460 | ||
| ロフト角(°) | 9.0 | 10.5 | 12.0 |
| ライ角(°) | 59.0 | ||
| アジャスタブルホーゼル | 〇 | 〇 | 〇 |
可変式スリーブでロフト、ライ角が変えられます。
左用モデル(受注生産)もあります。
純正シャフト おすすめカスタムシャフト フレックスの選び方
ATHLEMAX 50(純正シャフト)


| フレックス | シャフト重量 | トルク | バランス | クラブ重量 | キックポイント |
| S | 55.0g | 4.9 | D1.5 | 約310g | 中 |
| SR | 54.0g | 4.9 | D1.5 | 約306g | 中 |
| R | 52.0g | 4.9 | D1.5 | 約305g | 中 |
適応ゴルファー
- フレックスR
ドライバーのヘッドスピード38~40m/s
ロフト30~32度(7番相当)のアイアンの飛距離145ヤード以下 - フレックスSR
ドライバーのヘッドスピード40~42m/s
ロフト30~32度(7番相当)のアイアンの飛距離140~155ヤード - フレックスS
ドライバーのヘッドスピード42~44m/s
ロフト30~32度(7番相当)のアイアンの飛距離150ヤード以上
フニャっとしたシャフトが苦手
スライスをふせぎたい
球を簡単に上げたい
グリップ
Callaway Tour Velvet 360ラバー バックライン無し
| 口径 | 重さ |
| M60 | 50グラム |
SPEEDER NX GOLD 50(おすすめカスタムシャフト)


| フレックス | シャフト重量 | トルク | バランス | クラブ重量 | キックポイント |
| S | 53.5g | 4.6 | D2.5 | 約308g | 中 |
適応ゴルファー
- ドライバーのヘッドスピード41~45m/s
ロフト30~32度(7番相当)のアイアンの飛距離155ヤード以上 - 重量感のあるシャフトが好み
- つかまりすぎを防ぎたい
- 弾道の高さを抑えたい
グリップ
Callaway Tour Velvet 360ラバー バックライン無し
| 口径 | 重さ |
| M60 | 50グラム |
TOUR AD FI 5(おすすめカスタムシャフト)


| フレックス | シャフト重量 | トルク | バランス | クラブ重量 | キックポイント |
| S | 57.0g | 4.5 | D2.5 | 約311g | 中 |
適応ゴルファー
- ドライバーのヘッドスピード41~45m/s
ロフト30~32度(7番相当)のアイアンの飛距離155ヤード以上 - しっかり感のあるシャフトが好み
- つかまりすぎは抑えたい
- 弾道の高さを抑えたい
グリップ
Callaway Tour Velvet 360ラバー バックライン無し
| 口径 | 重さ |
| M60 | 50グラム |
ヘッドカバー


まとめ クアンタム マックスD ドライバーを試打してわかったこと


クアンタム マックスD ドライバーを実際に試打した印象は「つかまりがよく、高弾道で曲がりの少ないドライバー」です。
三層構造のTRI-FORCEフェースは、ただ反発が強いだけでなく、インパクトでボールが一瞬フェースに乗り、その後グッと加速する感覚があります。打感はやわらかく、弾きが強すぎる印象はありません。
打点も大きく、フェースのどの部分で当たってもスピン量があまり変わりません。
クアンタム マックスD ドライバーはこんな人におすすめ


おすすめできるゴルファー
- ドライバーの飛距離を底上げしたい
- 球をつかまえてスライス、プッシュを防ぎたい
- 打感が硬すぎるドライバーは苦手
- ヘッドスピード 38〜45m/sくらい
- 打点が多少ズレても安定した結果を求めたい
合わない可能性があるゴルファー
- フェース上部ヒットで高弾道・低スピンを狙いたい
- フックを警戒するドローヒッター
- 構えた時、大きく見えるヘッドが苦手
クアンタム マックスD ドライバーは、「よりボールのつかまりがよく」「高弾道を放っていける」やさしいモデルです。
低スピンでより高い飛距離性能、しっかり振ってもフックしにくいドライバーを求めるなら
クアンタムマックスドライバーを使用してください。
クアンタム マックスD ドライバーを実際に試打したゴルファーの感想
良い点
- ボールがよく上がる、キャリーが伸びた
- 球がよくつかまる、スライスしない
- 構えた時の安心感のある顔がいい
- インパクトの感触が気持ちいい、ひっついて強く押す感じ
悪い点
- 飛距離性能より高弾道、つかまり重視に感じる
- 左へ巻くミスが強い人は、MAXの方が安心
- 見た目が従来路線で新鮮味が薄い
- 性能は良いが価格面で慎重になる

「クアンタムマックスDドライバー」はマックスとは少し違います
飛距離性能は少し劣りますが、高弾道でつかまりがよく安定感抜群のモデル
多くのゴルファーが使いやすいモデルでしょう
自分のスイングタイプに合ったシャフトを選ぶことで最高のドライバーとなります。
試打したゴルファーの感想も高評価が多い印象です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。









