キャロウェイの2026年モデル、「クアンタム トリプルダイヤドライバー」。
名前だけを見ると、「上級者向けで難しそう」「飛ぶ人しか使えないのでは?」と感じるゴルファーも多いはずです。
たしかにトリプルダイヤは、やさしさ最優先のドライバーではありません。
ですが実際に構えてみると、ただシビアなだけのクラブではなく、“左に行かせたくないゴルファーが安心して叩ける”独特の魅力がありました。
しかも打ってみると、ただ低スピンなだけではなく、強い球で前に伸びる感じ、そして思った以上に曲がりにくい安定感もあります。
「ツアーモデル=気難しい」というイメージを、少し変えてくる1本かもしれません。

クラブフィッターのナオです
25年以上専門店でゴルファーのクラブ選びをサポートしています
(トリプルダイヤモデルは公式オンラインストアおよびキャロウェイセレクトストアでの限定発売となります)
| 弾道 | スピン量 | 寛容性 | つかまり | |
| QUANTUM MAX | 中高弾道 | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
| QUANTUM MAX D | 高弾道 | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
| QUANTUM MAX FAST | 高弾道 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
| QUANTUM♦♦♦ (限定発売モデル) | 中弾道 | ★ | ★★ | ★ |
| QUANTUM♦♦♦ MAX (限定発売モデル) | 中弾道 | ★★ | ★★★ | ★★ |


⚠️QUANTUMドライバー のソール部に貼付されているステッカーに関するご案内
キャロウェイゴルフ公式サイト
ゴルフ規則では「外部装着物は半恒久的であること」が求められております。
当該ステッカーは容易に剥がすことができるため半恒久的とは見なされず、競技で使用される場合には取り外していただく必要がございます。
しかし、ここで気になるのは「本当に飛距離は出るのか?」「ツアー系モデルとしては難しくないのか?」という点ではないでしょうか。
そこで今回は、実際に試打を行い、飛距離性能・弾道の強さ・寛容性、そしてどんなゴルファーに合うのかを、クラブフィッターの視点から正直にレビューしていきます。
クアンタムシリーズの中でも注目度の高いセレクトショップ限定モデル。
購入を検討しているゴルファーは、ぜひ最後までチェックしてみてください。

スピードが全て、飛距離の方が正確性よりも重要
キャロウェイが掲げたテーマだそうです



■ このドライバーがハマるゴルファー
・ヘッドスピード43m/s以上
・左のミスを消したい
・叩いても吹け上がらない強弾道が欲しい
この条件に当てはまるゴルファーなら、このモデルはかなり相性がいいです。
ツアーモデルですが、思っているほどシビアではなく、しっかり振れるゴルファーには安心して使えるドライバーです。
特に“左のミスが怖くて振り切れないゴルファー”には、かなり大きな武器になります。
純正シャフト
ATHLEMAX 50(S)
TENSEI GRAY 60 for Callaway(S)
定価 ¥118,800(税込)
カスタムシャフト
SPEEDER NX GOLD 60(S)
定価 ¥144,100(税込)
TOUR AD FI 6(S)
定価 ¥140,800(税込)
キャロウェイ公式オンラインでクアンタムトリプルダイヤをチェックする👇
⚠️クアンタムトリプルダイヤはセレクトショップ限定モデルです
試打したクアンタムトリプルダイヤドライバーのスペックは
ロフト10.5° シャフト TENSEI GRAY 60 for Callaway(S)
ロフト10.5° シャフト SPEEDER NX GOLD 60(S)
ロフト10.5° シャフト TOUR AD FI 6(S)
※スカイトラックで10球ずつ打って結果の良かった3球を掲載
※シャフトごとに試打条件(ヘッドスピード)は多少変えています
人気の「クアンタムトリプルダイヤMAXドライバー」については👇記事をご覧ください
シリーズの基準モデルである「クアンタムマックスドライバー」については👇記事をご覧ください
高弾道でつかまりの良さを求めるなら「クアンタムマックスDドライバー」
前作エリートトリプルダイヤドライバーについては↓記事をご覧ください。
ライバル他メーカーのドライバーについては👇記事をご覧ください
クアンタムトリプルダイヤドライバーの飛距離検証 TENSEI GRAY 60 for Callaway(S)シャフトで試打


試打したクアンタムトリプルダイヤドライバーのスペック
ロフト10.5° 純正シャフト TENSEI GRAY 60 for Callaway(S)
ヘッドスピード約43m/sで試打測定

| ヘッドスピード | ミート率 | 打ち出し角 | バックスピン | サイドスピン | キャリー | 総飛距離 | |
| 1球目 | 42.9 | 1.46 | 13.0 | 1838 | -570 | 214 | 240 |
| 2球目 | 43.1 | 1.43 | 13.2 | 2533 | 118 | 224 | 244 |
| 3球目 | 43.9 | 1.43 | 13.0 | 2288 | 102 | 223 | 246 |
| 平均 | 43.3 | 1.44 | 13.1 | 2220 | -119 | 220 | 243 |
トリプルダイヤらしいスタイリッシュでしまったヘッド形状。
ヘッドを地面につけて構えると少しオープンになります。
先端部分を少し逃がしているので、フックを警戒するゴルファーにはピッタリ。
ヘッドスピード平均43.3m/sで飛距離243ヤード、よく飛んでいます。
バックスピンは少なめ、中弾道で曲がらない。
しっかりつかまえて打ちましたがやはりフックしませんね。
ヘッドが小ぶりな分、操作性が高く振り抜きやすいのが特徴です。
振り遅れて右プッシュが出そうにないのがいいですね。
純正のTENSEI GRAY 60 for Callaway(S)シャフトはキャロウェイのオリジナルモデル。
重量はフレックスSで63.5g、重量は重めですがしなり感があり振りやすいシャフトです。

飛躍的な飛距離性能というよりコントロール性に優れたドライバーですね
クアンタムトリプルダイヤドライバーの飛距離検証 SPEEDER NX GOLD 60(S)シャフトで試打


試打したクアンタムトリプルダイヤドライバーのスペック
ロフト10.5° カスタムシャフト SPEEDER NX GOLD 60(S)
ヘッドスピード約44m/sで試打測定

| ヘッドスピード | ミート率 | 打ち出し角 | バックスピン | サイドスピン | キャリー | 総飛距離 | |
| 1球目 | 44.3 | 1.44 | 11.2 | 2410 | 107 | 227 | 252 |
| 2球目 | 44.6 | 1.43 | 13.5 | 2288 | -102 | 230 | 251 |
| 3球目 | 43.7 | 1.47 | 11.7 | 2278 | -238 | 229 | 254 |
| 平均 | 44.2 | 1.45 | 12.1 | 2325 | -78 | 229 | 252 |
ヘッドスピード平均44.2m/s、飛距離252ヤード、安定してよく飛んでいますね。
今回もしっかりつかまえてスイングしました。
バックスピンは少なめで、強弾道、飛距離も安定しています。
ヘッドコントロールしやすいのでドローヒッターと相性良し。
球が上がりにくいので、普段の弾道が低いゴルファーは注意が必要です。
ヘッドスピードが遅めのゴルファー向けでもありません。


おすすめカスタムのSPEEDER NX GOLD 60(S)はヘッドスピードが速いゴルファー対応のシャフトです。
重量はフレックスSで62.0g、中調子で先端剛性の高いシャフトです。
重量感、捕まりすぎを抑えたければカスタムの「TOUR AD FI 6(S)」がおすすめです。

ヘッド後方のウェイトは約9gのウェイトと約1gのウェイトの位置を入れ替えることで、ニュートラルバイアス(ヒール約9g/トウ約1g)とフェードバイアス(ヒール約1g/トウ約9g)を選択することができます
クアンタムトリプルダイヤドライバーの飛距離検証 TOUR AD FI 6(S)シャフトで試打


試打したクアンタムトリプルダイヤドライバーのスペック
ロフト10.5° カスタムシャフト TOUR AD FI 6(S)
ヘッドスピード約44m/sで試打測定

| ヘッドスピード | ミート率 | 打ち出し角 | バックスピン | サイドスピン | キャリー | 総飛距離 | |
| 1球目 | 44.0 | 1.44 | 15.0 | 2167 | 32 | 232 | 251 |
| 2球目 | 44.1 | 1.43 | 13.7 | 2650 | 195 | 233 | 250 |
| 3球目 | 44.5 | 1.42 | 11.4 | 2281 | 204 | 223 | 249 |
| 平均 | 44.2 | 1.43 | 13.4 | 2366 | 144 | 229 | 250 |
ヘッドスピード平均44.2m/s、飛距離250ヤード、弾道が綺麗に揃いよく飛んでいます。
今回は少しカット軌道で打ちました。
初速は落ちてしまいましたが、バックスピンは少なめで、強弾道フェードボール。
全然フックしません。
ヘッドスピードが速いゴルファーは安心してもっと飛ばせますよ。
カスタムのツアーAD FI6シャフトはフジクラのSPEEDER NX GOLD 60よりさらに左に行きません。
先端剛性が高く中、元ともに折れる感覚がなく捕まりすぎをがっちり抑えてくれます。
スライサーや球がつかまえられないゴルファーは使用しない方がいいでしょう。
クアンタムトリプルダイヤドライバー スペック 特徴 シャフトの選び方
クアンタムトリプルダイヤドライバーの主な特徴
チタンを薄くするためのマルチレイヤ―という答え
5万9000以上の試作と227万回を超えるシミュレーション
チタンが薄くなったことで、AI設計による弾道補正効果もさらに向上
飛びと操作性を追求すべく、360°カーボンシャーシを採用
豊富なオリジナルシャフトで、よりフィットした1本を
キャロウェイゴルフ公式サイト


ソール後方には、ディスクリート・ウェイトが搭載され、内部の約9gのウェイトと約1gのウェイトの位置を入れ替えることで、ニュートラルバイアス(ヒール約9g/トウ約1g)とフェードバイアス(ヒール約1g/トウ約9g)を選択することができます。
なお、ソール前方のウェイトは、約2gとなっています。
クアンタムトリプルダイヤドライバーをチェックする👇
ヘッド


| 番手 | W#1 | ||
|---|---|---|---|
| フェース素材 / 構造 | 鍛造 FS2S チタン + ポリメッシュ + カーボン / TRI-FORCEフェース / フェースカップ | ||
| ボディ素材 | トライアクシャル・カーボンクラウン & ソール + スクリューウェイト約2g + ディスクリート・ウェイト約9g + 約1g | ||
| クラブ長さ(インチ) | 45.5 | ||
| ヘッド体積(cm3) | 450 | ||
| ロフト角(°) | 8.0 | 9.0 | 10.5 |
| ライ角(°) | 57.0 | ||
| アジャスタブルホーゼル | 〇 | 〇 | 〇 |
可変式スリーブでロフト、ライ角が変えられます。
左用モデル(受注生産)もあります。
純正シャフト おすすめカスタムシャフト フレックスの選び方
ATHLEMAX 50


| フレックス | シャフト重量 | トルク | バランス | クラブ重量 | キックポイント |
| S | 55.0g | 4.9 | D1.5 | 約309g | 中 |
適応ゴルファー
- フレックスS
ドライバーのヘッドスピード42~44m/s
ロフト30~32度(7番相当)のアイアンの飛距離150ヤード以上
しっかりつかまえたい
軽いシャフトが好み
球を簡単に上げたい
グリップ
Callaway Tour Velvet 360ラバー バックライン無し
| 口径 | 重さ |
| M60 | 50グラム |
TENSEI GRAY 60 for Callaway


| フレックス | シャフト重量 | トルク | バランス | クラブ重量 | キックポイント |
| S | 63.5g | 4.4 | D3 | 約318g | 中 |
適応ゴルファー
- ドライバーのヘッドスピード42~46m/s
ロフト30~32度(7番相当)のアイアンの飛距離160ヤード以上 - 重量感のあるシャフトが好み
- フックを防ぎたい
- 球のふけ上がりを防ぎたい
グリップ
Callaway Tour Velvet 360ラバー バックライン無し
| 口径 | 重さ |
| M60 | 50グラム |
SPEEDER NX GOLD 60(おすすめカスタムシャフト)


| フレックス | シャフト重量 | トルク | バランス | クラブ重量 | キックポイント |
| S | 62.0g | 3.5 | D2.5 | 約315g | 中 |
適応ゴルファー
- ドライバーのヘッドスピード44~48m/s
ロフト30~32度(7番相当)のアイアンの飛距離155ヤード以上 - 重量感のあるシャフトが好み
- 癖のないしなりと適度な走り感が欲しい
- 弾道の高さを抑えたい
グリップ
Callaway Tour Velvet 360ラバー バックライン無し
| 口径 | 重さ |
| M60 | 50グラム |
TOUR AD FI 6(おすすめカスタムシャフト)


| フレックス | シャフト重量 | トルク | バランス | クラブ重量 | キックポイント |
| S | 66.0g | 3.2 | D3 | 約319g | 中 |
適応ゴルファー
- ドライバーのヘッドスピード44~48m/s
ロフト30~32度のアイアンの飛距離155ヤード以上 - しっかり感のあるシャフトが好み
- つかまりすぎは抑えたい
- 弾道の高さを抑えたい
グリップ
Callaway Tour Velvet 360ラバー バックライン無し
| 口径 | 重さ |
| M60 | 50グラム |
ヘッドカバー


クアンタムトリプルダイヤドライバーを試打してわかったこと


■ 結論(迷っているゴルファーへ)
・ヘッドスピード43m/s以上
・左のミスを消して振り切りたい
・低スピンで強い弾道を打ちたい
この条件に当てはまるなら、このドライバーを選んで問題ありません。
価格は決して安くはありませんが、この性能帯のドライバーはどれも同価格帯です。
その中で「左を消して叩ける性能」を重視するなら、このモデルは有力な選択肢になります。
逆に、球のつかまりややさしさを最優先するゴルファーには別モデルの方が合う可能性があります。
自分のスイングタイプに合うかどうかを基準に選ぶことが重要です。
クアンタムトリプルダイヤドライバーをチェックする👇


おすすめできるゴルファー
- ドライバーのコントロール性能を高めたい
- フックを気にせずしっかり振り切りたい
- やわらかい打感が好み
- ヘッドスピード 43m/s以上
- 大きすぎないスタイリッシュなヘッド形状が好み
合わない可能性があるゴルファー
- ヘッドスピードが遅いゴルファー(目安として41m/s未満だと性能を活かしにくい)
- ミート率の低いゴルファー
- 球がつかまりにくいゴルファー
- 球が上がりにくいゴルファー
クアンタムトリプルダイヤドライバーは、「抜群のコントロール性能」とツアーモデルらしい強弾道」を高次元でまとめた完成度の高い1本です。

ズバリ言えば、フック、吹け上がりを防いでしっかり振りきりたいゴルファー向けのドライバー
クアンタムトリプルダイヤ ドライバーを実際に試打したゴルファーの感想
良い点
- 叩いても吹け上がらない
- ボール初速が出やすい、飛距離が伸びた
- しっかりつかまえてもフックしない
- 小ぶりに見え、しまったヘッド形状
- インパクトの感触が気持ちいい、ひっついて強く押す感じ
悪い点
- 球が上がりにくい
- 球のつかまりが弱いのでスライサーは使いにくい
- 芯が広いタイプのドライバーではない
- ヘッドスピードがないと思ったより飛ばない
- 性能は良いが価格面で慎重になる

上級者やアスリートゴルファーに人気のトリプルダイヤシリーズ
今回も完成度の高いドライバーに仕上がりました
ツアーモデルですが、ヘッド形状、球の上がりやすさ、曲がりにくさに定評のあるドライバー。
自分のスイングタイプに合ったシャフトを選べば、非常に完成度の高い1本になります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。














