ブリヂストンゴルフより2026年モデル「BX1ST」、「BX2HT」フェアウェイウッドが発売されました。
「ブリヂストンのフェアウェイウッドって、ぶっちゃけどうなん?」
「飛ぶ? やさしい? 前作と何が違う?」
ブリヂストンの「TOUR B」モデルといえば、上級者やハードヒッターの使用モデルというイメージがありましたが、『BX2HT』モデルのおかげで幅広いゴルファーに使用可能なフェアウェイウッドとなっています。
『BX1ST』は上級者やドローヒッターに合いやすいモデルです。

現役クラブフィッターのナオです
25年以上ゴルファーのクラブ選びをサポートしています


BX1STフェアウェイウッドの方がBX2HTフェアウェイウッドよりも小さく、ストレート〜ややオープンフェースに見えます。
ライ角もBX1STフェアウェイウッドの方が1.5度フラットです。

どちらもカーボンクラウンとバイティングフェースを搭載し、飛距離性能が高く、弾道安定性にも優れたモデルです。
さらに、ソール前方に配置されたサスペンションコアの効果で打点ミスによる許容性が向上、飛距離ロスを軽減します。
BX1STとBX2HTフェアウェイウッドの性格の違いはここ👇
モデル | つかまり | 弾道高さ | 向くスイング |
---|---|---|---|
BX1ST | 抑えめ | 中弾道 | インサイドイン〜ストレート |
BX2HT | 強い | かなり高い | アウトサイドイン〜ストレート |
「BX1STフェアウェイウッド」はツアーユースの飛び系FW
風に強い弾道で厳しいコンディションでも安定したスピン量で狙って飛ばす
番手はW3(15度)、W5(18度)のみ


BX2HTフェアウェイウッド はつかまりの良い高弾道FW
ミスヒットに強く、安定した高弾道でグリーンをキャッチする
番手はW3 (15度)、W5(18度)、W7(21度)


本体価格(定価)
BX1ST フェアウェイウッド
VENTUS BS6Ⅱ シャフト(純正) ¥63,800(税込)
💡カスタムシャフトを検討するなら
・ツアー系(元調子・低トルク):中・上級者が弾道を抑えたいときに相性◎
・先調子系(やや軽量):ボールを上げたい人におすすめ
ただし特注は価格が高めで、カスタム対応店での注文が必要です。
BX1ST フェアウェイウッド
Diamana BS50Ⅱ シャフト(純正) ¥49,500(税込)
SPEEDER NX BS50w シャフト(純正) ¥49,500(税込)
TENSEI PRO BLACK 1K CORE 50 シャフト(カスタム) ¥77,000(税込)
SPEEDER NX GOLD 50 シャフト(カスタム) ¥71,500(税込)
いずれもロフト可変式スリーブはついておらず固定式です。


BX1STフェアウェイウッドの方がディープフェースでヘッド後方が短いですね。
試打したクラブは
【BX1ST】フェアウェイウッドの5番(18度)
シャフトは
VENTUS BS6Ⅱ シャフト フレックスS
【BX2HT】フェアウェイウッドの5番(18度)
シャフトは
Diamana BS50Ⅱ シャフト フレックスSR
SPEEDER NX BS50w シャフト フレックスS
この記事では、両モデルのつかまり・打ち出し・弾道の違いを実測ベースで比較します。
※弾道測定にはスカイトラックを使用
(10球打ってよかった3球を採用)
その他、比較してみたいフェアウェイウッドについては↓記事をご覧ください。
BX1ST 5番(18度)シャフト VENTUS BS6Ⅱ シャフト フレックスS 試打


ドライバーのヘッドスピード44m/s、飛距離約240ヤードのゴルファーを想定して試打

ヘッドスピード | 打ち出し角 | バックスピン | サイドスピン | キャリー | 飛距離 | |
1球目 | 42.1 | 13.8 | 4003 | -173 | 206 | 214 |
2球目 | 42.0 | 14.0 | 3759 | -109 | 209 | 218 |
3球目 | 42.3 | 15.2 | 3695 | -593 | 209 | 217 |
平均 | 42.1 | 14.3 | 3819 | -292 | 208 | 216 |
ヘッドはストレートフェースでしっかり叩けそうな印象。
打感ギザギザフェースの影響か喰いつき感があり、インパクト音はおとなしめです。
試打した3球の平均飛距離は216ヤード。
これはいい!
しっかりつかまえて打っても左にいかず、軽いドロー。
曲がりが少ないのでコントロール性抜群です。


中弾道でバックスピンが適度にかかり浮き上がってくる弾道。
最近のFWに多いロースピン系とは異なります。
私はバックスピンがしっかり入るフェアウェイウッドの方がコントロールしやすいので好きです。
ただし、BX1STフェアウェイウッドはつかまりが弱く、ややディープフェースのため、スライサー、球が上がらないゴルファーは使用しない方がいいでしょう。
シャフトは1種類。
VENTUS BS6Ⅱ シャフト、フレックスSのみ。
中調子で55g。
先端がしっかりしてコントロール性の高いシャフトです。

つかまりすぎ、ひっかけを警戒するゴルファーにはぴったり
コントロール性の高い弾道で安心して攻めていけます
ドライバーのヘッドスピード約44m/sのゴルファー 番手ごとの参考飛距離
番手 | W3 | W5 |
ヤード | 230 | 215 |
BX2HT 5番(18度) Diamana BS50Ⅱ シャフト フレックスSR 試打


ドライバーのヘッドスピード41m/s、飛距離約210ヤードのゴルファーを想定して試打

ヘッドスピード | ボールスピード | 打ち出し角 | バックスピン | サイドスピン | キャリー | |
1球目 | 39.9 | 56.4 | 16.9 | 3907 | -626 | 188 |
2球目 | 39.6 | 57.4 | 14.6 | 4278 | -495 | 191 |
3球目 | 38.6 | 55.2 | 16.2 | 3645 | -640 | 184 |
平均 | 39.4 | 56.3 | 15.9 | 3943 | -587 | 188 |
構えた感じ、BX1STよりヘッドヒール側の肉付きがよく、アップライトな設計でつかまりが良さそう。
実際にショットしてみると驚くほどつかまります。
軽いドローボールで平均キャリー188ヤード。飛距離は195ヤードくらい。
(飛距離が表示されていませんでした。すみません)
バックスピン量、打ち出し角も完璧ですごい簡単。


重心位置が低いので、薄めに当たっても簡単に上がります。
フェアウェイウッドで「球が上がらない、つかまらない」ゴルファーにピッタリ。
純正のDiamana BS50Ⅱ シャフトは、中調子で癖がなく振りやすい設計です。
つかまりがいいので、スライスで距離をロスしていたゴルファーでも、つかまった弾道でしっかり前に飛ばせます。
フェアウェイのショットが苦手なゴルファーでも大丈夫。簡単なフェアウェイウッドです。

フェアウェイウッドがスライスする、上がりにくいゴルファーにはピッタリ
ヘッド形状も大きすぎず振りぬきやすい
ドライバーのヘッドスピード約41m/sのスライサー 参考飛距離
番手 | W3 | W5 | W7 |
ヤード | 200 | 190 | 180 |
BX2HT 5番(18度) SPEEDER NX BS50w シャフト フレックスS 試打


ドライバーのヘッドスピード43m/s、飛距離約230ヤードのゴルファーを想定して試打

ヘッドスピード | 打ち出し角 | バックスピン | サイドスピン | キャリー | 飛距離 | |
1球目 | 40.2 | 14.5 | 3147 | -747 | 199 | 210 |
2球目 | 41.3 | 12.4 | 4565 | -131 | 202 | 210 |
3球目 | 41.8 | 12.2 | 4945 | 71 | 197 | 204 |
平均 | 41.8 | 13.0 | 4219 | -269 | 199 | 208 |
ヘッドスピードを上げて打ちました。
シャフトはSPEEDER NX BS50w シャフト フレックスS
飛距離は平均208ヤード、よく飛んでいます。
バックスピンが少し多めで高弾道。曲がりませんねー。
これは扱いやすく、とても簡単に感じました。


SPEEDER NX BS50w は先調子の手元がしっかりしたシャフト。
振った感じはDiamana BS50Ⅱ シャフトよりしっかりしています。

ヘッドが簡単(つかまりがいい、高弾道)で使いやすい
シャフトをしっかりさせればヘッドスピードが遅いゴルファーから速いゴルファーまで幅広く対応できます
ドライバーのヘッドスピード約43m/sのゴルファー 参考飛距離
番手 | W3 | W5 | W7 |
ヤード | 215 | 195 | 185 |
BX1STフェアウェイウッド 詳細


W3(15度)、W5(18度)の設定。


ヘッド素材
ボディ:Ti811チタン合金
クラウン:CFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics)
可変ウエイト:タングステンスクリュー(8g)、アルミスクリュー(2g)
ヘッド製法
ボディ:ロストワックス精密鋳造、レーザー加工
クラウン:熱圧成形(CFRP部)
純正シャフトは1種類
VENTUS BS6Ⅱ シャフト フレックスSのみ
*シャフトは固定式です
BX1STの特徴
- 風に強い弾道・安定したスピン量
厳しいコンディション(風がある日など)でも安定して飛ばせるよう、「風に強い弾道」を意図した設計。スピン量もコントロールできるようになっている。 - BITING FACE 2.0 フェーステクノロジー
ボール接触時の食いつき感を重視し、フェース面の滑りを抑えてスピンを“程よく”入れる設計。飛距離だけでなくコントロール性も意識されている。 - カーボンセミモノコックボディ構造
ヘッドのソール・クラウンなど部分にカーボン素材を使い、ヘッドの余剰重量を設計的にコントロール。重心を適切にすることで操作性と飛距離安定性を両立している。 - ツアーユースを意識した形状・サイズ感
プロや上級者のフィードバックを取り入れており、構えやすさ、ターゲットを狙うための顔つきやシャープさのあるヘッド形状。「スクエアに構えやすいヘッド」などの評価もあります。 - スピン・飛びのバランス重視
飛距離を追求するだけでなく、上がりやすさ・止まりやすさも考慮されており、キャリーを稼ぎやすい性能が意図されている。低スピン過ぎず、スピンコントロールをしっかり設けてある。
クラブスペック
番手 | 3 | 5 |
---|---|---|
ロフト角(度) | 15 | 18 |
ライ角(度) | 56.5 | 57 |
ヘッド体積(㎤) | 179 | 160 |
「BX1ST」フェアウェイウッドの装着シャフトは
VENTUS BS6Ⅱ シャフト フレックスはSのみ
VENTUS BS6Ⅱ
番手 | 3 | 5 | |
---|---|---|---|
長さ(インチ) | 43 | 42.5 | |
S | 重さ(g) | 323 | 327 |
バランス | D2 | D2 |
VENTUS BS6Ⅱ 純正シャフト 適応ゴルファー
BX1STフェアウェイウッド専用シャフト


フレックス | 重さ(g) | トルク(度) | 調子 |
---|---|---|---|
S | 55 | 4.8 | 中 |
フレックスはSのみ
適応ゴルファー
- ドライバーのヘッドスピード42~46m/s
ロフト30~32度のアイアン飛距離150ヤード以上
フジクラと共同開発したオリジナル純正シャフト「VENTUS BS6 Ⅱ」
中調子でしなりにくせがなく振りやすい
ねじれがしっかりしているので、つかまりすぎるシャフトではありません
どんなスイングタイプでも合いやすい
※フレックスSのみ
グリップ
ブリヂストンゴルフ オリジナルラバーグリップ
(バックライン無し/ブラック・グレー)(GXV0M)
口径60 重さ49.5g
💡カスタムシャフトを検討するなら
・ツアー系(元調子・低トルク):中・上級者が弾道を抑えたいときに相性◎
・先調子系(やや軽量):ボールを上げたい人におすすめ
ただし特注は価格が高めで、カスタム対応店での注文が必要です。
BX2HTフェアウェイウッド 詳細


W3(15度)、W5(18度)、W7(21度)の設定。
ライ角がBX1STよりも1.5度アップライで、つかまりを重視しています。


ヘッド素材
ボディ:ハイパーマレージング鋼AM355、タングステンスクリュー(8g)
クラウン:CFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics)
ヘッド製法
ボディ:ロストワックス精密鋳造、レーザー加工
クラウン:熱圧成形(CFRP部)
純正シャフトは2種類
Diamana BS50Ⅱ シャフト フレックスR、SR、S
SPEEDER NX BS50w シャフト フレックスはSのみ
おすすめカスタムシャフトが2種類
TENSEI PRO BLACK 1K CORE 50 フレックスはSのみ
SPEEDER NX GOLD 50 フレックスはSのみ
*シャフトは固定式です
BX2HTの特徴
つかまりの良い高弾道設計
打ち出しが高く、スライスや弱いフェードで悩む人向けに「つかまりやすさ」を重視した設計になっていて、ボールが上がりやすい。ミスヒットにも比較的寛容。
ミスヒット耐性(許容性)
ヒール側に重さ(ウェイト)を配分したり、クラウン~トゥのカーボン設計などで寛容性を高めてあり、打点が多少偏っても性能の落ち込みが少ない。
高弾道でグリーンをキャッチしやすい
飛ぶだけじゃなく、キャリーを出してグリーンに止まりやすいような弾道設計であるという評価。高めの打ち出し角・スピン量が確保されているというレビューもあります。
「BITING FACE 2.0」の採用+カーボンラッピングで低重心・慣性モーメントアップ
フェース面の滑り抑制、そしてヘッドの設計で重心を低くして慣性モーメントを大きくし、飛び&安定性を確保。
やさしさ重視 vs 操作の限界
高弾道・捕まりやすさ・ミスへの強さを重視している反面、操作性(フェード・ドローのコントロールなど)では BX1ST のようなややタイトな設計のモデルほど自由度は高くないという意見もあります。方向性の調整が少し難しいという評価があります。
クラブスペック
番手 | 3 | 5 | 7 |
---|---|---|---|
ロフト角(度) | 15 | 18 | 21 |
ライ角(度) | 58 | 58.5 | 59 |
ヘッド体積(㎤) | 188 | 164 | 139 |
「BX2HT」フェアウェイウッドの装着シャフトは
純正
Diamana BS50Ⅱ シャフト フレックスR、SR、S
SPEEDER NX BS50w シャフト フレックスはSのみ
おすすめカスタムシャフトが2種類
TENSEI PRO BLACK 1K CORE 50 フレックスはSのみ
SPEEDER NX GOLD 50 フレックスはSのみ
Diamana BS50Ⅱ シャフト 適応ゴルファー


Diamana BS50Ⅱ
フレックス | 重さ(g) | トルク | 調子 |
---|---|---|---|
S | 55 | 5.4 | 中 |
SR | 53 | 5.4 | 中 |
R | 51 | 5.4 | 中 |
番手 | 3 | 5 | 7 | |
---|---|---|---|---|
長さ(インチ) | 43 | 42.5 | 42 | |
S | 重さ(g) | 316 | 320 | 特注 |
バランス | D2 | D2 | 特注 | |
SR | 重さ(g) | 314 | 318 | 特注 |
バランス | D2 | D2 | 特注 | |
R | 重さ(g) | 312 | 316 | 320 |
バランス | D2 | D2 | D2 |
適応ゴルファー
- ドライバーのヘッドスピード36~43m/s
三菱と共同開発したオリジナル純正シャフト「Diamana BS50Ⅱ 」
中調子でしなりにくせがなく振りやすい
重量が軽くやわらかく感じるシャフト
つかまりがいい
どんなスイングタイプでも合いやすい
グリップ
ブリヂストンゴルフ オリジナルラバーグリップ
(バックライン無し/ブラック・グレー)口径60 重さ45.5g
SPEEDER NX BS50w シャフト 適応ゴルファー


SPEEDER NX BS50w
フレックス | 重さ(g) | トルク(度) | 調子 |
---|---|---|---|
S | 53 | 5.4 | 先 |
番手 | 3 | 5 | 7 | |
---|---|---|---|---|
長さ(インチ) | 43 | 42.5 | 42 | |
S | 重さ(g) | 314 | 318 | 特注 |
バランス | D2 | D2 | 特注 |
適応ゴルファー
- ドライバーのヘッドスピード41~44m/s
- 7番アイアン(ロフト30〜33度)の飛距離140ヤード以上
フジクラと共同開発したオリジナル純正シャフト「SPEEDER NX BS50w 」
先調子で手元側がしっかりしたシャフト
高弾道だが、つかまりすぎない
ためが強い、スイングリズムがはやいタイプのゴルファーが合いやすい
※フレックスはSのみ
グリップ
ブリヂストンゴルフ オリジナルラバーグリップ
(バックライン無し/ブラック・グレー)
口径60 重さ45.5g
TENSEI PRO BLACK 1K CORE 50(特注シャフト)適応ゴルファー
先端のしなりを抑えたしっかりしたモデル


TENSEI PRO BLACK 1K CORE 50
フレックス | 重さ(g) | トルク(度) | 調子 |
---|---|---|---|
S | 53 | 5.2 | 元 |
番手 | 3 | 5 | 7 | |
---|---|---|---|---|
長さ(インチ) | 43 | 42.5 | 特注 | |
S | 重さ(g) | 316 | 320 | 特注 |
バランス | D2 | D2 | 特注 |
適応ゴルファー
- ドライバーのヘッドスピード43~47m/s
- 7番アイアン(ロフト30〜33度)の飛距離155ヤード以上
強く叩けてぶれない元調子の特注シャフト
先端部にかけて硬さがあり打点の散らばりやスピン量を抑え、ボール初速UPへ導く
つかまりを抑え、フックしにくいシャフトです
グリップ
ブリヂストンゴルフ オリジナルラバーグリップ
(バックライン無し/ブラック・グレー)(GXV0M)
口径60 重さ49.5g
SPEEDER NX GOLD 50 (特注シャフト)適応ゴルファー
キックポイントは中調子(ミッド)で、振り心地はタイミングを取りやすく、クセが少ない設定。振り遅れを防ぎながら、幅広いスイングタイプに対応します。


SPEEDER NX GOLD 50
フレックス | 重さ(g) | トルク(度) | 調子 |
---|---|---|---|
S | 53.5 | 4.6 | 中 |
番手 | 3 | 5 | 7 | |
---|---|---|---|---|
長さ(インチ) | 43 | 42.5 | 特注 | |
S | 重さ(g) | 317 | 321 | 特注 |
バランス | D2 | D2 | 特注 |
適応ゴルファー
- ドライバーのヘッドスピード42~47m/s
- 7番アイアン(ロフト30〜33度)の飛距離150ヤード以上
NXシリーズ史上 「最高初速」「強弾道」 を追求しつつ、しなりとトルクのバランス(黄金比)を実現。
先端〜中間部のねじれ剛性を高め、スイング時のブレを抑えて安定性を強化。
安定したインパクトと飛球挙動を生み出します。
グリップ
ブリヂストンゴルフ オリジナルラバーグリップ
(バックライン無し/ブラック・グレー)(GXV0M)
口径60 重さ49.5g
ヘッドカバー


評価 まとめ BX1ST BX2HT フェアウェイウッド


強弾道でコントロール性の高いボールが打てる
BX1STフェアウェイウッド。
自然につかまり高弾道のボールが打てる
BX2HTフェアウェイウッド。
どちらも打点が大きく、飛距離性能、安定性に優れたフェアウェイウッドです。
項目 | BX1ST | BX2HT |
---|---|---|
つかまり | つかまりすぎない | よくつかまる |
弾道の高さ | 中弾道 | 高弾道 |
許容ミスヒット範囲 | 広い | 広い |
合いやすいスイング軌道 | |
BX1ST | インサイド~アウト インサイド~イン |
BX2HT | アウトサイド~イン インサイド~イン |
BX1STフェアウェイウッドを使用したゴルファーの感想
- しっかりつかまえてもフックしにくく強弾道
- ヘッドの操作性が高く、弾道をコントロールしやすい
- 薄めのヒットでも十分な飛距離がでる
- オープン気味のフェースアングルでひっかけ、フックを気にせず叩ける
BX2HTフェアウェイウッドを使用したゴルファーの感想
- ヘッドヒール側のボリュームがありアップライトなので、つかまりが抜群に良い
- 弾道が高い、薄めヒットでも簡単に上がる
- アウトサイドインでダウンブローに打つタイプにも合いますね
- つかまりの良さそうなヘッド形状でスライスを気にせず振っていける
BX1STフェアウェイウッドは
ツアーユースの飛び系FW。
風に強い弾道で厳しいコンディションでも安定したスピン量で狙って飛ばす。BX2HTフェアウェイウッドは
ブリヂストンゴルフ
つかまりの良い高弾道FW。
ミスヒットに強く、安定した高弾道でグリーンをキャッチする。
- QBX1ST と BX2HT フェアウェイウッドの弾道の違いは何ですか?
- A
BX1ST フェアウェイウッド は「ツアーモデル」設計で、風に強く狙って飛ばせるよう、中・強弾道を意図しています。キャリーでの安定感とターゲットを狙いやすいコントロール性が特徴です。
一方、BX2HT フェアウェイウッド は「つかまりが良い高弾道」を目指しており、ミスヒット耐性も高め、高い打ち出し角でグリーンキャッチしやすく設計されています。
- Qどちらのモデルの方がスピン量が抑えられていて、飛距離が出やすいですか?
- A
BX1ST はスピンコントロール性が比較的高めで、強めの弾道でも安定して飛ばせる設計。風のある場面でもラインが乱れにくい利点があります。
BX2HT は打ち出しを高くし、つかまりが良いため、特に低めのティアップやフェアウェイ打ちなどでスピンを活かしつつ飛距離を稼ぎやすい傾向があります。スピン量は、BX1ST よりやや多めになることも想定されます。
- Qミスヒット(芯外し・フェースの上下ズレなど)への耐性はどちらが優れていますか?
- A
BX2HT の方がミスヒット耐性が高く、特にフェースの上下左右でのズレに対して安定感があります。高弾道・つかまり良い設計が、打点のズレをある程度補うことができます。
BX1ST は精度・コントロールを重視する方向けなので、ミスヒットに対する補正力は BX2HT にやや劣る部分がありますが、ツアーモデルらしい設計でしっかり調整されたスイングで使えば非常に頼もしい性能を発揮します。
- Qどのようなゴルファーにそれぞれがおすすめですか?
- A
- BX1ST は…
・すでにフェアウェイウッドをある程度上手く打てる人で、弾道コントロールを重視したい方
・風の影響があるラフやフェアウェイで距離を落とさず、ラインを狙いたいシーンが多い方
・よりツアーモデルらしい操作性・レスポンスを求めるゴルファー - BX2HT は…
・高弾道でグリーンを確実に狙いたい/飛ばしたいゴルファー
・打点が安定しない、またはややミスが出がちな方で補正力を重視したい人
・異なるライ(ラフ、フェアウェイ、ティショット)で幅広く使いたい方
- BX1ST は…
- Qロフト角・シャフトの選択・構えた時の見た目で気をつけるポイントは?
- A
ロフト角:BX1ST, BX2HT それぞれ複数ロフトが用意されています。打ち出し角とのバランスを考えて番手を選ぶのが肝心。BX2HT はやや高弾道が出やすいため、風の影響を受けやすくなる可能性があります。逆に BX1ST はコントロール重視、低スピンの弾道を意図的に作りやすくなります。
シャフト:シャフト:弾道は主に「重さ」「硬さ(振動数)」「トルク」「EI(先・中・元の剛性配分)」「キックポイント(調子)」の組み合わせで決まります。BX1ST は操作性とスピン/打ち出しのコントロールを求めるモデルなので、やや重め・低トルク・先端しっかり目(中元〜元調子)のシャフトが相性◎。左右のブレや打ち出し角を抑え、強い中弾道を作りやすくなります。BX2HT は上がりやすさとつかまりを助けるモデルなので、中軽量帯・適度なトルク・先〜中調子(先端がやや動く)のシャフトが相性◎。打ち出しを高め、やさしくキャリーを伸ばせます。なお「ロフト」はヘッド側の要素で、シャフトの柔らかさとは別物です。球が浮き過ぎ/左に集まるなら〔重量を上げる・トルクを抑える・先端剛性高めに〕、上がらない/つかまらないなら〔重量を落とす・トルクをやや多めに・先調子寄りに〕といった調整で、ロフト選択 × シャフト特性のセット最適化を行うのがポイントです。
構えた時の見た目:BX1ST はターゲットに向けたスクエアな印象を残す設計がされていることが多く、BX2HT はややつかまり寄り・高さ重視の印象。自分が構えて安心できるフェース形状・フェースプログレッションを選択するのがいいでしょう。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。