ゴルファーのみなさん、練習やラウンドで使用したゴルフクラブをそのまま放置していませんか?
高いお金を払って購入したゴルフクラブを使用後、キャディバッグの中に入れっぱなしにしてシャフトを錆びさせてしまったりしていませんか?
道具をきれいに使いたいのだけど、どうやってお手入れしたらいいのかわからない方に、簡単なお手入れの方法と使用する道具を紹介します。

こんにちはクラブフィッターのナオです
20年以上ゴルファーのクラブ選びをサポートしています
グリップのお手入れ
砂やホコリ、手汗などの影響でぬるぬるしていたり、乾燥して硬くなってしまったり、特に左手の親指が当たる部分がちびてへこんでしまったりもします。
見た目にへこんでいるのがわかるレベルになっていればグリップ交換をしてください。
そうでなければグリップ部分にたっぷりの水をかけ、たわしやタオルでごしごしとこすり、その後乾いたタオルでしっかり水分をふき取ってください。(製品の特長として非常に柔らかいグリップはあまりこすらないでください)
これだけで、グリップの適度な密着感がよみがえります。

グリップ表面についたアブラが落ち、ツルツル滑らなくなります
水で濡らして掃除するのが面倒な方は市販のグリップクリーナーという商品が売っていますのでそれを使ってもいいと思います。
シャフトのお手入れ

カーボンシャフトの場合、お手入れをそこまで気にすることはありません
シールをはがした後につくノリがベタベタすることがあるので、シールはがしスプレーやアイアンオイルなどでふき取りましょう。
スチールシャフトやアイアンヘッドは水分が付いたまま放置すると錆びることがあるので、ゴルフプレー後は市販のアイアンオイルを布に付けしっかり拭いてください。
アイアンオイルはコーティング効果もあるので錆が付きにくくなります。
すでに錆が出ているシャフト、アイアンヘッドはメタルクラブクリーナー(チューブタイプ)を
タオルや布に塗り、それで錆が出ているシャフト、ヘッドを少し強めに拭いていきます。
少々の錆や汚れは劇的におちてピカピカになります。
(根が生えているような錆は残念ながらおちません)
その後、アイアンオイルを塗ってシャフト、アイアンヘッドを拭いておくと完璧です。
ヘッドのお手入れ

アイアン、ウェッジはフェースの溝に土や芝、ソール部分に練習場のマットのカスがこびりついています。
たわしや使い古しの歯ブラシ、市販のフェース洗浄ブラシでおとしてください。
ウッド、アイアン、ウェッジすべてのヘッド汚れがひどい場合は、メタルクラブクリーナーを布に塗り、丁寧にこすって汚れを落とします。
ウッドのテンプラ痕やくすみなどのキズではない汚れはかなり綺麗におちます。
ウッドの場合は、あまりこすりすぎると塗装が薄くなってしまうので注意しながら使用してください。

洗浄後、市販のクリーナーやオイルを塗っておくとつやが出てきれいになりますよ
以上、ゴルフクラブのお手入れの仕方でした。
練習後、ラウンド後、まめに清掃しておくと次回使用するとき気持ちがいいですね。

道具を丁寧にきれいに扱う人は、ゴルフがうまい人が多いですよ
最後までお付き合いいただきありがとうございました。