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【完全保存版】ショートパット克服!3パット激減のパター攻略ガイド

【完全保存版】ショートパット克服!3パット激減のパター攻略ガイド

パターはゴルフ最大のドラマ

ゴルフで最も「心臓に悪い」のは、ドライバーでもアイアンでもなく、最後に残る短いパッティングです。
ナイスショットを連発しても、最後の1mを外せばスコアは簡単に崩れます。
逆に、ドライバーが曲がっても、パターが冴えていればスコアはまとめられます。

1ラウンドに占めるパット数は平均で30〜36打。
つまり、全ショットの約4割。
パターの巧拙がスコアの命運を分けるのは明らかです。

特にショートパットの出来で、その日のスコアが大きく変わってきます。

この記事では、距離感・タッチ・メンタル・道具選びを体系的にまとめ、
オリジナル完全版パター攻略ガイド」としてお届けします。

飛んで曲がらないドライバーについては👇記事をご覧ください

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やさしいユーティリティ、おすすめ7選については👇記事をご覧ください

チャックりしない、やさしいウェッジについては👇記事をご覧ください

なぜショートパットは難しいのか?

ショートパットを外すナオ

短い距離のパッティングが難しい理由は3つです。

  1. 距離感 — ボール半個ぶん転がるかどうかで、ラインが変わる
  2. 方向性 — 1度のズレでカップを外れる
  3. メンタル — 「絶対入れたい」と思うほど体が硬直する

特にすごく短い距離は「入れて当たり前」と思う心理が働き、逆に手が震えるケースが多いのです。

たとえば50cmのパット。
練習グリーンでは外さない距離でも、本番になると「絶対外したくない」という意識が邪魔をして失敗する。
これがパターの最大の罠です。

距離感の魔力 — 強気タッチ vs ジャストタッチ

パッティングには大きく分けて2つのスタイルがあります。

  • 強気タッチ派:カップをオーバーさせる前提で打つ。ラインの影響を受けにくく、多少ズレても入る可能性がある。
  • ジャストタッチ派:距離感を最優先し、オーバーを嫌ってピッタリで止める。返しの不安が少ない。

どちらが正解というわけではなく、グリーンの速さや傾斜、芝目によって使い分けることが理想です。

強気タッチのメリットとデメリット

  • メリット:芝目や傾斜の影響を受けにくい、直線的に狙えるので入る確率が上がる
  • デメリット:入らないと長めの返しパットが残る

ジャストタッチのメリットとデメリット

  • メリット:外した時の返しの距離が短くなり、精神的に安心
  • デメリット:芝目や傾斜に影響を受けやすく、カップインの確率が悪い

大事なのは「自分がどちらの傾向かを理解すること」。
自分のスタイルを知ったうえで、コース状況に合わせて調整できれば、距離感の安定感は格段に上がります。

グリーンリーディングをしっかり行う。
順目・逆目、スティンプ値の目安、午前/午後・雨天でのスピード変化、傾斜の優先順位(大きい傾斜→小さい傾斜→芝目)。

ショートパットに潜む罠

50cm〜1mのショートパットは、プロでも外すことがある距離。

難しい理由

  • 誤差が小さすぎて少しのミスも許されない
  • 「絶対に入れたい」と思うことでストロークが硬直する
  • ゆっくり打つと芝目や傾斜の影響を受けやすい

克服法

  1. 重いヘッドで慣性を利用
    → 軽いパターよりストロークが安定しやすい
  2. 狙いを小さくする
    → カップ全体でなく、中心の一点を意識する
  3. ストロークのリズムを一定化
    → メトロノーム練習が効果的
  4. 思考を切るルーティン
    → 打つ前に考え終え、ストローク中は「無心」で

短いパットほど「考えすぎない」ことが成功の秘訣です。

PGAツアー選手でさえ「1mのパット成功率は約90%、2mでは70%台」に落ちる。
アマチュアならさらに低下する。
つまり「短いパットほど入って当然」とは決して言えない。

パット数激減の5つの習慣

バターをもってニヤけるナオ
  1. フェースをスクエアに戻す習慣
    手首を固定する意識を持ち、肩を揺りかごのように動かす。
  2. 狙いは10cm先
    カップを見て打つのではなく、ボールのすぐ前のスパットを狙う。
  3. 打点の安定
    毎回同じ位置にボールをセットすることで再現性が上がる。
  4. ルーティンを固定
    毎回同じ順序で構えることで心理的な安心感が生まれる。
  5. 打つ前に方向を決め切る
    構えてから方向を修正しない。迷いを排除する。打つときは距離感だけを考える

セットアップの基礎を決める。
目の位置(ボールの真上〜内側1球)、ボール位置(左目下〜左踵内側)、ハンドファースト量、スタンス幅、主要グリップ(逆オーバーラップ/クロウ/アームロック)。

距離別戦術を立てる
10m(3パット回避の第一目標=“OK圏”に寄せる)、5m(入るライン優先)、2m・1m(打ち出し管理と“迷いを切る”ルーティン)を明確化。

メンタルと集中術

パターにおいて「心の安定」は技術以上に重要です。

  • 呼吸法:打つ直前に息を吐き切ることで緊張を和らげる
  • ポジティブイメージ:外した場面ではなく、成功した場面を思い出す
  • ルーティンの“トリガー”:帽子のつばを触る、深呼吸するなど、スタートの合図を決める

緊張をゼロにすることはできません。
しかし、緊張を「味方」に変えるルーティンを持つことで、プレッシャー下でも安定したストロークが可能になります。

科学的アプローチ

統計的に「カップを30〜40cmオーバーする強さ」で打つと、カップイン率が最も高いとされています。

理由は、

  • 傾斜や芝目の影響を受けにくい
  • ラインの読みが多少ズレても許容範囲に収まる

常に「届かせる」意識で練習することが、スコアアップへの近道です。

練習法

  • ティーゲート練習:ティーを2本立ててストロークを通す → 方向性強化
  • メトロノーム練習:一定のリズムでストロークする → 距離感安定
  • 片手打ち:右手・左手だけで打つ → フェースコントロール強化
  • 30cmオーバー練習:常にカップをオーバーさせる感覚を養う
  • テークバックなしで打つ:フォローをまっすぐ出す感覚を強化

毎日10分でも取り組めば、1か月後には確実に成果が現れます。

  • 「10球連続で30cmオーバー」成功率を記録
  • 「片手打ち練習」を右手5球・左手5球でセットにする
  • 家のカーペットを利用した「2mストレートパット練習」も効果的(50球連続でカップイン)

パター選びの極意

ヘッド形状

  • ピン型:操作性重視。上級者やタッチを出したい人向け
  • マレット型:慣性モーメントが大きく、方向性に強い

重さ

  • 重い:ストロークが安定。グリーンが速い時に有効(ただしテンポ次第)
  • 軽い:タッチを繊細に出せる。遅いグリーンで有効

遅いグリーンはやや重め/速いグリーンはやや軽めが一般論。
ただしテンポが崩れるタイプは重めで安定することも。
自分のテンポと距離誤差で最適を選ぶ。

長さ

  • 身長や前傾姿勢に合った長さを選ぶことが大切。

「自分のミス傾向に合うか」が最大の基準です。
自分に合ったパターの選び方については👇記事をご覧ください。

パター形状別メリット・デメリット比較表

ヘッド形状特徴メリットデメリット向いているゴルファー
ピン型(ブレード)細長いヘッド。伝統的操作性が高い。繊細なタッチ打点ブレに弱い上級者、タッチ重視派
マレット型大型ヘッド慣性モーメントが大きく直進性◎繊細さは劣る初中級者、方向性重視
ネオマレット型マレット+近代的形状直進性+安定性のバランスデザインが大きめで好み分かれるパット数を減らしたい全般
フェースバランス型ストローク中にフェースがスクエアに戻りやすいスクエア維持がしやすい繊細な感覚は出しづらいストレート軌道
トゥハング型フェースが自然に開閉フェースの開閉に合わせやすい方向性が安定しにくいアークストローク派

個性の異なる16種類のパター(ピン2024パター)から選べます👇

私が使用して大幅にパット数が減った最高のパターです🤭 👇

実例で学ぶ失敗と修正

方向性が安定しない → ティーゲート練習+フェースバランスパター

強気すぎてオーバー連発 → 返しの短い距離のパット練習を増やす

弱気でショートばかり → 30cmオーバー練習で強さを習慣化

ストロークが止まる → 呼吸法+ルーティンで流れを作る

本番で使える思考ルーティン

  1. カップ周囲を一周して芝目を確認
  2. 打ち出し方向を10cm先に設定
  3. 素振りで強さを確認
  4. 呼吸を整える
  5. 無心でストローク

大事なラウンドでもこの流れを徹底すれば、ミスが減ります。

よくある質問(FAQ)

Q
なぜ練習では入るのに本番で外れるの?
A

練習は「結果に責任がない」ため無意識に打てますが、本番は「絶対入れたい」という意識が働き体が硬直します。解決策はルーティンを固定して「練習と同じ環境を作る」こと。

Q
ショートパットが怖いです。どう克服すれば?
A

50cmは「入って当然」と思うと失敗します。あえて「1m先にボールを止める」練習を行い、強気に打つ感覚を体に植え付けましょう

Q
パターは重い方がいい?軽い方がいい?
A

正解は「グリーンの速さによる」。速いグリーンは重め、遅いグリーンは軽めが合いやすいです。

Q
パターを替えるとスコアは良くなる?
A

自分のストロークタイプやミス傾向に合ったパターなら確実に効果があります。ただし道具を替えるだけでなく、練習との組み合わせが必須です。

Q
3パットを減らすには?
A

ロングパットの距離感がカギ。2〜3mの返しを残さないよう、常に「カップ周り半径1メートルの枠に入れる」を習慣にすることが最短の解決策です。

まとめ:あなたの“1打神話”を作るために

パターを外してく残念なおじさん

パターはシンプルでありながら、最も奥深い技術です。
特にスコアの良し悪しを決めるのはショートパット。

  • 距離感を体系化する
  • ショートパットに強くなる
  • ルーティンで無駄な迷いを消す
  • メンタルを安定させる
  • 自分に合うパターを選ぶ

これらを実践すれば、1ラウンドで2〜3打は確実に縮まります。

「パターが苦手だから仕方ない」と諦めず、正しい理論と習慣を取り入れてください。必ず、あなたのスコアカードに“小さな奇跡”が訪れるはずです。

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最後までお付き合い頂きありがとうございました。